多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川にサギがウジャウジャ?

2010-01-31 | Weblog
この写真、多摩川でサギが集まっているところです。サギは大抵単独でいるもんで、こんなに集まっているのは珍しい。何用でこんなにいるのか。冬場でエサが減ったが確かにこのあたりはエサがありそうでもあります。それとも写真には写っていませんが、中には鳴き交わすつがいのようなのもいたので繁殖と関係があるのではないかともとれます

となるとこの近くにはサギ山があるのか、それともあちこちのサギ山から集まってこうなったのか、謎は深まるばかり。ただ、私の生活に切実な問題でもなくバードウォッチャーでもありませんので、これ以上調べる気はありません

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南武線多摩川鉄橋 多摩川百景

2010-01-30 | Weblog
写真はJR南武線が多摩川を渡り、府中本町駅から南多摩駅へと向かう雄姿であります。背景に夢のように浮かぶ大都会は聖蹟桜ヶ丘で、そのまた背後は奥多摩の山並みであります

多摩川を渡る鉄橋は数ありますが、他と比べると南武線の鉄橋は水量が多くて地形もちょっと複雑な所を渡っているのが違いですな。水量があり地形も複雑となれば自然が残り野鳥も多い。ですからこの辺は南多摩側のモヒカンみたいな変な山を整備するなどして自然公園にしてもサマになると思うのですが、どうもその気配はありません

ところで南武線ですがあまり人気もなく有名でもなく、本数が少ないと言われるくらいはまだいいとして、座っている客がなかなか降りないので座れないとか理不尽な文句も言われるようです

先の豊かな自然にしても、アマゾンやアフリカに比べればまるで格が違うと見えて、世界遺産にもならないしテレビでも殆ど取り上げてくれない。でも、ブランドやおしゃれなんかどうでもいい人にはこの沿線、なかなか住みやすいかもしれませんぞ

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冬枯れの木 人生の並木道

2010-01-29 | Weblog
多摩川冬景色をご紹介していますが、今日は夕日とともに当ブログ名物のもう一つの堂々ワンパターン、冬枯れの木立であります

この前も似たような冬枯れの大木の写真でしたが、前と違ってこちらは道沿いにあります。となると人通りの多い所にあるこの木は人生の分かれ道みたいで、大昔の歌謡曲で言えば三度笠をふって振り返って「おっかさーん」と叫ぶような悲哀が漂ってきます

この大木も夏場は葉が茂っていてモコモコとして気持ちが悪いですが、冬になると三橋美智也的、橋幸夫的、NHK的ムードが濃厚になってくるのであります

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多摩川冬景色シリーズ 堂々のワンパターン

2010-01-28 | Weblog
今日も堂々のワンパターンの多摩川冬景色シリーズが続き、花も緑もない寒々とした眺めが続きます

この写真も川面に夕日が映え、ですが、川の流れはまっすぐな所よりもカーブしている方が絵になりますな。もっとも山奥みたいにクネクネと複雑に曲がっている場所はウチの近所にはあまりないので、写真のようにヒトヒネリくらいをご紹介することになります

さらに欲を言えばちょうど川の上流に夕日が沈んでくれれば…、となりますが、さすがにそこまでウマイ話は少ない。タイミングがいいかそれと時間をかけて探すヒマがあればの話でしょう

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典型的多摩川的冬景色

2010-01-27 | Weblog
長くて変なタイトルですが、多摩川沿いの人にはおなじみの多摩川の典型的眺めで、冬枯れの草に夕方の西日が当たって赤みかがっています。空気が澄んでいるので遠くの町並みの向こうに奥多摩の山並みが見え…、これこそ多摩川の冬の典型的な眺めであります

そして写真の中の道を、ロードレーサー(念のため言っとくと自転車のことだよ)が一台カッコよく、長い影を引いて走り抜けてくれれば画面はもっと引き締まったのですが、犬を連れた散歩のお年寄りとか、どうもイメージ通りの展開にならないのでトットと引き揚げました。なお写真の中の黄昏の町は府中であります

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冬らしくない雲

2010-01-26 | Weblog
多摩川沿いを同じところばかり歩いていると景色は完全に見慣れてしまって、変化があっても気になるのは雲くらい、しかも普通の雲では何とも思わないといったことになります

写真がその好例でして、冬なのか夏なのか、天気が悪いのかいいのか何とも分からない変な雲が出ていたのでありました。結果はどうかと言うと天気は不安定だったわけで、これからしばらくして崩れたのでありました

