陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

釣りカタログを見て

2007-02-28 22:44:33 | 釣りの話
明日、日本全国の多くの河川で渓流釣りが解禁となる。
春到来、今年も各地で数々のドラマが生まれることだろう。

さて今年も2月に大阪、横浜でのフィッシングショーがあり、
2007年の新製品が発表されたが、カタログを見てビックリしてしまった。

ある釣具メーカーの中から、価格差が一番ある鮎竿を例にとってみよう。
最高級品が68万、最廉価品が3万7千円となっている。
一体この価格差はどこからくるのか?
まあそれは使ってみれば一目瞭然なのではあるが・・・。
ピンは御覧の通り、ずば抜けて高いが、中級品で20~30万といったところだ。
数万円といった安い物は(安くはないが)、ちょっと・・・。
安かろう悪かろうといった感があるのは否めない。

釣りのカタログを見ていると、
果たして今の日本はそんなに豊かな国なのだろうかと思ってしまう。

鮎竿というのは、長く軽く強くといった大きな矛盾を抱えた問題をクリアしなければならず、
当然、技術の粋を集めて作られる。
だからある程度価格が高くなってしまうのは仕方の無い事なのだが、
それにしても溜め息が出てしまいますね。

そして、釣りというのは、竿が一本あればそれでいいのかと問えば、さにあらず。
その場その場に合わせた竿が必要になってくるのですから、
最低2本揃えたとしても、数十万円のお金が吹っ飛んでいく計算になります。
いや、当然竿の他にも多くの道具が必要になるのですから、
下手をすれば百万円という想像も出来ないような金額が・・・。
勿論、全てそんな高級品を揃える必要などありませんが。
まあそれでも、鮎釣りや渓流釣りなどは、一度道具を揃えてしまえば、
あとの釣り自体はそれほどお金は掛からないほうかな?
交通費、遠征すれば宿泊費や食事代、糸や針などの消耗品(これが結構高い)、
オトリ代など。
川の近くに住んでいなければ、やはり相当のお金が吹っ飛んでいきます。

もう一つ例にとってみると、そうですね、磯のメジナ釣りなどを挙げてみましょうか。
交通費や宿泊費、消耗品に加え、渡船に5千円から1万円(近場で)、
一日の餌代コマセ代としてやはり一万円近くもかかってしまいます。
消耗品、と簡単に書きましたが、針に結ぶハリス一巻き50m、
これが大体2千円から3千円します。
これを一日の釣りで一巻き二巻き使い切ってしまうこともあります。
そして、リールに巻く道糸なども、2~3回の釣行で新品と巻き換えます。

こう書いてきただけで、釣りという趣味は何と贅沢な趣味なんだろうと思います。
勿論、近くの川や池で、クチボソ(モツゴ)やダボハゼなどと遊んでいる範囲なら、
この限りではありません。
数千円で全ての道具が揃い、餌代も数百円(自分で採取すればタダ)で済むのですから。
しかし、狙う魚種が増えれば増えるほど、
釣りに行く機会が増えれば増えるほど、道具がワンセットまたワンセットと増えていきます。

今の20代から30代の年齢層で、釣りを趣味にしたいと思う人は殆どいないそうです。
対して、50代から60代の人の中では釣りを趣味にしたいという人はすごく多いようです。

若い人から釣りが人気がなくなったのは、
お金がかかるという事や、ブラックバス釣りの人気が凋落した問題なども多いと思います。
50代、60代といった人たちは、余生をどう過ごすかと考えた時に、
釣りという趣味が頭に浮かぶんでしょうね。
ブラックバスブームに乗っかって増えた釣り人口の激減は、
個人的には喜ばしい事です。
ブラックバス問題については多くの人が討論しているようですので、
今回は触れませんが。

釣りのカタログを見てワクワクできた時代は、僕にとって終わりを迎えました。
だってとても手の届く範囲の物ではなくなってしまいましたから。
釣りという趣味を持つこと自体、贅沢になってしまいました。
先進国の中で日本は、貧乏を感じる度合いは一番だそうです。
なのに何で身の回りには贅沢品が溢れているのでしょうか?

