陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

・・・・・

2006-09-30 22:47:11 | 脳脊髄液減少症
強がりばかり言ってはいるけど、
正直、今の身体で仕事をしているのは滅茶苦茶辛いです。

今日は帰宅してすぐ、湯船に入った瞬間に鼻血が噴出してしまいました。
頭はガンガンして、意識も朦朧としていました。

一体何なんでしょう?
上からも下からも血ばかり出て・・・。
鼻血も血尿も、最早当たり前のことになってしまいました。
体中が痛いです。
よく倒れずにもっていると思います。

秋の味覚

2006-09-29 16:47:09 | Weblog
アケビです。
漢字で書くと、木通と書くそうです。
これは我が家の庭にあるアケビの木になったものです。

果肉の味は非常に美味しいものですが、食べるといっても殆ど種なので、
口に頬張り、味だけを楽しむ?だけです。
その味は甘くてなかなかいけます。
残った果皮も、肉や魚の身などを詰めて料理に使われることもあるようですね。
他には、新芽のお浸しや、漬物なども、
ちょっとした苦味とシャキシャキとした歯ざわりがあって、美味しく頂けます。

今のこの時季、栗も落ちていますし、キノコなども色々と生えているようです。
山も冬を除いては様々な味覚が楽しめます。
しかし僕はやはり山の物は苦手です。
苦手というより、あまり興味を持てないと言った方が正しいかもしれませんが。
もっとも、海で生活していても、僕はあまり食には興味がありません。
魚を追う狩猟本能が僕の心を掻き立てるのです。
今の、都会に近い山里の生活ではそんなものは望めません。
渓流の釣りも今月で禁漁となり、舞台は山上湖のワカサギ釣りへと移りますが、
僕の性ではありません。
山里の生活は退屈です・・・。

話は変わりますが、先日、胴体の半分、
腹から下を真っ二つに食いちぎられた野うさぎの死体を見つけました。
一体何者の仕業でしょうか?
この秋は熊の目撃例が多くなっていますが・・・。



報道

2006-09-27 22:41:38 | 脳脊髄液減少症
ここの所、立て続けに脳脊髄液減少症のことがニュース番組で報道されています。
今日は「スーパーニュース」「ニューススクランブル」と2局で報道されていました。
これも各地で患者会などの活動が活発になってきているお陰でしょう。
しかし、患者の動きとは裏腹に、脳脊髄液減少症に対する現実は厳しくなるばかり。

今まで保険が適用されていた病院でも保険が適用されなくなって、
治療を続けられなくなった人も多いようだし、
ブラッドパッチも未だに完全な治療法ではないと言い続けられているし、
明るい兆しは見えてこない。
脳脊髄液減少症の治療としてブラッドパッチをやっている病院以外の医師で、
自らこの病名を言う医師も、この病気を認める医師も未だに殆どいないだろう。

まだ多くの患者さんが、
この病気を知らずに家族や医者から仮病だの詐病だの鬱病だのと、
暴言を吐かれている事実もあると思う。
職場を失い、家族を失い、治療も受けられないといった、
行き先の無くなった人が考える事は、最終的には自殺といった悲しい結果に繋がる。

国は一刻も早く患者の声を受け入れ、この病気を病気として認めて欲しい。
まずはそこに辿り着くことが、大きな問題だろう。
そして病態解明を進めて、新たな治療法の開発を望む。
この病気は簡単な病気では無い。
患者が抱えなければならないものは本当に大きすぎる。
我々が望むことは最早、脳脊髄液減少症と診断される事だけでは無い。
誰もが皆、そこから先を望んでいる・・・。



様々な考え方

2006-09-24 23:09:09 | 脳脊髄液減少症
歩いた歩いた。
先週の休みからの五日間、仕事でおそらく毎日10キロ以上は歩いているだろう。
かなり起伏のある所をだ。
仕事を3日も続けると、意識が朦朧とすることもある。
一昨日は、肘も膝も伸ばすことが出来なくなった。
人が話しをしていても、何を言っているのか分からなくなる。
我ながらよく耐えていると思う。
体を治す為に仕事をしているんだと思っている。
辛くなった時には、リハビリが出来て給料も貰えるのだと思い込ませることもある。
(正直、そんな風に考えなければとてもじゃないがやってられなくなる)
一日の休みはただ横になって回復させることに努めるだけだ。
しかし、体を酷使することで起こる毎日の一時的な悪化も、
こうして耐えていくことで、必ず後で回復に役立つと思っている。

