陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

98 ステラ4000  パーツ在庫無し?

2008-11-30 21:54:29 | 釣りの話
生産中止(モデルチェンジ)から6年が過ぎた、98ステラ4000
歴代ステラの中でも、デザイン的には一番好きなのだが・・・。

結局、5~6回しか使っていないだろうか?
まず、2回ほど使っただけでラインローラー周りのパーツが腐食しボロボロになり交換、
そして5~6回辺りで、フリクションリングという防水パッキンが腐食し、
これが本体と回転枠の間に切れて挟まり、
ハンドルが回せなくなるというトラブルに見舞われた。
海での使用後は直ぐに水洗いし、充分に乾燥させていたのに、
あまりにも耐久性に欠けると言うか何なのか?
スプールも、16ポンドラインが150m巻けるキャパはあるが、径が小さくエッジの抵抗が大きい為、
他メーカーの同クラスのリールに較べてルアーの飛距離がかなり落ちる。
結果、使うのが嫌になってそのまま仕舞いっぱなしになっていた。

でもまた、いつか使うかもしれないと思って、
今頃になってフリクションリングを注文したのだが。
どうも、もう在庫が無いみたいですねぇ。
シマノのウェブ・カタログを見ても、生産中止から6年が経過しているので、
一部パーツは在庫が無い可能性がありますと書かれていました。
あまり使わなかったので、自分でもそんなに年数が経っているとは思ってもいなかった。
このステラが、当時の定価で7万近く、今のNEWステラでは10万を超える定価。
それに替えスプールを注文したら、気が遠くなってしまう金額。
こんな高い品物が、
生産中止からたった5年でパーツの在庫も無くなってしまうのでは考え物です。
言ってみれば、シマノのステータスとも言えるリールなのですから、
パーツの在庫くらいは永久的に確保するくらいの姿勢(サービス)を見せて欲しいと思います。

フリクションリングが無い状態でも、防水性を無視すれば使えるけれど、
なんとか新品当時の状態に戻したいものであります。
このパーツ、何か代替品は無いものだろうか?

もうこのリールを海で使う予定は無いし、使う気にもならないけど。
4000番というサイズとは言え、
このリールに巻く糸は精々10ポンドクラスまでかなとも思えるから、
淡水のルアー釣りならばいいかな。
でも・・・
やっぱり淡水でのルアー釣りはやる気にならないなぁ。

釣り道具には、結構ボヤキが入ってしまう物が多いですね。
それにしても、高い買い物(使えない)だこと。










サザエ オールスターズ

2008-11-11 21:58:47 | Weblog
すいません、サザンではありません。
某TV番組の企画物でもありません。

新鮮な活サザエを頂きましたので、料理というほどの物ではありませんが、
早速料理しました(勿論、僕が)。
盛り付けは適当、ドサッと皿に乗せるだけです。
新鮮な物であれば、やはり刺身(写真右)が一番、肝の部分も生で。
左側は、塩を少し入れた鍋にサザエを丸ごと入れて茹でたもの。
身を取り出してから、適当にブツ切りです。
非常に軟らかくなり、歯が悪くてコリコリとした刺身は食べられないといった人にも大丈夫です。
また、はらわたをきれいに取れば、あの苦味が苦手という人にも非常に美味しく頂けます。
これに、肝を裏ごしして和えてみてもいいでしょう。
余ったら、もう少し細かくして味噌を混ぜてアジのなめろう風にすれば、こちらもまた美味。
多少の保存も利きます。

明日は、オーソドックスな壷焼きにしましょうか。
他にも、サザエをタップリと入れた炊き込み御飯も美味いし、
肉の替わりにサザエを入れたカレーなども美味しいと思います。
料理方法は色々ありますが、あまり手を加えず素材の味を生かしたものが良いですね。

あ~、美味かった~。
食欲の秋ですねぇ。








デイブ平尾さん逝く

2008-11-11 21:10:37 | 音楽
デイブ平尾
ゴールデンカップスのリーダーであり、ヴォーカル。

ゴールデンカップスの隆盛期は、あまり(ほとんど)知らない。
だが、「長い髪の少女」という曲は、よくTVなどから流れていて、
いつしか自然に口ずさむことができる歌になっていた。
そして、彼の決して上手くない歌声に魅せられていった。
いつだったか、氏が自分で開いた六本木の「ゴールデンカップス」に行った。
独特のガニマタでリズムを取り、
片手にウイスキーグラス、片手にマイクを持ち歌うその姿は、本当に楽しそうだった。
帰り際には玄関に立ち、きちんと両手で握手をしながら挨拶してくれたのが印象的だった。
いつかまた、彼が生で歌う姿を見たいと思っていたが、もう叶わぬ夢となってしまった。