僕が今まで釣りに使ったお金に車、(小さな声で女遊びと付け加えましょうか)
全部ひっくるめたら、都内に立派な注文住宅が建っていたでしょうね。
僕は放蕩三昧の道楽人、馬鹿な遊び人だったのです。
まあ、例えとして、釣りする馬鹿などと揶揄されることも多いですから、
それを地でいった感じですね。
今ですか・・・?
それは聞かないでやってください。

貧乏をどうやって謳歌すればいいのか?
それが今の課題です。

お金以前の問題として、釣りの楽しめる体でなくなってしまいましたし・・・。

釣りカタログを眺めながら、色々な思いが駆け巡った一日でした。
その分、ちょっとは楽しめたかもしれませんが。
















食事

2007-02-27 21:28:22 | 脳脊髄液減少症
食事が楽しくない。
本来なら、睡眠と同様、息抜きが出来る時間であるべきなのだが。

まず第一に、食事の時の姿勢が辛いという事もあるのだが、
手を動かす事に凄く大きな意識を注がなければならないので、疲れてしまうのだ。
目的の場所(おかず、御飯)に箸先を持っていく、挟む、そして口元まで持ってくる。
そんな当たり前の一連の作業がまともに出来ない。
脳からの命令が、素直に伝わらないといった感じだ。

指の痺れや、握力の低下で箸が持ち辛くなった時でも、
イライラする感じは持たなかった。
それだけでは、意識を集中させる必要までは感じなかったからだ。

今日は食事の途中でブチ斬れ、箸を投げ出してしまった。
自分自身に腹が立った。
自分の体に対して、そんな些細な苛立ちもコントロール出来ない自分の気持ちに対して。

眠っている時にも痛みに対する苛立ちで目が覚める。

気が休まる時間は無い。

今日は仕事は休みだったが、用事で2時間ほど出かけた以外、
ただひたすら寝ていた・・・。





一年

2007-02-26 23:35:24 | 脳脊髄液減少症
このブログを開設してちょうど一年、仕事復帰をしてから半年が過ぎた。
長いようで短く、ただ何となく時間だけが過ぎていくという感じだ。

ブログに関しては、脳脊髄液減少症の事を中心に、
他の事は本当に他愛もない内容になってしまっている。
この一年、脳脊髄液減少症における闘病や治療様々な事に関して、
考え方の変化や気持ちの変化も大きかったが、
日々、感じた事を素直に書き綴ってきたつもりだ。
いい事も悪い事も含めて・・・。

自分の症状は平行線を辿ったまま。
いや、悪化を辿っているかもしれない。
脳脊髄液減少症という病気を(あるいは病名に対して)
取り巻く環境も、後退しているとしか思えない。
現実は厳しい。
脳脊髄液減少症に対しての治療はたった一つ。
ブラッドパッチしかない。
鍼灸、マッサージ、温熱療法、漢方などといった保存療法を除いては・・・。
その現実が変わってくれないと、もう何をどうやって伝えればいいのか分からない。

最近、疲れが激しい(疲れの感じ方が)。
このブログがこの先どうなるのか、自分でも分からないが、
多分この先もこんな感じでだらだら続いていくのだろうが。

そして恐らく、一生この病気と闘っていかなくてはならないのだろう。

何か疲れた・・・。













NHK衛星 GS大全集

2007-02-17 23:02:16 | 音楽
最近TVを殆ど観なくなったが、久し振りに見入ってしまった。

今日の夜8時から衛星第二で放送されたGS大全集。
僕はGSの世代ではない。
子供の頃、お兄さんお姉さんが騒いでいたという記憶ぐらいしかないが、
リバイバルヒットなどで、そのサウンドが好きになった。
いや、実にいいですね。

何故か殆どの歌を歌えるんですね。
一度聴いたら耳に残る、そんな感覚です。
どの人(グループ)の歌も楽しく聴いたが、
湯原昌幸、加橋かつみの歌の上手いことったら。

でも、一グループだけ僕の知らないバンドがありました。
それが「ハプニングス・フォー」というバンド。
GSと一括りにしてしまうには、余りにも勿体無い。
というか、GSとは全く存在感が違う次元の音楽でした。
滅茶苦茶カッコいいし、滅茶苦茶上手いですね。
R&B、ラテンの匂いを感じさせます。
ツインキーボードは、プロコルハルムの「青い影」を連想させるような所もあるし。
作詞作曲者の名前を見てみると、ウン?
クニ河内と書いてある。
クニ河内、チト河内の名前なら知ってます。
「透明人間」という歌が微かに記憶に残っているし、
多くのミュージシャンにも楽曲を提供してますしね。
あの人達がいたのが「ハプニングス・フォー」というバンドだったんですね。
ヴォーカルは、トメ北川さんというらしいです。
何だか皆さん面白い名前ですが、この人の歌声は甘くセクシー。
何であんな風に歌えるの?そう思ってしまうほどです。
絶対に今の若い人には歌えませんね、あんな歌は。

最近になって「ハプニングス・フォー」として再活動しているらしいので、
断然聴きたくなってしまいました。

ところで、CDって出てる(残ってる)のでしょうか?
あったら絶対に買うぞ!!

