陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

シーズン中だけど

2009-07-29 21:11:53 | 渓流タモ



シーズン中ですが、7月は気力が出ずに家でグッタリとして過ごす日が多かったです。
そんな日は、タモの補修や塗装などを行っていました。
まあちょっと、手付かずだったせいもありますが。

右側のタモですが、完成品として使っていた物を頂いたのですが(前記済み)。
枠に修正を加え、鹿角を付け、透明を10回ほど塗りリメイク完了としていた物です。
ですが、やはりひび割れ部分が隠せなかったり、塗料の乗りが悪かったりで、
そのまま網を付けてしまうには、今一気の乗らない部分がありました。
そこでまた、色を塗り替える事にしました。
木目を生かせなくなってしまうが、この際、濃い色で塗ってしまうかと、
カシューのこげ茶を10回ほど塗って、コンパウンドで磨いたところまで来ました。
こうして見ると、自然の木目は無いが、これはこれで非常に良い色が出ました。
結構、いいでしょう?
使い込んでいけば、色にも深みが増していくでしょう。
籐でアクセントを付け、後はこの上に、クリアーを塗り重ねていきます。
籐の段差が埋まるまで工程を重ねていきますので、まだ結構先は長いですが、
完成が近づいてきました。
この枠を貰った人に、生まれ変わった姿を早く見せねばなりません。
でも、夏場の塗装はなるべくなら止めておいたほうが無難ですね。
乾燥が早過ぎて(表面だけ)、気泡が出来たりシワが出来たりと、苦労しました。
カシューと言えども、やはり冬場に塗り、
湿気のある風呂場などでジックリと乾燥させたほうが綺麗に仕上がります。
さて、この段階まできたので、装着する網を購入しました。
2ミリ目の30センチ径で5000円。ついでに、仕付け糸までオマケだぁ。
行きつけの釣具店で無理を言って(駄々をこねてかな?)、安くしてもらいました。
30センチ径、2ミリ目だと、普通は1万円前後の品物ですから、お買い得でしたねぇ。
1万円じゃぁ、ちょっと買うのを考えてしまった。
いや、買えないです。


左のタモは、今年の完成後、かなり活躍してくれてます。
ですが、腰に差したまま何回も転倒した結果、
鹿角と柄の装着面を、バキリとやってしまいました。
こちらも現在、補修中です。

こういった、天然木で手作りしたタモは、市販のステンレスやチタンを使ったタモのように、
メンテナンスフリーとはいきません。
ですが、こうやって手を掛け使っていくと、非常に愛着が湧いてくるものです。

あぁ、でも、冬場にやることが無くなってしまったかな?








魚野川釣行 厳しい釣りだった

2009-07-28 17:10:15 | 釣行記 魚野川編
始めに。
各地で、豪雨や突風被害が相次いでおります。
お見舞い申し上げると同時に、一日も早い復興がなされるよう、お祈りしています。


さて、ほぼ一ヶ月振りの釣りになってしまいましたが、27,28日と魚野川に行ってきました。
釣りをした範囲は、石打から六日町地区です。

夏休みも正月休みも全く関係ない為、二日間の有給休暇を申請して、ワクワクとして毎日を過ごしていましたが・・・。
予定日が近くなるに連れ、天気予報がどんどん悪くなっていきます。
日曜日、仕事が終わってから出発する予定を立てていましたが、当日も激しい雷雨がありました。
これはちょっと、止めた方が無難かなと、かなり迷いました。
帰宅してから、魚野川の水位や天気、近郊の雨量などをパソコンでチェックすると。
26日夕、土樽でなんと、17時からの一時間雨量が36ミリにも達しています。
上流部での雨はヤバイので、出発を遅らせ、暫くの間はパソコン画面と睨めっこです。
下手をすれば、鉄砲水の恐れもあります。
暫くの間、水位グラフを見ていると、徐々にではありますが、下がってきました。
26日夜も、もう降りそうにありません。
翌朝になれば、多少の増水はあっても釣りの出来そうな感じだと思います。
意を決して、出発する事にしました。


初日の夜明け  どんよりとした空です。

釣行初日。
川は、平水位よりも40~50センチ高水といった感じ。
ちょっと濁りがキツイかなと思いますが、釣りにならないほどではありません。
ただ、川で会った本流師によると、この日の下流部は泥濁りだったそうな。