僕は最近、こう思うようになった。
医者は病気を治す手助けをしてくれる人で、本当に病気を治すのは本人の力であると・・・。
何から何まで全て医者まかせでは絶対に病気は治らない。

ブラッドパッチ後の安静にしても、体の軸を動かす事にさえ注意をしていればいいと思う。
1ヶ月なら1ヶ月、それに気を付けて、痛くても辛くても動かす事の出来る状態なら、
動かせるところは動かす。
殆どの人は、安静や動かない事によって、どれだけの筋力、筋肉が落ちるか分かっていない。
例えば2~3ヶ月寝たきりでいたとしよう。
その後、あなたは立とうとして立てますか?
僕は過去、そんな状態から立とうとして、膝も腰も崩れ落ちてしまって立てなかった。
おそらく、プロのスポーツ選手でもそれは出来ないと思う。
筋力の低下で動けなくなった状態を元に戻すのには、大変な努力が必要となる。

それまでを病気のせいにするか、それとも一生懸命頑張って克服するかは人それぞれである。
病気に立ち向かっていく姿勢も人それぞれである。

前にも書いたが、僕の経験した寝たきり状態とは、
枕も置けない状態で頭の左右を重い砂嚢で固め、全く動かせなくした状態のことだ。
もちろんベッドを起こす事も許されなかった。
その状態で3ヶ月弱を過ごした。
食事は看護師が食べさせてくれるが、僕は自分でやるからと断った。
(排便だけは屈辱的な経験をして毎日お世話になったし、
最初の一ヶ月くらいで本当に気がフレるかと思ったが)
腹の上にお盆を乗せ、左手に持った鏡に映し、それを見ながら右手でお盆の上をまさぐる。
やってみれば、何とか出来るものだ。
70キロあった握力は5キロにまで低下していたが、
軟式のテニスボールを離さないようにいつも握っていた。
ベッド柵にゴムチューブを縛ってもらい、いつもそれを引っ張っていた。
首を痛める前、背筋力は230キロ、
フルスクワットで体重の3倍を挙上する力があったが、
それでも3ヶ月の寝たきり状態の後では立つ事も出来なかった。
立つ事の許可が医者から出たその日から、歩行器で朝から晩まで歩いた。
(実は、動ける事の喜びを物凄く感じたからなのだが)

脳脊髄液減少症の人は極度に安静に気を遣う人がいるが、
最低限の安静を保っていればそれでいいのではないかと思うのだが・・・?
僕の経験からして、動かないでいれば回復など絶対に無理だと思う。
悪化がさらなる悪化を招く事は間違いないだろう。
後から血の滲むような努力が出来ると言うのなら別だが。
体力の衰えは病気には大敵だ。
「動かない」「動かせない」「動けない」
これらの言葉は、どうとでもとれる。
本当に動けないのでないのなら、痛くても辛くても動いたほうがいいに決まってる。

「病は気から」とよく言うが、脳脊髄液減少症の人からすれば、
聞きたくない言葉ではなかろうか?
僕も人からこの言葉を言われると腹が立つことがある。
でも、自分の気持ちの中ではこの言葉を忘れた事はない。
気持ちが負けそうになることも度々あるし、もうどうでもいいやと思う事もあるが、
それも最低限の努力は怠らない上でのことだ。
何もしないで病気なんかに負けるわけにはいかない。
ほんのちょっとした考え方一つで、物事は大きく変わることもある・・・。




















方針変更

2006-09-20 22:16:00 | 脳脊髄液減少症
さて、今の自分の身体で、いつまで気持ちが持つやら分からなくなってきた。
今は本当に、自分自身で動けている事が不思議だ。

かつて、プロレスラー並みの回復力と医者に言わしめた僕の体でも、
まさかここまで強いとは思ってもいなかった。
自分の気持ちも、ここまで強いとも思っていなかった。
とっくの昔にギブアップしていても全くおかしくないほど、今の状態は酷いと思う。
動かなければ、生活が成り立たなくなるという理由もあるが・・・。
しかしこれも、体調が悪いながらも、極真で黒帯を取るまで諦めなかったことや、
24時間、天井を向いただけの、本当に動けない寝たきり生活を数ヶ月の間でも味わった経験が、
自分をここまで強くしていると思う。
こうなってしまっては、それがいいことなのか悪い事なのか分からないが・・・。