なんか久し振りにこんな時間に起きています。
ちょっと興奮。

目は口ほどに物を言い

2007-02-16 22:36:03 | Weblog
目を見て分かる職業。
代表的なものとして、刑事、ヤクザ(経済ヤクザは分からない人も多いが)
職業軍人(今の日本に現役はいないので、傭兵などで最前線を渡り歩いている人間など)
これらの人は一目見て大体分かる。

そしてもう一つ、これは職業ではないが、宗教に傾倒している人間。
これが一番始末が悪い。
勿論、宗教を信心している全ての人間というわけではないので誤解のないように。
僕は無宗教だが、神や仏を信心する心は持っている。

職業で挙げた人種の目とは全く異質の物を持っている。
前者は独特の鋭い眼光または極めて冷酷な眼差し。
宗教に傾倒している人間の目は何とも表現のしようのない気持ち悪ささえ感じてしまう。
その目を見ただけで、その目で見られただけで背筋にゾクゾクと悪寒が走る。
それこそ、物の怪に憑かれた人間とは思えない目だ。
本人は勿論分かってはいないのだろうが。

ある宗教団体(カルト教団と呼ばれるようなものではない)の施設に
設備の点検に入った事があるが、
数分いただけでその雰囲気に耐えられなくなった事がある。
またある時は、病気を治してくれると言うので、
珍し物見たさで体を診てもらいに行った事もある。
一番凄い力を持っているという人に診てもらった結果、
「あなたの体は物凄く悪くて、私には治せない」と言われてしまった笑い話のような事もある。
これは裏を返せば、僕が入信するような人間ではないと読み取った結果の言葉とも取れる。
その場に居た人は完全に目がイってしまっていた。
その時も早々にその場を逃げ出した事は間違いない。

宗教に傾倒している本人が、それで幸せだと感じるのなら、それはそれでいいと思う。
しかし、それを他人に押し付けるような行為は、迷惑に他ならない。
他人をも幸せに出来ると思って(あるいは思い込んで)いることが大きな間違いだ。
僕は私はこの宗教を信心しているから絶対に幸せになれるんだと言う人がいるが、
宗教活動、勧誘活動に使っている時間を、もっと他の事に使えよ。
そう言いたいものだ。
そうしたら間違いなく幸せになれますよ。
どうしてそれに気付かないのだろう・・・。

僕の知人は、失火から家を全焼してしまったが、
その焼け跡を整理している間中、宗教の勧誘がしつこくやってきて閉口したそうだ。
「あなたの信心が足りないからこのような結果になったのだ」と毎日毎日言われたという。
本当に大きなお世話だ。
病院の待合室などにも、このような人間が隠れていることも多い。
病気、事故、災害、家庭の不和など、人の弱みに付け込んでくるのだ。
人間、弱っている時には引きずり込まれてしまう事も多い。
それが不幸の始まりになったりもする。

充分に気を付けて頂きたい・・・。












春一番

2007-02-15 22:13:06 | Weblog
関東地方では昨夕、春一番の宣言がされたが、
同じ関東でも我が地方では名ばかり、春一番の定義にある南風は一体どこへ?
昨晩も南風は吹かず、今日ときたら北風ビュービュー、
雪がチラチラ舞い落ちる始末だった。
ここだけ風が回ってしまったのかもしれない。

でも、桜の蕾から白い物がチラホラと出てきているのを見つけた。
今年は3月の半ば頃には咲いてしまうかもしれない。

桜の花といえば、入学式の頃に咲くイメージが大きいが、
季節がどんどんとずれていくようだ。

そういえば、海の中のイメージもここ数年大きく様変わりしている。
永い間、日本海側で暮らしていたが、
3~4年前から日本海には生息しないはずの魚を多く見るようになった。
それも、太平洋側でも南方の方にしか居ない魚を見かけるようになったのだ。
日本海しか知らない漁師は、魚図鑑を見ながら名前を調べていたりする。
下手をすれば一般消費者の方が魚を良く知っていたりするのだから、
おかしな事になってきたものだ。
富山などでは寒ブリの季節だが、ブリが全く獲れず、
変わりに時期ハズレのマグロが大漁だというのだから、
この冬は本当に異常暖冬なのだろう。
暖冬で喜んでいる人、泣いている人、様々だが、
やはり冬は冬らしくあったほうが正常なのだろう。

