多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

●特大ジャガイモができた! 元林徹の多摩川から一言

2011-01-31 | Weblog
スーパーの野菜果物は小さ過ぎると売れないのはご存知のとおりですが、大き過ぎてもダメみたいです

キュウリ、ナス、ピーマン、温州ミカン、カキと、特大サイズが結構できるが店ではまるで売ってないのは色々あります

確かにデカ過ぎると味が落ちるのもありますが、なかには全然問題なかったり独特(?)の味のもあります

この写真、今年の冬にできたジャガイモですが、長さは17cmで重さは860g、要するに一個でスーパーで袋詰めの一袋分くらいあるわけです。写真でそばにあるのはハガキですので大きさを比べて下さい。後ろの子分のジャガイモはこれより小さいがそれでもかなりの大きさです

それにしてもこのジャガイモ、形もユニークでアヒルかヒヨコに見えなくもありません

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多摩川の河原の火事はそんなに大事件か?

2011-01-30 | Weblog
つい最近、稲城の辺の多摩川の河川敷がかなり焼けたとニュースがわめいていました。覚えている方も多いのでは

ただ程度はさておき、冬の多摩川の河川敷が焼けるのは別に珍しいことでもありません。写真はそのなかでもミニクラスの火事のあと

わが家からも冬の夜中、ときどき川のほうから消防車のサイレンが聞こえますが、たいていは河原の火事、珍しくもない、酒の肴にもならんと別に気にもしません

ただそう思い込んでお寝んねしていたら、実は近所の家が丸焼けだったというのもありましたが…

いずれにしても冬の夜の多摩川の河原の火事は珍しくもなく、火の用心みたいな冬の風物詩と思っています

ここで一句

多摩川の河原の夜火事、冬の季語

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多摩川改修工事 水も減ったが流れも変わる

2011-01-29 | Weblog
写真はおなじみ狛江と調布の境付近の多摩川のようす、要するに水がこんなに減ってるよと言いたいのですが、今回は付け足したいことがある

確かに水は年間で最低水準くらいに減ってますが、言い足したいのはこの一帯で河川改修工事をやっていること

水量の増減に工事は影響しますが、それよりトラックの出入りや浚渫で川全体のようすが変わったのなんの。川筋近くに入るウォーキングや釣り師には影響甚大です

特に釣り場の状態がガラッと変わって変わり果てた姿になって、工事が終わった後もこりゃ何だ、釣り場がなくなったみたいなことになりそうです

こんなのここ数年で初めて

そこで続くかどうか自信ありませんが、このあたりの釣り場の報告でもやります

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●韓国はやはり日本の敵か? 元林徹の多摩川から一言

2011-01-28 | Weblog
あまり単純化したくないが強いて言えば敵でしょう。しかも最近のサッカーみたいに浅いレベルの話でなく、深くて、しかもほとんどの分野で

中国の脅威に対する日韓同盟などと最近言われますが、仮にそういうものが成り立っても戦前のドイツ・ソ連・日本の間の合従連衡程度のもろくてあやういものと考えたほうがいいでしょう。対中日韓同盟も鳩山由紀夫の東アジア共同体も韓国認識の甘さでは似たようなものでは

要するに韓国の根底には古代以来の日本に対する優越意識に、日本の植民地支配に対する屈辱感と復讐心があり、それは日本人の想像を超えている。これが簡単に消えるとは思えません

相互理解が進めばそうした反日感情は消える、とも思えません。そういう努力は戦後営々と続けられはてきたが、多大な成果があったとはトンと聞かない

もし日韓の間に非対立的な相互関係があるとしたら戦略的な共存くらいで、それ以上はちょっと考えられないのでは

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多摩川の鵜にも一瞬のスキ?

2011-01-27 | Weblog
野生動物の警戒心は人間とは比べ物になりません。が、人間と同じで一見警戒心旺盛でピリピリでも実はかなり抜けているのもいます。反対に見かけはボーッとしていてもスキがないのもいる。例えば多摩川では鯉です

多摩川の鵜は野生動物の鑑みたいな鳥で、見かけも内実も警戒心のかたまりみたいですが、この汚い水辺のピンボケ写真、そのスキを撮りました

よほどエサがないかそれともつい呑気に構えていたか、鵜に限りませんが野鳥も群れてないときは警戒が薄くなるようです

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貴重な映像? 多摩川のカラス

2011-01-26 | 多摩川の鳥さん
多摩川にもカラスが腐るほどいますが、写真に撮るのは意外と難しい

難しいから撮るのがおもしろい。猫やサギの写真撮るよりよりよっぽどハマリます

難しい理由は二つあります。警戒心が強いのとあまり群れていないこと。警戒心はどこのカラスも同じですが、それでも多摩川のは平均以上にスレている気がします

群れてないのは街中より広い川だからでしょうか。人間様や他の鳥を警戒しながら単独行する多摩川のカラスには近代人の孤独と悲壮感みたいな影が漂っている

そこでこの写真ですが、このコンクリートブロックがよほど気に入ったと見え、普段なら逃げて当たり前まで接近してもこの通りの写真が撮れました

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●本当は大人のお話?イナバの白ウサギ 元林徹の多摩川から一言