それでもやはり、いつ緊張の糸が切れるかもしれない。
一分一秒でも気持ちを緩めてしまったなら、自分でも駄目だと思う。
これ以上の苦痛は、もう無いと思う。

もう、脳脊髄液減少症としての治療は望めない。
来月、脊椎、脊髄の病気専門の病院で診察を受ける事にした。
脊椎、脊髄の病気や怪我が治る事はあまり望めないらしいが。
また、見放されるかもしれないが、最後の砦となるように思う・・・。

さて、そこでどんな結果が待ち受けているであろうか・・・?
ここまできたら、もう開き直りの気持ちしかない。
結果がどうあれ、自分には絶対に負けない・・・。
医者も試行錯誤で手探り状態の治療を続けているだけの今、
最後に頼れるのは自分だけしかいないと思う。









極限

2006-09-18 23:47:30 | 脳脊髄液減少症
この2週間、極限状態にあった。
人間の身体が、ここまで保つものなのかと思った。

少しでも体を動かそうとすれば全身を痛みが走り抜ける。
関節から関節、筋肉から筋肉、頭の先から指の先まで、電器ショックが貫くような、
そんな痛みと体中の引き攣り・・・。
自分の体を動かそうとするありとあらゆる意思に反して、逆の力が加わっている。
起きようとする体を下から誰かが引っ張っている、上からも押さえつけている。
前に出そうとする腕や足を後ろから誰かが引っ張っている、前から押さえつけている。
腕も足も攣ってしまう。
背中の筋肉も胸の筋肉も激しい痙攣を起こす。
毎日、真っ赤な血尿。
不思議と、それでも倒れないものだ。
しかし、子供の小指一本の力で、今の僕を倒す事は可能だろう。
さすがに、仕事を終え家の玄関に辿り着くと、動けなくなってしまう。
あとは寝るだけ・・・。

神経さえやられなければ、自分の意思によって人間は動ける。
ただ、無理して動いていれば、その先は分からない・・・。
でも、一生治るかどうか分からない病気に対して、
何もしないで死んでいくよりはずっとマシだろう。

座薬で胃が痛み、多量に使ったバンテリンで首から肩の皮がデロデロになって剥けた。
それでも痛みが引くという訳では無いのだが・・・。

今まで、どんなに痛くても、どんなにだるくても、
体力を落とさないように努力だけはしてきた。
それにしても、この体たらくだ・・・。
何年もの間、痛いから辛いからと安静になどしていたら、
この病気は悪化の一途を辿るとしか思わない。
辛くて起きていられないのなら、腕を動かせばいい、足を動かせばいい。
何の努力もしないで、人を恨み続けたり、自分が不幸だなんて思ってみたところで、
何も始まるわけでは無い。
病気に対して甘えることは何の得にもならない。
全てを病気のせいにしてみても、治らなければそのまま一生を過ごすだけだ。

僕は、寝返りをうったら、ベッドを起こしたら、
死ぬかも知れない、或いは廃人になるかもしれない、
そんな本当の寝たきり状態を知っているだけに、ある意味強くなっている。
その恐ろしさを知っていなければ、とても今の状態で動いている事は無理だ。






海蛇

2006-09-16 23:35:15 | 海の話
「海蛇」

海蛇には、魚類の海蛇、爬虫類の海蛇がいる。
なんだか、ややこしいが・・・。

今回は勿論、爬虫類の海蛇の話である。
ちょっと前に、マレーシアの海で潜ったことを書いたが、
マレーシアの海で閉口したのが、実は海蛇なのである。
僕は蛇が大の苦手である。
しかし、海蛇は陸上の蛇に輪を掛けて、苦手なのだ。
あの鱗の生々しさ、ドギツイ色、紋様、体型、不気味な目、口・・・。
その全てが、陸上の蛇を数十倍も不気味な姿に変えたようである。
僕には到底、この世の生き物とは思えないのだ。

こいつも、集光性があるのだろうか?
ある日、沖合いで停泊している時、夕方から夜に掛けて、
船の灯りにつられたのだろうか、無数の海蛇が集まってきた。
まあこれは、肺呼吸を繰り返しているのであろうが。
そんな中、ちょっとオカズでも釣ってやろうかと糸を垂れたのだが・・・。
入れ食いであった。
何がって?
勿論、海蛇である。
もう~ダメ!! 鳥肌が立って治まらない。
勿論、そのまま糸を切ってお帰り願ったが。
ホント、あいつの目ときたら、例えようのない気持ち悪さなのだ。
あまりにも気色悪いので、良く見れなかったが・・・。

