陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

秋ですね~

2006-08-31 00:06:10 | Weblog
もうすっかり秋ですね。
夜の虫の鳴き声が涼やかに聞こえます。

僕は、秋、冬が大嫌いです。
何が嫌いかって、陽が短くなっていく、この物悲しさ・・・。
気持ちまで沈んでしまいます。
勿論、寒さも大の苦手なんですが。
これからは服の重さが首に堪えるのです。
だから最近は冬でも薄着なんです。
そんなことはどうでもいいですが・・・。

今日は、スーパーのチラシに生の秋刀魚が入荷とありました。
もう、海も秋のようです。
秋刀魚、美味しいですね。
刺身も食いたい、塩焼きも食いたい。
ちょっと、ここじゃあねぇ、
刺身も売ってはいますが、
海の無い所で秋刀魚みたいに足の速い魚の刺身は売るなよって感じです。
他の魚の刺身だって、ここで売ってる魚なんか食べる気にはなれませんもの。
おそらく、ここで生まれ育っていたら、魚嫌いになっていたでしょうね。
それとも僕が新鮮な魚を知っているからでしょうか。
それにしても、スーパーなどの陳列棚を照らすライト、あれはいけません。
鮮度が悪いのを誤魔化す為のものですから。
手に取ってみると丸っきり色が違いますからね。
あっ、足の速い魚って、別に足が生えている訳ではありませんので。
鮮度が落ちやすい魚を、足が速いって言います。
あ、それとね、量を多く見せたいからと言って、
刺身にする時、何でもかんでも薄く切らないで欲しいのです。
薄く切ったほうが美味い魚もいるし、厚く切ったほうが美味い魚もいるんですから。
何だか、スーパーへの苦言になってしまいましたが・・・。


さて、塩焼きですが、やはりあのハラワタの苦味がいいのです。
大根おろしに合いますね。
秋刀魚なら、僕が食べた後には何も残りません。
ハラワタは勿論、頭も尻尾も背骨も、全部頂いちゃいます。
焼くのはやはり網に載せて、下火で焼きたいですねぇ。
身から落ちる脂でも燻らないと・・・。
煙でモウモウと大変になりますが、味が丸っきり違ってきますからねぇ。
網の上で魚を焼いて、よく皮をくっつけてしまって魚をボロボロにしてしまう人がいますが、
網を充分に焼いてから載せればくっつきませんよ。
もしくは、網にサラダ油を塗るとかね。

皆さんもどうぞ・・・。