陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

さて困った

2006-08-05 00:39:55 | 脳脊髄液減少症
どうも、僕の親類から脳脊髄液減少症の疑いが強い人間が出てきた。
話しを聞くと、数年前の交通事故後から激しい頭痛、眩暈、吐き気に悩まされているようだ。
そしてやはり、ドクターショッピングを繰り返し、
数々の心無い言葉を吐かれたらしい。
僕は十数年ぶりに会って、その話しを聞いたのだが。

一応は、現在こういう治療法があって、
僕はこういう経験があるよとは話しをしたのだが・・・。

僕自身は別に、脳脊髄液減少症治療の為の実験台になってもいいと思っている。
(今となってはの話しだし、結果が後に残されれば(役立てば)の但し書きは付くが)
だが、今の脳脊髄液減少症の治療を人に勧める気にはなれなくなってしまったのだ。
それで困ってしまった。

その点、このブログを書き始めた当初とは、かなり変わってしまった。
これは、僕のブログを読み続けてくれている方には申し訳なく思っている。
でも、僕自身が経験した事、感じた事、これを嘘偽り無く書いていくことも
大切な事だと思っている。
僕の治療経験から得た物、多くの患者さんの話しを聞く度、知る度、
ある種、失望にも似た様な気持ちばかりが強くなっていく。

しかし一応は、病院を教えて、検査を受けるように勧めておいた。
何もしないよりは、原因が分かるだけでも、少しは気持ちが楽になれるんじゃないかと。
まあ、これについては、髄液漏れが分かって重大な病気だと落胆する人と別れるようだが。
ただ、ブラッドパッチについては、医師が言うような、
リスクの少ない治療だとは言わなかった(言えなかった)
リスクは大きいかもしれないが、数多くある症状のうちの幾つかは治るかもしれない。
そう言うしかなかった。だから、強くは勧められる治療ではないよ、と。
色々と話し合った結果、受けてみる価値はあるだろうとの結論になった。

心配だ。

さて、そうやって人の心配をしている僕だが、
昨日は、死の恐怖さえ襲ってきた。
椅子に数時間座っていたのだが、首の痛みが酷くなってきたと思った途端、
動悸が激しくなり、同時に胸が締め付けられて呼吸困難な状態に陥った。
頭が朦朧としてきて、非常に怖い思いをした。
これは、救急車を呼ばなければヤバイかなとも思ったが、何とか凌ぎ切った。
自分の心配は、どうしたらいいのだろうと思った。

これから先、僕は一体どうなるのだろうか・・・?