Toy Box

ごちゃ混ぜ日記

お通夜

2006-10-22 20:27:14 | Weblog

お通夜に行って帰宅したばかりです。

斎場はかねてより市民の熱い要望に応えて出来た新しい施設。

式場は3つあり全てお通夜が営まれていました。


知人のご母堂の逝去の報を受け取った一昨日、

「やっぱりダメだったのか」という思いが胸に一杯に広がりました。

知人はパート先で10数年共に仕事をこなした仲間。

私より年齢は年下でしたが、先輩格の彼女には色々教えて貰ったものです。

彼女は一人娘で、同居していた母親には溺愛されて育ったお嬢様。

時にはその天真爛漫さに翻弄されることもありましたが、

憎めない人柄と天性の美貌は上司達からも気に入られていました。

ご母堂は、およそ3年前に「肺がん」が見つかりました。

その後入退院を繰り返したりで、彼女は看護の疲れもあったのでしょうか、

仕事中に泣かれたり、こぼされたりで一時は精神が不安定な時がありました。

きっと兄弟姉妹がいれば、そんなことはなかったでしょうに。

今日聞いた話ですが、お母さんは70回もの放射線治療を受けたとか。

78歳という年齢には過酷な治療だったに違いありません。

それでも最後の最後まで娘を案じて逝かれたそうです。

斎場での彼女は目を覆いたくなるほどやつれていましたが、

時間の経過と共に心も癒され、以前の美しい笑顔が戻ると信じています。

 

 

 


 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そんな時・・・ (テレーサ)
2006-10-23 09:38:45
一生に何回もないような事が起きる時、相談できる人がほしいですよね。一人っ子は・・やっぱり淋しい~

「よき友」を持てる様に、自分を磨かないとね・・
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Unknown (Latte)
2006-10-23 23:39:35
そうですね…時間の経過が心の傷を癒してくれると信じたいです。身の回りの人たちのサポートがどれ程大切か。ただ側に居て貰えるだけで良い…そんな風に思う時、誰にでもありますよね。身近な人こそ、大切に接しなければいけませんね。
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友達は・・・ (ToyBox)
2006-10-24 08:54:31
テレーサ様



彼女を見て、兄弟の多い私は「幸せ」と感じたものです。

子供時分は一人っ子が羨ましかったのですが・・・

兄弟も各々家庭を持ったり、遠く離れていると

頼りになるのは「友人」かな?

大切にしたいですね。
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身近な人 (ToyBox)
2006-10-24 08:58:16
Latte様



よく分かっていらっしゃる!

そうですね・・・身近な人を大切に思う

出来そうで、なかなか出来ない時もありますが。

反対の立場になって考えると簡単に答えが出そうです。

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