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8月だと言うのに、丸で秋の長雨シーズンのようですね。
連日の雨で、今日予定していた利根釣行は取り止め、また碓氷川です。
昨日、川の様子を見た感じでは、
増水しているものの、いつものような泥濁り状態ではありませんでした。
そして今朝、川を覗くと、午前中くらいなら何とか釣りになるんじゃないの?
そんな感じでした。
さあ、釣り開始です。
今日は小場所は無視、先週、大物を連続でバラシたポイントに一目散です。
そこで5分位竿を振って、すぐにアタリました。
これは33センチのニジマスで、なんなくキャッチ。
ですがその後アタリは無く、2時間ほど粘りますが、あの大物は顔を出してはくれませんでした。
一旦その場を上がり、場所を下流に移します。
濁りがかなり強くなってきました。
もう、何時間も出来ないでしょう。
しかし、下流の流れの中は青ノロが酷く、
浅い瀬の中などでは、流すたびに針にダンゴ状に絡み付いてしまいます。
これでは釣りにならない。
その時ふと、もう少し上に小さな淵があったなと思いつきました。
そこで終わりにしよう。
多少でも水深があれば、青ノロも絡み付いてくることは無いでしょう。
そして・・・。
淵の中でも一番流れの強い筋を流すこと数回、
ツンツンと、小さいが力強いアタリが出ました。
「今のは、ヤマメのアタリみたいだな。
まあ、だけど小さいな。」
そんな事を思いつつも、同じ筋を流します。
再び、すごく小さなアタリが出ました。
アワセを入れると、そのアタリからは想像も出来ない手応えが返ってきました。
奴は、底に底にと凄い力で潜ろうとします。
そして今度は、対岸を目指して一気に走りました。
釣り上げた時の、その大きさからは想像も出来ないパワーです。
「ヤバイ!」
竿がノサレかけたその時、頭が水面にボコッと浮かびました。
空気を吸わせれば、もう大丈夫でしょう。
あとは、先週の二の舞を踏まないように、慎重にタモ入れです。
「ヤッタね!!」
32センチ、鼻の尖った、見事な体型の雄ヤマメ。
先々週に釣った33センチより、一回り以上太い感じです。
しかしこの魚は、異常にパワーがありました。
今日は、道糸を0.6に上げておいて良かった。
ホッと、胸を撫で下ろし、竿を納めました。
いや~しかし、碓氷川で尺物連発(16日に続き)とはねぇ。
自分でも信じられないくらいの驚きです。
今日の釣果
ニジマス 33センチ
ヤマメ 32センチ
竿 本流アマゴ抜き7m
道糸 0.6号 ハリス 0.6号
ガン球 1号~2B
針 ガマカツ渓流8号
餌 キジ