海蛇は、コブラの数十倍の毒を持つ。
しかし、普通の蛇のように長い毒牙を持たない。
だから、ウエット・スーツの上などから咬まれても、心配はいらない。
正確も至って大人しい。
咬まれるのは、岩穴などに手を突っ込んだりした時とか、
潮が引いた浅瀬などに残された海蛇を知らずに素足で踏んだ時くらいかもしれない。
しかし、絶対に出遭いたくはないのである。

さて、魚類の海蛇と言えば、東京湾の夜釣りなどでも良く釣れてくる。
代表的なものだと、「ホタテウミヘビ」「ダイナンウミヘビ」など・・・。
こちらは、水の中で見かける限りは、可愛いものだ。
砂の中から、ピョコンと頭だけ出している姿に、よくお目にかかれる。
しかしこいつも釣り針などに掛かると、仕掛けに巻き付き体からヌルを出し、
滅茶苦茶にしてしまう。
海の中で見かける姿とは一変してしまう。
あとは、伊豆以南で見かける「ゴイシウミヘビ」というのもいますね。
これは、名前どおり、体が碁石模様になっています。

まあ、こいつらにも、お目にかかりたくはありませんが。

また今度、暇な時に長物(ながもの)の魚について書いてみましょうか。
実は僕が大嫌いな魚がいるんです・・・。
ウツボ、アナゴ、ハモ・・・いえいえそんな生易しい魚ではありません。
そいつを見ただけで鳥肌が立つんです。



自費診療

2006-09-13 20:16:56 | 脳脊髄液減少症
A病院から、保険診療審査側より保険適用は認められないとの意向を受け、
10月1日より自費診療になる旨、通知がきた。
東京にある関連病院も数ヶ月前から自費診療になっていて、心配していたのだが。


やっと予約が取れてホッとしていた人の中にも、
これから予約を取ろうとしている人の中にも、
治療を断念しなければならない人も出てくるかもしれない。
元々が厚生労働省から、
脳脊髄液減少症に対してのブラッドパッチ治療は保険適用が認められてはいなかったのだが、
今までは各病院で違っていた。
その仕組みについては僕はよく分からないのだが・・・。
病院からの補助、或いは、都道府県からの補助、
或いは、治療名目を変えて保険適用にしていたのかもしれない。

料金について、書いてしまってもいいのだろうか?
予約が取れている人には通知が来ていると思うが、
これから予約を取る人の為にも概算を記しておきましょうか。

ブラッドパッチを含んだ入院治療について、
2泊3日から5泊6日までで、検査がMRIのみ、RIのみ、MRI、RIの両方施行と各々あるが、
215000円~345000円となっている。

外来での検査も、初診時診察のみ3000円、MRI(単純)27000円、MRI(造影)46000円。
再診、診察のみ1000円、MRI(単純)25000円、MRI(造影)44000円。

となっている。

せっかく脳脊髄液減少症という病名が認知されてきたのに、残念な結果だ。
このままでは脳脊髄液減少症という病名自体が消されてしまう可能性も有り得るのではないだろうか。
厚生労働省は、この病気を認めようとはしない。
本当に先行き不透明な病気だ・・・。

この病気に留まらず、日本国家は弱者を切り捨てようとする姿勢ばかりが強くなってきた。
次期政権になっても変わることはないだろう・・・。







地獄の一週間

2006-09-10 22:34:35 | 脳脊髄液減少症
仕事に復帰して一週間が過ぎた。
地獄としか思えない。
最早、気力とか根性でカバーできる範囲をとっくに超えている。
特別きついと思える仕事ではないと思うのに。

今の状態では、本当は22~23時間くらいは横になっていたい。
風呂、トイレ、食事(食事の姿勢もきついが)以外は・・・。

この一週間の平均睡眠時間は4時間位、過去、健康な状態で仕事をしていたときなら、
別にどうという事は無い数字だろう。
一日2時間の睡眠時間で昼夜働いていた事もある。
一年間の内、5日ほどしか休まなかったこともある。
その毎日も、常人では考えも及ばないような毎日だった。
休む事も寝る事も不安で、勿体無いと思っていた。
(今となっては一銭のお金も何も残っていないが)
腕や肋骨の骨折、肩の脱臼、指を切断しかけても仕事を休んだことはなかった。
そんなのはただ痛いだけで、辛いとも思わなかった。

復帰を念頭に置いて毎日2~3時間、そこそこは運動をしてきたお陰で、
筋肉痛などは乗り切った。
しかし、起きていること事態が全ての苦痛を呼び起こす。
今は24時間、辛いという考えしか頭の中にない。
一体こんな毎日を、いつまで耐えられるのだろうか?