さて、明日2月16日は全国に先駆けて岐阜、長野の一部渓流釣りが解禁となる。
いよいよ春だ。
しかし、我が家の外から見える浅間山までも、山頂付近の地肌が見えている始末だ。
さすがに谷川岳は真っ白だが、こんな時期に浅間山の地肌が見えているなんて信じられない。

春、僕は必ず体に変調を起こす。
まあこれは重大な病気とは関係ないと思うが、
体中のアチコチが皮膚炎?を起こし(これも主に関節の周りなのだが)、
痒くて堪らなくなるのだ。
今年はもうすでにその兆候が出ている。

天候も季節の移り変わりまでも、体が全て教えてくれる。
でもこんな機能はいらない。

今日も何かバラバラな話しになってしまいました・・・。

似ている!?

2007-02-13 21:50:39 | 脳脊髄液減少症
先日、女性アナウンサーが自殺してしまった病気、線維筋痛症。
病名だけは以前から聞いた事があったが、どのような病気かは知らなかった。

ちょっと調べてみると、これは脳脊髄液減少症と同じ病気としか思えない。
書いてある内容は全く同じ事が当て嵌まるのだ。
出産や事故が発症原因になる。
女性アナウンサーの場合も、出産が発症の契機だったと聞く。
怠け病、詐病扱いされる。
周囲に理解されない。
医師の間でも認知度が低く、その病名に辿り着くまでのドクターショッピング。
慢性疲労症候群の併発。
精神的な面の治療で症状が緩和される事がある。
などなど・・・。

さらに、似たような症状を発する病気は沢山ある。
膠原病、関節リウマチ、鬱病、頚椎椎間板ヘルニア、ムチウチ症etc、etc・・・。

そして、どの病気にせよ、多くは治療法が確立されていない。

自分の病気をどう疑えばいいのか、どんな治療を受ければいいのか、
今まったく分からなくなっている。

脳脊髄液減少症という病気、
それはもっと大きな病気の内のたった一つの症状にしか過ぎないのでは?
そんな疑問がフツフツと湧いてくる。
例えばだが、線維筋痛症という病気の中の一つの症状に関節リウマチがあるように、
線維筋痛症の中の一つの症状が脳脊髄液減少症ではないのか?、
ムチウチ症という病気の中の一つの症状が脳脊髄液減少症ではないのか?。
そんな風にしか思えない。

過去に二度、脳脊髄液減少症という診断はされたが・・・。
症状は今も悪化を辿っている。
最近加わった指の痛み、膝の痛み、アキレス腱の痛みなど、
これらを加えれば、線維筋痛症という病気のほうが僕に当て嵌まっているような気がする。

しかし、この病気を疑ってみても、ありとあらゆる検査が必要になる。
また新たなドクターショッピングの始まりとなるかもしれない。

因みに、線維筋痛症という病気は、欧米では100年以上も前から知られていたらしい。
今、日本で言われている脳脊髄液減少症という病気は、
医者が変われば、様々な他の病名が付く可能性が高い。

何をどう信じて、どう判断すればいいのか?
最終的には患者自身に全てがかかっているのかもしれない。






海難事故

2007-02-12 21:49:46 | 海の話
宮崎県で行方不明になっていたマグロ延縄漁船の乗組員が無事に救助された。
本当に良かった。
冷たい冬の海上で、あの小さな救命ボートで三日間、
もし海が時化ていたら助からなかっただろう。
そして、例年の寒さだったら三日間ももたなかったかもしれない。

僕自身、海難事故や自然災害の現場には何度も出た事がある。
それは救助活動だったり、事故に遭ってしまった船の引き揚げだったり、
遺体の捜索であったりとあるが、
そんな現場で遺族の姿を見る事は辛い事だ。
そういえば、二十歳の頃付き合っていた彼女も海難遺児だった。
僕は彼女の気持ちも分からずに、海の仕事に就き、
「俺は海で死ぬんだ」なんて無神経な事を平気で言っていた。
それも若さだったのかもしれない。