デイブ平尾さん、天国でいっぱい酒を飲んで欲しいと思います。
そしてまた、あの笑顔で歌ってください。
そうだなぁ~、「本牧ブルース」でもリクエストしようか・・・。






ヒラスズキタックル その2

2008-11-09 23:12:52 | 釣りの話
こちらは、振り出しの竿とリール。
14フィートと15フィートの2本。
主に、足場の高い磯場での使用が主となる。
荒れた海での釣りが多くなるヒラスズキ釣り、
特に足場が高くハエ根が張り出しているようなポイントでは、
こういった長さは我が身を守る為にも必要かと思う。
竿が短ければ、ポイントを探るのにも魚を取り込むのにも、あと一歩と磯の前に出がちだ。
あと一歩を踏み出したが為に、水難事故に遭ってしまう人も少なくない。

下は、ダイワ パシフィックファントムZ14フィート
ダイワ製品をボロクソに言うことが多い自分だが、この竿には全幅の信頼を置いていた。
細身で軽量、そして値段も、他の同クラスの竿と比べれば格安だった。
振った感じはかなり柔らかく、ちょっと頼りなげに見えるが、
細身故、風速20mを越えるような強風時にも振り抜けるし、胴にもパワーがありタメが利く。
もちろん、不意の大物とも充分に渡り合える。
糸を全く出さずのガチンコ勝負には向かないが、
この竿でメータークラスのヒラマサや真鯛も獲っている。
15フィートでは長すぎる(扱いづらい)、13フィートでは短すぎる。
そんな場面が多く、この竿は最も重宝した1本だと言える。
本当に良い竿だったが、現在は製造されていないのが残念だ。
因みに、この竿と同時期に売られていた、
値段が倍もする同メーカーの印籠継ぎの高級品は、
全く使用に耐える物ではなかったと付け加えておこう。

上の竿が、ガマカツ レンジシャフト15フィート
こちらは、ウネリの強いような場面で、強引なやり取りが必要とされる場面での出番が多かった。
玉網やギャフでの取り込みが危険な状況下、
60センチクラスならゴボウ抜き、80センチクラスでもズリ上げることが出来る。
パシフィックファントムとは意味の違うパワーロッドと言えるだろう。
その長さゆえ、太く重たく、パシフィックファントムに較べ、かなり硬い。
当然、かなり扱いにくくなる竿だろう。
穂先のガイドロックの部分が、
一度潮を被っただけでデロデロと塗料?が剥がれてしまうなどの欠点もあった。
外道として青物が掛かった時、パシフィックファントムはやんわりと疾走を止めてくれるのに対し、
こういった硬い竿で掛けると激しく走り回り、
結果として瀬ズレなどでバラスことが多かったような気もする。
この竿も、今は製造されていない(のかな?)
15フィートといった長さの竿も、今ではダイワから平狂という軽量の竿が出ているので、
かなり扱いやすくなっているだろう。

リールに関しては、ダイワ、シマノ共にトラブルが多く、
最終的にペン5500ssに落ち着いた経緯がある。
ペン5500ssは、激しい使用にもノントラブル。
それに、ステラ1台の値段で4~5台も買えてしまうのだから、今では迷わずこちらを選ぶだろう。
ただ、ハンドルをどんな位置にしてもキャスト時にベールが返りやすいのが難点か?

この当時のダイワのリール(トーナメントZ、トーナメントX)は、
ハンドルの回転性能が悪く、ギヤ(ストッパー)があっけなく破損してしまうという、
致命的な欠陥(としか思えない)があった。
番外として、ガマカツレンジシャフトに組み合わせて使ったのが、
ソルティガブラストというジギング用のリール。
重い竿には、逆に重いリールを装着してしまったほうが持ち重り感が軽減される。
ソルティガに関しては、トラブルは無い。
シマノのステラは、言わずと知れた国産の最高峰(値段も使い心地も)。
だが、Oーリングなどのパッキン類や、ラインローラー周りの部品があまりにも耐久性が無い。
塗装もすぐに浮いてしまい、
7万円(くらいだった)という値段を考えれば、度重なる釣行では使用を躊躇ってしまう。
スプールが小さいのも宜しくない。

