子供に頼まれ物があった事を思い出して、数ヶ月ぶりにミシンを出しました。
ミシン油を注し、動きますようにと念じつつ、恐る恐るペダルを押したら・・・
「カタカタ」と軽快な音と共に針が上下運動し始めました。
良かった、モーターは健在です
なにせ年代物の上に、手入れをしないものだから快音を聞けない時もありましたが
今日はご機嫌が良いようでラッキー!
嫁入り道具です。世代バレバレですね。
今までよく働きました。
息子のロンパース、半ズボン、ベスト、娘には入園式や七五三の式服、
小学校の卒業式用にはスーツを縫いました。
紺のウール地のパンツスーツで、ジャケットの襟はバテンレース、ボタンはパールで飾りました。
まだ押入れの中に眠っており・・・・そうです、捨てられないのです。
既成の服はいとも簡単に処分するのに、母が縫ってくれた浴衣や着物も同様に仕舞いこんでいます。
一昨年自宅をリノベーションをした時、嫁入り道具の洋ダンスと和ダンスは処分したのに
このミシンだけは出来ませんでした。
今では数ヶ月に一度の出番になってしまいましたが、使い手が辞めない限り
まだまだ頑張って働いてくれそうな気がします。
思い出が沢山残っています。