こんな事もあった。
前日まで僕が仕事で乗っていた船が、翌日霧の中を横浜から東京まで回航中、
6万tのタンカーと衝突転覆した。
幸い死者は出なかったが、その時の仕事がもし日帰り作業だったら、
僕もその事故現場に居合わせる事だっただろう。

海で生きる男なら、海で果てる覚悟は出来ているかもしれない。
しかし家族を残し往く事は無念であろう。
そして残された家族の悲しみは計り知れないものとなる。
海の安全を願って止まない。

それにしても、当て逃げする船が多い。
シーマンシップという言葉は何処へ行ってしまったのか。
何か事が起きれば、自らの命を賭してでも救助に当たるのがシーマンシップ、
それが本当の海の男だ。



眠い

2007-02-11 21:28:56 | 脳脊髄液減少症
異様に眠い。
寝ても寝なくても四六時中いつもだ。
眠気の前に何と言っても目の調子が悪くて、
目を閉じなければ辛くてしょうがない。

最近TVもあまり観なくなった。
パソコンの電源を入れない日も増えてきた。
今までなら、早く寝てしまえば時間が勿体無いと思っていたのだが、
夜も8時、9時に寝てしまう日も多い。
大体7時間を越える睡眠を摂れば、頭痛に吐き気が酷くなるのは分かっているのだが、
それでも寝てしまう。

そして左目の視力が極端に落ちてきた。
矯正でもあまり見えるようにならない。
右の目が見えるかと言えば、こちらも・・・。
信号や看板の文字が見えない。
逆光でも順光でも同じ状態になる。

パソコン画面の字が見えなくなる・・・。





脱 「脱ダム宣言」

2007-02-09 21:15:34 | Weblog
長野県で、田中康夫前知事が撤回宣言したダム工事が、
新知事によってまた推進される事になった。

治水、利水に名を借りた破壊への道がまた辿られる。
百年に一度の災害を想定とあれば、いくらでもダム造りの名目などは立つだろう。
自然災害は人間の予測など遥かに超えた次元で起きるのだから・・・。
要するに、ダム造りは巨大な利権を得る為の物に他ならないのだろう。
一度決まっていた物を撤回すれば、
長野県は巨額な国庫補助金を返還しなければならなくなる。

地方は公共事業が頼みの綱。
そんな事情だけは理解できるのですが・・・。

田中前知事も、あまりにも事を急ぎ過ぎてしまった結果、
ダム推進派や身内(役人)から反発を買ってしまったんでしょうね。
もう少し時間を掛けながら改革を進めていっていたならば、
今も知事を続けていて、また違った結果になっていたかも知れないのに残念です。

それにしても、日本全国で無用のダムや箱物が延々と繰り返し造られているのですから。
コンクリートというものは昔から利権の渦巻く物だったのです。








母 退院

2007-02-08 21:21:04 | Weblog
母親が検査を終え、退院しました。
結果は、耳性の眩暈(と思われるとの但し書きは付くが)。
長引く場合には脳梗塞の恐れもありとの事でした。
そして入院に伴う検査で、婦人科の検査でも問題が発生しました。
こちらは他の病院で再検査、もしかしたら手術という結果になるかもしれません。
眩暈の方は、入院していてもこれ以上の処置は出来ないとの事なので、
暫くは様子見という形です。

もう、歳ですから、手術となると体力的にも心配だし、
何よりも脳梗塞にも注意をしてもらわなければなりませんから、
色々と心配事が増えてきました。
普段の生活で注意すると言っても、なかなか難しい問題ですからね。
自分が脳脊髄液減少症という難病に罹り、親が病気などになってみて考えると、
現代医学というものは進歩しているようで進歩していない。
そんな疑問を持たざるを得ません。

今日の時点では大分落ち着いているようですので、
今後、何事もないように祈るしかありません。

ちょっと、僕の体の事でも負担が増えているのかもしれません。
それを考えると、こちらが泣き言を言う訳にもいきませんし・・・。

とは言え、僕自身も何時まで体が持ち堪えてくれるのやら。
仕事を始めて2~3時間後には必ず血尿が出る毎日ですから、
本当に何時倒れても全くおかしくない状態でしょう。
体中から危険サインが発し続けられています。

これから先の事は考えたくもありません・・・。



 