動いている間は気も張っているので、何とか耐えているが、
家に帰ってから横になったらもう立つ気力さえ無い(朝から無いが)
痛み、だるさ・・・。
左の耳の下から首の付け根までの首筋の痛み、
他の痛みは我慢できてもここだけはどうしても我慢出来ない。
付け根が山のように腫れ上がってしまう。
それこそ首の下(中)からエイリアンでも這い上がってきて、
首を突き破るのではないかと思うような痛みだ。
体全体が固まってしまう。
もう、他の痛みなんてどうでもいい。
この首の痛みに耐えられたら、他のどんな苦痛にも耐えられると思う。

一分間動く事が出来るんだったら、ずっと動く事が出来るんだと、
自分に言い聞かせて一日一日を乗り切っている・・・。











地域間格差

2006-09-06 23:33:16 | 脳脊髄液減少症
今日はもう昼で限界を越えていたと思います。
自分で限界を決めてしまうことは良くないことですが、
尿が普通の血尿ではありませんでした。
そのままの血が出たようです。

それでも何とか夕方まで働きました。
健康だった時なら、どうってことのない仕事ですが、
仕事云々を述べる以前の問題です、この身体は・・・。
夕飯も横になって寝ながら、やっと食べました。
首が痛くて痛くて泣きました。
ここまで痛いと他の痛みの部位は感じなくなってきます。
ボルタレン50を挿れてずっと横になっていましたが、
今も大して痛みは引いていません。
でも何とか座れるようになりました。

さて、何とか職に就いた訳ですが、この地域で職探しをして、
あまりの酷さに愕然としました。
景気回復が叫ばれているご時勢ですが、正社員を採用する企業は皆無に等しいでしょう。
10代、20代の若い人間が当たり前のように、パート、アルバイトで働いています。
それ以上の年齢になると、現実はもっと厳しいようです。
企業という企業も無い地域ですが、
ほとんどの企業で、新卒以外は正社員は採らないようです。
給料と言えば、正社員、パートを問わず、
東京の30年ほど前の給料を想像してもらえれば間違いないと思います。
働き盛りのいい大人が10~13万くらいの給料で当たり前のように働いているなんて、
他の地方(他の町の)の方に想像がつくでしょうか?
もちろん、20~30万貰える仕事もありますが、残業、夜勤の繰り返し、
ボロ雑巾のように使い捨ての仕事です。
簡単で楽な仕事ですと謳ってある仕事に行って、
健康な人が初日に倒れるようなこともあるようです。
僕はここまで地域間格差が酷いとは思いませんでした。
今までは他の地方にいて、ある程度自分の好きな仕事の中から選んでこれましたが、
今は職種も限られて、選んで働ける立場ではありません。

働いても働いても豊かになれない「ワーキングプア」などという言葉が生まれるこの社会、
どこか狂っています。












復帰初日

2006-09-04 20:29:14 | 脳脊髄液減少症
自分の本意の仕事に就いたわけではないので、復帰と言っていいのか分からないが、
取り敢えずは社会復帰ということで。

朝5時起床。
起床と言うより朝まで眠れないままアラームを聞くことになった。
通勤時間15分、途中、1台のトラックとすれ違っただけ。
職場は山の中、渋滞があるわけでもないので、通勤で疲れることは無い。
その分の気力を仕事に回せるという訳だ。

今日は7時に来なさいとの事だったが、明日からは6時半より仕事開始。
10時休憩の時にはすでに首の痛みはピークになる。
でも、時間の長さをあまり感じない仕事なので、気を取り直し、
無事に昼を迎える事が出来た。
さあ、もう痛くて堪りません。