2011-01-25 | Weblog
今年は兎年。日本人なら誰でも知っているイナバの白ウサギの話ですが、幼児向けの童話のイメージが強いですがオリジナルはタイトルみたいな話なのでは

ストーリーは説明するまでもありませんが、兄弟にいじめられていた大国主が、これまた大国主の兄弟にひどい目にあわされた白兎を助けるという話です

ただこれだけでは、人のいい大国主がお調子者のウサギを何の脈絡もなしに助けただけでは。教訓もなければ感動もない平板な話

『古事記』を読めば分かりますが、大国主の兄弟たちは別にヒマつぶしに出かけたのでなくヤガミヒメに求婚に向かっていたところでした。兄弟の間のこの争いにおされて大国主は脇に追いやられていた

ウサギは兄弟たちに傷に塩を刷り込む目にあわされましたが、兄弟たちに自分の毛が抜かれた理由は説明していない。しかし大国主にはワニをだましたからこんな目にあったと打ち明けています。ウサギはこの大国主こそはと信頼したわけ

そしてウサギは体がもとに戻ると、ヤガミヒメと結婚するのはあなたの兄弟たちでなくあなたこそがヤガミヒメと結ばれるのだと、別れ際に大国主にカッコいいセリフで告げている。さらに古事記はウサギは実は神だった、ともしている

こう見るとこのウサギ、NHKの朝の子供番組にでてくるようなウサギでなく、劇画的な陰影のある予言者的ウサギです

そして事実その予言の通りになって、怒った兄弟たちは今度は大国主を殺そうとするわけです。そして話はまだまだ続く

だからイナバの白ウサギの物語、単なる幼児向けのお話ではなくてストーリーの起伏も立体性もある古代のドラマでは。太安万侶さんや稗田阿礼さん、ちゃんとその辺、考えていたんですね

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冬の多摩川シリーズ ちぎれ雲と夕日

2011-01-24 | Weblog
地味なこのシリーズ、別に多摩川に限りませんが、北風にあおられたちぎれ雲は冬の風物詩であります

写真は、多摩川の上を流れるちぎれ雲に夕日、枯れ草の河原に高圧線の鉄塔、さらに写真ではよく分かりませんが富士山、とまさに真冬のフェティッシュがそろっています

と、自分の撮った写真を悦に入って解説したついでに写真ファンの方に一言。多摩川の日没の写真を狙っている人はよく見かけますが、シャッターチャンスは日の入りの瞬間よりもっと広く考えたほうがいいのでは

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●iPadはそんなにすごいか? 元林徹の多摩川から一言

2011-01-23 | Weblog
アイパッドというものは手にしたこともありませんが、どうも欲しい気になりません

写真で見ると確かにハッとする部分もあるが、まあ絵抜きで機能を箇条書きにした散文の世界でじっくり考えてみなさい

オフィスが使えない、USBが使えない、長くて細かい入力に不向き…。なんですか、これは

確かにデザインはそこらのモバイルノートPCより斬新かもしれないが、この機能だけみてればゲーム機といい勝負じゃないか

おまけに造りがはめ殺しで易分解性とかの環境配慮もしてないとか。この環境の時代にこういう商品の販売を許しちゃいかん

ただ最近はアラを探して悪口を言いたくなる商品がめっきり減ってますが、そういう気に挑発してくれるだけ、インパクトがあるのかな

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■再開発二子玉川の「クリエーティブシティー」

2011-01-22 | Weblog
当ブログでも昨年の夏ごろに紹介しましたが最近、「二子玉川クリエーティブシティー」構築の動きが活発になっています

何をやりたいのかよく分からないが、再開発進む二子玉川を文字通りクリエーティブみたいなカタカナ職業の集積にしたいようです

ただこの動き、地元住民にとどうつながるのか、再開発反対の住民運動の人たちとの関係はどうするのか、サイトを見てもまったく分かりません。というかそもそもそんな問題意識すらないようです