母 倒る

2007-02-06 21:15:00 | Weblog
昨日の朝、母親が倒れこみました。
天井がグルグル回ると言って、立つことも出来ない様子でした。
布団まで連れて行くと、そこで嘔吐。
脳溢血などの突発的な病気だと怖いので、
救急車を呼び病院まで行きました。

MRIの結果、脳内出血などの恐れは無し。
脳の検査は異常無しとの事でした。
ホッと一安心。

1~2週間前に耳が痛いと言っていたので、そのせいかとも疑いましたが、
念の為緊急入院して、可能性のある病気の検査を受ける事になりました。
点滴を受け大分落ち着いたようですが、動くとまだ目が回るようです。
でも何とか大丈夫そうなので良かったと思います。

下手をすれば、親子共倒れ。
日々心配が増していきます。


立春

2007-02-04 20:54:57 | 脳脊髄液減少症
今日は立春。
例年なら、春とは名ばかり、まだまだ一番寒い頃なのだろうが、
今年は本当に春が近いのかもしれない。
今朝も、起きた時から寒さは全く感じなかったが、
外へ出てみると猛烈な風が吹き荒れていた。
思わず、ちょっと早い春一番かとも思ったが、やはり北風でした。
それでも朝の暗い内から外で仕事をしても、
防寒着なしでそれほど寒いと思わないのだから今年の冬は過ごしやすい。

膝とアキレス腱の痛みがほんの少し和らいだようだ。
だが、足から腰まで一直線には伸ばせない。
気温は高めとは言いながら、北風が首に当たると首の痛みが増す。
そして酷い眩暈。
いつもはフワフワユラユラといった感じなのだが、
何故か今日は縦に揺れて?いた。
これは相当気持ち悪かった。
どこか一つ、少し楽になったと思えば、また違うところの症状が酷くなる。
そんな日々の繰り返しだ。
身体全体が調子良くなる時は一時としてない。
だが常に同じ状態なのは、体の左半分が症状が重い事だ。
痛みも痺れも、そして最近は左目が極端に見えなくなってきた。
体全体のバランスが取れない。
贅沢は言わない、ほんの束の間でもいいから、体全体の調子が良くなってほしいものだ。

風がおさまれば、また明日は暖かくなるでしょう。
もうすでに梅の開花宣言が聞かれた所もあるが、
立春を境に、あちらこちらで開花してくるでしょう。



トレジャーハンティング

2007-02-01 22:16:09 | 海の話
最近、沈没船の財宝引き揚げを餌にした投資詐欺事件がありましたね。
しかしまあ、あんな話しに乗ってしまうなんて、騙す人間が一番悪いのですが、
引っ掛かる人間も引っ掛かる人間。
世の中にそんな旨い話しが有る筈もありません。
これが単に、財宝引き上げという夢に対しての投資であって、
最初から見返りを求めないものなら話しも分かるのですが。
騙す側も騙される側も、欲の皮の張った人間です。

しかし世の中には、様々なインチキ商売を考える人間がいるものです。
まあ、こんな財宝引き揚げのような話しなら、被害者に同情の余地もありませんが、
年寄りや弱者を狙ったオレオレ詐欺、悪質な訪問販売などは絶対に許されるべきではありません。

沈没船の財宝引き揚げ。
これが実際の話しならば、浪漫があっていいですね。
僕は、その現場に参加した事があります。

結果ですが、実際に沈没船はありました(正しくは、船のフレームとキールだけです)
いえ、あったと言うより、その沈没船は以前から確認されていたものらしいです。
昔から多くの人が、お宝を求めてその場所に潜っていたようです。
財宝は?
それは秘密にしておきましょう。
その船のように、実際に存在が確認されているようなものだと、
宝探しをする権利のようなものがあって、それを買わないとならないようです。
そんな権利を人に売ってしまうということから、結果は言わずともがなです。
永い年月の間に、人に知られないうちにいつの間にか引き揚げられていたのかもしれませんね。
そうそう、とても古いワイン瓶を一本引き揚げて、
ちょっと口にしてみたと付け足しておきましょう。

これは仕事として依頼され、調査しただけの話しなので、
これ以上の詳しいことは書くわけにはいきませんが、
僕はその船の歴史を垣間見たような気がします。

財宝はどこに眠っているかは分かりません。
以外に身近な場所にあるのかもしれません。

実際に、千葉県のある海岸では、
海の時化た後に、小判が砂浜で見つかる事があるそうです。

でも、そっと眠らせてあげる事が一番いいのかもしれませんね。