しかし30分ほど横になり何とか少しは痛みを抑える事ができた。
夕べは一睡も出来なかったせいで眠気も激しいが、夕方まで頑張ろう。

昼休みは1時間半あるので、午後はそれほど長くないだろう。
しかし、腕も足も痙攣が激しく、攣ってしまう。

誤魔化し、誤魔化し、18時終業を迎えた。
滅茶苦茶きつかったが、帰り道、車の窓から入ってくる風が心地よかった。

風呂に入り横になったらもうダメ。
首が痛いなんてもんじゃない。
そのせいで筋肉痛は吹っ飛ぶが・・・。

とにかく、朝出かけてしまえば何とかなるだろう。
途中で倒れない限りは・・・。

しかし、何でこんなに苦しい思いをしてまで働かなくてはならないのか・・・。
でも、生きる為。
頑張ってみよう。


ソデイカ

2006-09-03 00:25:54 | 釣りの話
はあ~、これ何の写真だか全然分かりませんよね。
実物を知っている本人にしか分からない写真ですが、
実は僕が過去にルアーで釣った巨大イカなんです。

パネルにした写真の上に、イカを釣る餌木というものを乗せて、
携帯で撮って、ここに載せています。
餌木の尻尾の下に銀色の小さな固まりがあるの分かりますかね?
分かりませんね、やっぱり。
これが中型のリールですので、イカの大きさと対比してみて下さい。
しかし、なんてバカなことをやっているんでしょう
しょうがないです、スキャンもデジカメも持っていないのですから。
携帯にしてもパソコンに繋ぐケーブルを持っていないので、
一度メールで送ってから取り込んでるんです、お恥ずかしい
でも、よくそんな事、考えましたねぇ


そんな訳で丸っきり分からない写真ですので、説明しましょうか。
これはもう4年ほど前になるでしょうか。
磯場から釣った9.6キロと7.4キロのソデイカというイカです。
全長にすると、足の先までが1.3~1.4mくらいあるでしょうかね。
いや、もうちょっと大きいかな・・・。
北陸から西の日本海側や九州地方の一部にいると思います。

呼び名はいくつもありますが、
ソデイカとかタルイカ、アカイカ、ドウタレなどと呼ばれています。
普段は割りと深い海にいるのですが、秋も深まる頃になると、
岸近くの浅場まで産卵に入ってきます。
海辺に近い人などはそれをずっと見張っています(暇人にしか出来ませんが)
そして手カギで引っ掛けて御用となる訳ですね。
大きなものは20キロを越えるイカです。

餌木というのは、一般的にアオリイカを釣る道具です。
たまにこのアオリイカ狙いにも小型(4~5キロ)のソデイカが掛かります。
でも、これを釣ったのは普通の魚を釣るルアーでした。
夜、スズキを狙っていて、ちょっとなにか影のようなものが見えた気がしました。
でも、追ってきません。ゴミか流木か?
そしてその影の前にルアーを落とし、チョンチョンとアクションを加えました。
動きました。そして竿に重さが加わって思い切り合わせました。
次の瞬間・・・
リールから糸が吹き出し、竿は今にも折れそうになりました。
最初はイカだとも思ってませんでした。
とてもじゃないが止まりません。
ワンダッシュで50m以上も糸を引っ張りだしていきますが、
そのスピードといったら、海のスプリンターと言われるヒラマサを上回る速さです。

終いには150m巻いてあった糸が殆ど引き出され、
とても釣れあがるとは思いませんでした。
目の前に寄って来たときにはさすがにビックリ
ブシューっと吹管から一吹きすると、また一気に50mほども走っていきます。
まるでロケット噴射のようでした。

それでも、潜らなかったのが幸いして30分ほどのやり取りの末、
釣り上げることが出来ました。

このイカは必ずと言っていいほど、ペアで泳いでいます。
一杯を釣ったあと、もう一杯のイカが目の前に・・・。
これも釣ることが出来ました。
ちょっと可哀相な気もしましたが、勘弁です。

このイカ、陸に揚げると鳴き声を発します。
ブヒ、ブヒーと大きな声で鳴く(啼く?)んです。
そしてその目の大きなこと、直径5~6センチもあるでしょうか。
非常につぶらな目をしています。
目を見ないようにして、お持ち帰りしました。

さて、このイカ、刺身で食べてみましたが、美味くないです。
身が軟らかく、水っぽくて・・・。
でも、揚げ物には向いているようで、後日天麩羅やフライにしてみましたが、
これはまずまずでした。
このイカを刺身で食べる場合、一度冷凍にしてから解凍して食べると、
すごく美味しくなるようですね。
九州のほうなどでは高級品だそうですが、他の所では人気はないようです。

