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多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

中国が報復、それがどうした?…強硬一徹、トランプの対中姿勢

2018-09-19 | Weblog
トランプの対中共姿勢、特に貿易摩擦で強硬化しています。

こうした米国に対する批判ではそうした米国の保護主義はいずれ日本にも向かうから日本は中共と組んで自由貿易を守るべきというようなのがあります。
しかしこれは露骨に中共寄りで説得力が弱い。

そこで聞くようになったのが、日本の輸出品や日本企業の海外生産では中共製部品の使用のようにサプライチェーンに中共製品が組み込まれていることからの批判。
ここで中共製品に高関税が課せられれば日本企業にもコスト負担となるから米国の強硬路線とは距離をとるべきだというような主張です。

単純に中共と組めというよりは一見もっともらしく聞こえますが、これもおかしい。
今回の米中貿易戦争以前にチャイナリスクを日本企業は意識していて既に対策をとっているところが多い。
いまだに中共製部品を使っている日本企業があるにしても、中共以外からの調達に切り替えるまでのことでしょう。

ここで話は少し変わりますが、米国が貿易であれだけ対中強硬姿勢をとれるのは軍事力が優位だからできるというのは少し違うのでは?

米国にとり中共製品はなくても他からどうとでも調達できるが、中共にとり米国市場は不可欠。
この弱みを見越しているからこそでは?

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