ペン5500ssにラインを巻く際には、
巻~いて巻~いて手巻き寿司。
の要領で(全然違うか)、手巻きでギッチリと逆テーパーに巻きましょう。
そしてスプール容量の3分の2程度に留めておけば、16ポンドクラスならノントラブル。
元々大径のスプールだし、スプールエッジの抵抗も少ないので、
飛距離にも影響ありません。
ボナンザを一吹きしておけば、さらに完璧。
こんなちょっとした工夫をすれば、
もうこれは国産のリールを凌駕する物へと生まれ変わるのです。

海から離れて数年、今の製品ではもう改良がなされているでしょう。
参考にはならないと思いますが・・・。

















ヒラスズキタックル その1

2008-11-08 20:53:50 | 釣りの話
寒風吹きすさぶ磯、白く打ち砕かれる波。
今頃の季節になると、ヒラスズキが恋しくなる。

今では(群馬からでは)、ヒラスズキのいる場所へ行く事はちょっと無理。
ヒラスズキ用のタックルは仕舞いっぱなしになっているが、
やはりたまには引っ張り出して、手入れをしてやる。
海で使った竿やリールは、完璧に手入れをして仕舞ったつもりでも、
金属部分に、いつのまにか錆が浮いてしまっていたなんてことも多いので。

写真の竿は
UFMウエダ プラッギングスペシャル 3ピースの13フィートと2ピース11フィートの2本。
どちらかと言えば、割と低い磯で使用した竿だ。

これ以前にも、ダイワやダイコーといったメーカーの中からヒラスズキ用の竿を何本も使ったが、
どれもこれも気に入らず、ちょっと使っては人に進呈してしまうということの繰り返しだった。
だが、このプラッギングスペシャルを手に入れてからは、
それまでのヒラスズキ用の竿に対する不満は全て消え去った。


グリップ上部に描かれたロゴ部分のアカメがいい。
いやがおうでも、夢をかき立ててくれる。


13フィートの竿の、印籠継ぎのジョイント部分(元竿と2番)
こちらは、磯で転倒した際に、ジョイント部の直ぐ下から一度折っている。
だがこれは、元竿をそっくり交換という形ではなく修理してもらったものだ。
多少の手間は掛かるがその仕事は完璧で、思わず「いい仕事してるねぇ」と唸ってしまう。
また、修理や交換に伴いジョイント部分の調整なども同時にしてくれる。
ここら辺は、大手のメーカーには絶対に真似の出来ない職人技だ。

またいつか・・・。
この竿を振りたい。
























休日

2008-11-04 20:24:32 | Weblog
旧信越線 碓氷第三橋梁(通称めがね橋)
日本最大の煉瓦作りアーチ橋

紅葉はどうかなと、プチドライブ。
どうもこの辺りは、あまり鮮やかな紅や黄とはならないですね。
だが、この橋の直下を流れる渓流の水音が心地よい。
橋の上は、遊歩道となっており、格好のハイキングコースとなっている。
でもやはり、下から見て機関車が走っていた頃の姿を想像したほうがいい。
ちょっと時代が遡りしたような錯覚を覚える。


こんな看板も



こちらは、霧積湖という小さなダム湖
湖岸には殆ど降りる場所はありません。
山の上は紅葉していますが、周囲は杉ばかりなので、色付きません。

そして温泉へ・・・。

風呂上りには、いつもこれ

美味しいんです。

人相の悪い男が、こんなの飲んでいるんですから、
きっと、人は指差して笑っていることでしょう。
普通の自販機では、見かけたことがありませんが、JT産業で製造されているようです。

温泉は、この身体には良くないようです。
湯に浸かっている間は、少しは痛みも緩和され気持ちいいのですが、
上がってからがどうもいけません。
心臓の鼓動がおかしくなり、疲れもだるさも異状に酷くなります。
それでも、ほんの束の間、痛みが和らいでくれるほうがいいかなぁと思います。

平日でしたが、碓氷峠は紅葉見物の人たちで賑わっていました。
めがね橋から、もうちょっと上っていけば紅葉も綺麗ですね。
峠を駆け抜ける自転車が気持ち良さそうだったなぁ。
MTBで峠や林道を散策できたらと思うのですが、
悲しいかな、今の足では自転車を漕げないのが残念だ。

しかし、まったりとした休日だこと。
刺激が足りな過ぎるのよ、刺激が・・・。