僕はやはり、アオリイカ、墨イカ、剣先イカ、ヤリイカが好きです。
これは、刺身にする場合ですが・・・。

イカの呼び名はちょっとややこしいんですよ。
例えば関東で言うアカイカですが、これは山陰に行くとシロイカと呼ばれます。
このアカイカ(シロイカ)、剣先イカやヤリイカをそう呼びます。

このイカは釣り上げてすぐは、赤くなるんですが、またすぐに真っ白になるんです。
だからアカイカとかシロイカとか呼ばれるんですね。
こちらは味も一級品、刺身、一夜干しなど。
一夜干しなんて、キロ4~5000円もするかも
いや、もっと高いかな・・・。






症状悪化

2006-09-02 00:24:14 | 脳脊髄液減少症
どうもいけません、7月の末くらいから、ドーンと落ち込んで、
そこから一向に上向いてきません。
最近は波というものがありません。

痛みの種類が増え、痛む場所も増えています。
痛みの強さも・・・。
一番問題の首ですが、最近は首の中から痛みが来ます。
骨が軋んで、ジャリジャリ、ギシギシ、ミシミシ、パキパキと様々な音が出ます。
肩関節も腕も異常に痛く、重い物が持てなくなってきました。

感覚としては首、肩ともに、骨の中から痛いといった感じなのですが、
医者に言わせれば「骨には神経が無いんだから痛いわけないでしょう」
と、返ってくる返事は分かっているのですが・・・。

体から音の出る場所が増えました。
あちこちの骨が異様な音をたてます。
慢性化しています。

背骨が(首の下10センチくらい)パキーンと、物凄い音をたてた時がありました。
あまりの痛さに動けなくなりました。
整形の医者は「ヒビが入っているかもしれないが、心配はいりません」そう言いました。

首の骨も同じような状況になった時があります。
その2回の出来事以来、痛みが酷くなりました。
その後何回も検査を受けましたが、異常は見つかりません。

首から肩甲骨の周りの筋も音がします。
ブチッ、ブチッっと・・・。
パンパンに張っていて、頭や腕を動かすと筋が切れるのです。
ハサミで切られているようです。
筋の切れた所が内出血して真っ黒になります。
その首から肩、背中の筋肉ですが、重さ、張り、凝りに加え、
酷い火傷をしたと思った事があります。
自分で訳が分からなくなりました。
え?火傷?
そんな訳ありません。
でも、そんな痛みが加わっています。
時々、大声で泣き喚きたくなります。
胸、背中、腕、足と痙攣というのか引き攣りというのか、常に収縮が起こっています。

家族が笑ってTVを観ていても、黙ってジッと耐えています。
それを横目に涙が流れます、あまりの痛みと悔しさで・・・。

もう、行く医療機関はありません。
余裕もありません。

CTなど今までに何十回とやったでしょうか。
被爆量が心配です。
CTを受けたことのある人は、一般の人に比べてガンの発生率が高いのです。
(そんな事を考えたらキリがありませんが)
MRI、MRIミエロ、これも10回以上受けています。
筋電図に神経伝導速度、心臓の検査なども・・・。
造影剤で超高速で頭が目が回ったことがあります。
あの世に行ったかと思いました。
神経ブロックで倒れたこともあります、一日中吐き続けたこともあります。
局所のトリガーポイント、保存注射、何年打ち続けたでしょう。
温熱治療、温泉療法、漢方、鍼灸、カイロ、マッサージ、飲み薬・・・

最初は期待もしましたが、何一つ、ほんの少しも効果が出た事はありません。
もう、薬も止めました、注射も止めました。意味がありません。
これから先、僕は何処へ行けばいいのでしょう・・・。

ブラッドパッチをして治らなければ他の病気を疑えと言う医者がいますが、
じゃあ、あなたの言う他の病気って一体何なのですか?
何処へ行ってどんな検査、治療を受けたらいいのですか?
教えてほしいです。答えてほしいです。
他の病気を散々疑って、検査をして、ようやく辿り着いたのが、
「脳脊髄液減少症」という病気なんです。

体中が泣いています。
悲鳴をあげています。
これでも、動けるだけマシと言えるのでしょうか?
動けるからゆえの辛さもあります。
不謹慎な発言ですが、お許し下さい。

お医者様、答えて下さい!!
僕の病気って何なのですか?