小さいけど、初日の一匹目

朝の2時間で、23センチほどのヤマメが2匹。
厳しい出だしになってしまいました。
アタリも喰い方も、渋いなぁ~。
ハヤでさえ、いつものアタリではありません。
まとまった雨で、かなり水温が下がっているのかも知れません?
それとも、鮎釣りで賑わっているから、ヤマメも怯えてしまっているのでしょうか?
この2日間、平日だと言うのに、物凄い数の鮎釣り師です。
鮎師のいない所を探して入っても、すぐに車がやって来て、
一言の挨拶も無しに、人の、すぐ上と下にバチャバチャと入ってしまうのですから、始末に負えません。
今の時期は、鮎師優先にしてやっても仕方無いかなと、諦めを付けて移動。
その繰り返し。
しかし、年配の人間ほどマナーが悪いのはどういう事なんだろう?

雨の中、あっちへウロウロ、こっちへウロウロといった感じで数箇所を探りますが、
全く気配無しといった感じで、時折釣れるのはハヤと稚魚のヤマメのみ。
移動時間が多いので、実質半日ほどの釣りだったが、
その後28センチのヤマメを追加したのみで、初日の釣りを終了。
この日会った数人の本流師は、一匹も釣れなかったそうです。
この時点で、諦めて帰ろうかとも思ったが、夜に降らなければ状況も変わるだろうと、
取りあえずは何時ものように、車中泊。
それにしても、夏場の車中泊はキツイなぁ、やっぱり。

初日釣果

    ヤマメ 23センチ 2匹    
        28センチ 1匹


二日目  釣れども釣れども(うんざり)


こんな水量でも、平水に落ちました。

朝一に入ったポイント、反応無し(汗)
写真の場所とも関係無しです。

二箇所目のポイントで


二枚とも同じ魚です。
ニジマス 51センチ
太くて、パワーありました。
興奮するし、ファイトは最高だが・・・。
やっぱり、大ヤマメが欲しいよね。

三箇所目のポイントで、その子分に悩まされる事になろうとは・・・。

どうやら、竿抜けポイントに当たったようで、入れ食いモード突入。
しかし、釣れども釣れども小型のニジマスばかり。
ヤマメも4匹ほど混ざってくれたものの、
「またかっ」「またかっ」の連続で少々げんなりとしてきました(釣れてくれるだけ嬉しいのですが)
体もそろそろ音を上げて、時計を見ると12時ちょうど。
恐らく、いや間違いなく、雷雨も近づいてくるだろう。
「終わろう」
2日間の釣りを終える事にしました。

結局、大型のヤマメは出ず、ニジマスを含めた数釣りは出来たものの、
厳しい釣りだったなぁ、と言うのが素直な感想です。
でもやっぱり、魚野川は良いなぁ。

本日のオマケ


浅場を歩くと、カジカが驚いて河原に飛び出してきました。
至る所で、こんな光景が見られるのは、やっぱり川が豊かな証しでしょう。


二日目釣果
      
     ヤマメ  22センチ~27センチ 4匹
     ニジマス 51センチ 1匹
          22センチ位~31,32センチ位 10数匹

またしても、ヤマメに関しては不完全燃焼のまま終わってしまいました・・・。
尚、当ブログでは釣りをした詳しい場所は明かしません(大まかな地区名以外)。
これは、地元釣り人に対するマナーかなとも思いますので、御了承下さい。


竿  ファイヤァウルフP2
   ハイパードリフトサツキ

道糸 0.5号~0.8号
ハリスも同じ

ガン球 B~鮎球0.5号×2個掛けまで
針  メーカー各種 7号~9号
餌  太ミミズ

総走行距離 360キロ
 

   


























折れたな

2009-07-13 20:04:13 | Weblog
多分、いや、間違いなくアバラ骨折れてます。
何かに押されるように、コンクリートブロックに胸から激突。
これで何度目か・・・。
もう、馴れっこになってしまいました。

仕事も行ってます。
医者に行っても、アバラじゃね。
コルセットで固定するくらいしか、処置の仕様が無いから行きません。
1週間もすれば、痛みも引くでしょう。
こんな、痛みだけの痛み(?)があったほうが、
首の痛みが紛れて、かえっていいかもしれない