写真は他ならぬ二子玉川の高層ビルを対岸の川崎側から撮ったものですが、この威丈高なビルの写真、見るだけで腹クソが悪くなる人もいることでしょう

そこまでいかなくても再開発に漠然とした違和感をもっている人はもっと多いのでは

そういう人たちや昔から二子玉川に暮らしている人を完全に排除して、砂漠のラスベガスみたいな新天地シティーを作るのでしょうか

相当のカネをつぎ込んだのだから、別に違法なこともやっていないのだから、何をやってもいいと思っているのかな

だとしたらそれこそ「地域」や「コミュニティー」とは一番相容れない発想では

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多摩川沿いの緑の高級住宅地と言えば…

2011-01-22 | Weblog
多摩川の中流から下流にかけてはビルやマンションが川岸ギリギリまで密集していますが、例外的に緑におおわれた一角がある

それが写真の田園調布であります

河川敷をケチくさく使っているグラウンドや冬枯れの草の中からひときわ緑が目立つ存在です

ここで話は昨日のでもおなじみの二子玉川再開発の高層ビルに向かいますが、やはり田園調布のほうが多摩川周辺になじんでいる

田園調布の開発者に先見性があったのか、二子玉川の再開発者がバカなのか知りませんが、多分その両方でしょう

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冬の多摩川シリーズ 京王相模原線多摩川鉄橋

2011-01-20 | Weblog
目下、冬の真っただ中ですが、多摩川沿いは晴れていても風は冷たい

ですから河原とかの人影はグンと減ります

それでも年中、多摩川沿いにいるのは、自転車人、犬の散歩の人、ホームレス、釣り師でしょう

犬の散歩の人は外に出さないと犬が家の中で糞をするし、ホームレスさんも多摩川の河川敷がホームですからいつもいらっしゃいます

ただ自転車と釣りの人は12月はまだしつこく頑張っている人も結構いますが、さすがにこの時期になるとかなり減ります、特に釣り師は

ところでこの写真、京王相模原線の多摩川鉄橋です

晴れていればそれほどでもないが、冬ですなあ、と身にしみて実感するのはこの写真みたいにやはり曇ったとき、それに夕方です

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●ジョブズさんご病気でアップルはどうなる? 元林徹の多摩川から一言

2011-01-19 | Weblog
例のアップルのカリスマ経営者にして独裁経営者のスティーブ・ジョブズさんがご病気、北朝鮮の金さんと並んで、全世界を揺るがす二大後継者問題です

早々とこんなこと言って失礼ですがジョブズさんがいなくなるとアップル、どうなるんでしょうか

結論から言えば、電子産業というかハイテク産業は意外とカリスマとか天才の力が大きい

だから、いなくなるとちょっと心配だ

話は広がりますが、ビル・ゲイツさんやジョブズさんみたいなカリスマが続いて出現したアメリカの情報産業は本当にラッキーでした

それに対し我が日本の電子産業

強いてカリスマを挙げれば、例の大阪の「経営の神様」やソニーの先駆者たちがいらっしゃいました

そしてこれらの方のご存命の頃までは日本の電子産業も一応は世界をリードしてました

が、その後は落ち目の三度笠で、今では見るも哀れなガラケータイ。半導体もコンピューターも家電も米国・韓国・台湾勢が席巻しています

一説によると晩年の「経営の神様」はコンピューターの重要性にあまりご理解がなかったとか

となると神様もお年を召してからは守旧化してただの人になっていたのかも

さあ、ジョブズさんはどうする? いずれにしても電子産業でのカリスマの存在の大きさ、無視できないようです

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冬の多摩川枯れ木立

2011-01-18 | Weblog
冬の多摩川シリーズ、今日は枯れ木立に夕日の写真です

単に落葉した木なら多摩川の河原で珍しくもないが、大抵は野中の一本杉みたいに一本だけぽつんと生えています

これじゃあまり絵になりません

写真みたいな雑木林で枯れ木立が連なっているとボリュームが出て、いかにも冬でございます、となります

特に夕方、この写真のように夕日をバックのシルエットになるとさらに重みが増してきて、これにカラスでもとまっていればもっといいのに、とムシのいいことばかり狙ったのですが、残念ながらいらっしゃいませんでした

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冬の多摩川丸子橋

2011-01-17 | Weblog
続くかどうか分かりませんが、真冬のこのシーズン、多摩川冬景色のシリーズでもやろうと思いつきました

その第一弾がこの写真、田園調布と武蔵小杉のあたりで多摩川を渡る丸子橋です

等々力大橋に次いで、なぜか橋の話が続きます

この写真のどこが真冬だと言うと、西に傾き始めた鋭い太陽光と橋の暗く冷たい質感をご覧なさい

このあたり、お正月は近くの浅間神社の初詣の人で結構ザワザワしていますが、それも絶えて一年で一番静かな時期、というところでしょうか

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