明後日は休みなんだけど、用事が無ければ、サラシでもギュっと巻いて釣り場に立っているでしょう。
今週は野暮用があって、釣りには行けません。




脱落防止

2009-07-08 20:16:13 | 釣りの話
脱落して失くしてしまった尻栓。
注文していた物が来ました。
二つで千円。

ファイヤァウルフP2と、ハイパードリフトサツキ、全く同じパーツが使用されています。

これを、そのまま使用したのでは、またすぐに無くなってしまうのは間違いありません。
そこで、配管用のシールテープを買ってきて(48円だったかな)、巻いてみました。
これで締めこめば、使用中に緩んでしまうなんてことも無くなるでしょう。

しかし、こんな処置をせねば、まともに使えないなんて、ふざけてますね。







竿と餌を積んで 向った先は

2009-07-07 19:29:19 | Weblog
今日は仕事が休みでしたが、朝、起きられませんでした。
ここの所、ずっと寝不足です。
平均で3~4時間、休日になると、釣りの為に更に早起きで2~3時間の睡眠時間。
さすがにグッタリと参っていました。

そんな訳で、今日は二度寝をしてしまって、起きたら何と11時。
いや~、久し振りによく寝ました。

それでも昼過ぎ、一振りしてこようかと、竿と餌を車に積んで、家を出ます。
でも、暑いし身体はだるいしで、気持ちが乗りません。
その時、涼しげな一軒のお店が・・・。
軍資金は無いけど、ちょっと涼んで、千円だけと、スロットコーナーへ。
久々に入ってしまいました。
竿と餌を積んで、何でパチンコ店にいるのか、自分でも良く理解出来ません。

「バイオハザード」
ほんの10回転ほどで、レギュラー。
そして、すぐにビッグ。
バイオハザード突入。
なんとこれが、プレミアバイオハザードでした。
サクサクっと、2500枚ほど出して、それから200回ほど回したところで、
すぐに交換。
2100枚を換金しました。

ずっと行っていないと、少しは運も溜まっているのでしょうか?
たまには、こんなこともないとねぇ。

涼しい所で、ちょっぴり熱くなれました。
でももしかして、大物と出会う運まで使ってしまったかな?






大物への近道

2009-07-06 20:38:47 | 釣りの話
はい、非常にクダラナイ話しです。

大物を釣る一番の近道。
それは何と言っても、お金と時間を使うことです。
すぐ近くに、大物が釣れる良い川がある人は別ですが。
あちらの川で釣れていると聞けば、あちらの川にすっ飛んで行き、
こちらの川で釣れていると聞けば、こちらの川にすっ飛んで行く。
そんなことが出来る人は、確実に大物を釣り上げます。

遠征と言うほどの遠征ではない釣行でも、
一回遠出した後は、暫くの間は近場で我慢の今日この頃。
あっちへこっちへと飛び回っていた頃が、懐かしく思えてしまいます。

利根川でさえ、今年はまだ3回しか行ってないんだっけ・・・。


久し振りに振りました

2009-07-04 20:00:29 | 釣行記


郡上あまご、久し振りに振ってきました。

ジメジメとした天気が続いて、渓流釣りには良い季節です。
しかし・・・
身体には最悪です。
首から背中に掛けて、鉛が入っているようだし、今までにない酷い痛みが、腕に出ています。
手も足も痙攣が続いて、今日は休竿日の予定でした。
でも、半日も家の中にいると悶々としてしまって、かえって精神状態に良くない。
結局、夕方になって竿を振ってしまいました(苦笑)
足がもつれて何度も転んで、惨めです。


久し振りに振った、郡上あまご。
綺麗な魚が相手をしてくれました。

上の写真と同じ魚ですが
鱗一枚剥がれていないし、何とも綺麗なパーマークです。
今年は、こんな綺麗な魚が多いので、結構満足しています。

やっぱり、郡上竿は良いなぁ。
8.1は持ち重り感が半端じゃ無かったけど、7.2の重さなら苦にはなりません。
慣れてしまえば、5号とか7号なんて軽いガン球でも、楽に振り込めるんですよねぇ。
勿論、本領を発揮するのは魚が掛かってからです。
ホント、良い竿です。
余計な飾りが無いのが、尚更好感を持てます。
現在、メーカー各社から、郡上竿を手本とする竿が何本か出ていますが、
やはり、本物の郡上竿とは違い過ぎるかな?と思います。

昨年、8.1を折ってしまったから、今ある7.2を大事に使っていきたいと思っています。
いつまでも現役でね。


オマケ

ちょっと歩けば、こんなゴミばかり。
捨てていくんじゃぁ無ぇよ!!
てかさぁ、仕掛けくらいは自分で作れよって感じですが。
何故、自分のポケットに入れられないのですかねぇ。


釣果 ヤマメ 28センチ

竿  郡上あまご72
















碓氷川の鮎釣り

2009-07-03 22:52:46 | 釣りの話
鮎釣りはしないので静観していましたが、碓氷川の鮎は、どうだったのでしょうか?
解禁後数日は、大型を含めて数釣りが出来たようです。
それが評判を呼んで、慌てて年券を購入された方も多いようですね。
ですが、それも束の間、一週間を過ぎた頃から、ボチボチとしか釣れない状況になったようです。
もともと、放流量が余りにも少ないのですから、それは当たり前のことです。
ほんの狭い区間に放流された、数の少ない魚なんですから。

解禁から数日の碓氷川は、それはもう凄い人出でした。
散らばってしまった鮎もいるでしょうが、狭い区間にしか放されていない数少ない鮎が、
ほんの数日で釣れなくなってしまうのは、誰が考えても明白です。

ゾーニングというのは本来、ここは天然の魚を守る区間、ここは成魚放流(或いは稚魚放流)を盛んにする区間、
ここは禁漁区、ここはキャッチ&リリース区間というように、魚を守る為、増やす為に行われる手段です。

何故、碓氷川では、本来のゾーニングと大きく懸け離れたようなことが行われるのでしょうか?
鮎もヤマメも、すぐに釣り切られてしまうような放流方法は、全く理解が出来ません。
最もそれ以前に、入漁料に見合った放流量が確保されていないという事実があるのですが。

解禁直後は大評判だった、碓氷川の鮎釣りですが、
二週間が過ぎた今、釣り人たちの多くは、手の平返しになってしまいました。
今年は、渓流釣りファンからも苦情が出ていないそうですが、
さて、その真実のほどはどうでしょうか?
本来の渓流釣りファンは、もう、とっくに見限っている。
成魚放流の魚目当ての人間しか来ない(上流部を例外として)。
だから苦情も出ない。
それが真実なのではないでしょうか?

嵐が過ぎ去ったかのような碓氷川、代わりに残される代償は、
取り返しのつかない、きっと大きなものになる筈です。








ダイワ病

2009-07-01 20:33:09 | 釣りの話
ダイワ病とは?

竿においては、尻栓の脱落が多発。
風を堪えると、簡単に折れる。
振込みの際にも、簡単に折れる。
など、多種多彩な重症状を呈する。

リールにおいては、ギヤの破損、巻き取り時のゴリゴリ感(酷ければ回らなくなる)など、
非常に致命的で重大な欠陥がある。
ルアー釣りに使用するスピニングリールなど、
卸したその日に、ギヤの逆転が発生してしまうことなどは、ザラだ。
過去には、ベイトリールにおいても同様のことがあった。

一昨日、魚野川での釣りにおいて、コインでガチガチに締めておいたにも関わらず、
二度も尻栓が脱落していた。
一度目は、朝、ほんの数十分振っただけで、気が付いたら無かった。
二度目は、ニジマスとのやりとりの最中。
振り込んだとき、尻栓があったのを確認していた。
魚を取り込んで竿尻を見ると、またまた脱落が発覚。
こんな物に気を取られながら釣りをしていたら、集中出来なくなってしまいます。
もっと、螺子山を深くするなり何なりして、改善するべきだろう。
今度からは、シールテープでも巻いてから、尻栓を取り付けてみようか?
それで改善するかどうかは分からないが。
それとも、釣りをする時には、ビニールテープで留めてしまおうか。

いずれにしても、ユーザー側に、使い方の問題がある訳ではない。
殆どのユーザーに指摘されていながら、全く改善をしないメーカー。
ダイワは、修理代とかパーツ代で儲けようとでもしているのだろうか?