ところでこの写真を撮ったのは丸子橋ですが、どうもこの辺、雲の通り道なのか空模様の変化に気が付きやすい場所のようです

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小田急線和泉多摩川駅 多摩川百景

2010-01-25 | Weblog
多摩川沿いの駅シリーズ、みたいな半連載記事を続けていますが、今回は小田急線和泉多摩川駅です

駅から多摩川の土手に出るには、改札口を出てから線路から小田原方向に向かって右に少し離れると大通りの世田谷通りに出ます。そこを小田原方向に少し行くと多摩川です。と、こまごまと言うより小道も結構あるのでなんとなく川の方に歩いたら出ちゃった、となるでしょう

この駅は目下、高架複々線化の最前線みたいなところで、駅舎も新しくデカイですがご覧のように人が少ない。乗降客の数のわりには駅が大きいからでしょうが、この駅で降りるときも時間帯や方向によっては、「お前、なんでこんなところで降りるんだ」という疑惑の目で他の乗客から見られることがあります

駅舎のデザインは写真のように多摩川沿いの駅の中でも有数の派手さで巨大な幼稚園みたいに見えなくもないが、なぜか駅前には白樺が植えてあります

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府中競馬場のそばの日吉神社

2010-01-24 | 多摩川沿いの神社
府中の競馬場の近くには寺社が多く、当ブログでもご紹介してきました。今回の写真はその一つ、日吉神社です。場所は府中本町駅寄りというかこれまた以前ご紹介した馬頭観音の上です。神社と言っても無人の祠で、日吉神社のことは専門サイトで調べて下さい

ところで競馬場には場内にある井田是政の墓所のたたりの伝説とかもあって、この周辺は霊的なスポットと言えなくもない。そもそもこういう神聖な場所に競馬場なんぞ作ったのが間違っているのだ、と言ったらギャンブラーにはミもフタもありませんが、馬券大ハズレもたたりと割り切って下さい

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多摩川の冬枯れの木…

2010-01-23 | Weblog
この時期、多摩川の河原にはすっかり葉が落ちた冬枯れの木がポツンポツンとあります。小さくてヒョロヒョロの木だとみすぼらしいが、この写真くらいの大きいのになると話が違ってくる。枯れ枝が縦横に走っているのは秩序か無秩序か、なかなかの絵になります

ただこういう写真は大昔だったらどうか。大学の文学同人誌の表紙とかになって、暗くて重い芸術的・文学的・思想的・哲学的・政治闘争的な雰囲気を盛り上げていたかもしれません

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妖雲 多摩川に出現?

2010-01-22 | Weblog
「妖雲」(ヨウウン)とは少々古臭い言葉ですが、不吉の前兆となる雲、のような意味があります。最新科学を駆使した気象情報ではもちろん使いませんが、なかなか詩的な言葉じゃないですか

で、写真のような「妖雲」が多摩川に出たわけで、だからと言って我が身にはこれといった不幸は起きませんでしたが、果たして天気は崩れて大荒れに荒れたのでありました

ところで「妖雲」は正しいものが世にあらわれるのをさえぎる邪悪なもの、のたとえにも使います。たとえば正しい太陽の光が世の中を照らすのを、小沢一郎や鳩山由紀夫のような悪い政治家が妖雲となって妨げている、という言い方ができます。どうです、いい比喩でしょ

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多摩川の夕暮れと満月の夜

2010-01-21 | Weblog
この写真、多摩川の夕暮れシリーズの続きで、写真では分かりにくいが遠くに奥多摩の山並みも見えています。夕方まで奥多摩の山並みが見えているのは冬でもよほど晴れたときです

ところでこのあたり、意外な眺めが楽しめるのは満月の夜ですな。まわりは田舎(?)なので、夜は暗くて静かで川の流れる音が響く。さらにご覧のように川の流れが複雑に入り組んでいて、それを月明かりが照らし出し…、といった具合の光景が広がります。特に月が傾き始める明け方近くの眺めは、となりますが、平安時代の貴族みたいな気分でもなって出かける気になりましたか

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送電線に日が沈み… 多摩川の冬の夕暮れシリーズ

2010-01-20 | Weblog
是政橋の話は昨日で終わりで、今日から再び多摩川の夕暮れシリーズです。こういうシリーズを続けるのは毎回、記事のネタを考える必要がなくて手間がかからないので楽ですな

それはさておき、今回は対岸の川崎側に日が沈み、前景には送電線の影が浮かぶという景
色。場所は多摩川で送電線が多い所となれば、どの辺かお分かりの方もいらっしゃるのでは

それにしても送電線が冬の季語かどうかは知りませんが、送電線は寒々とした夕日にマッチして、これが新築の高層マンションの影だったら話も違ってくることでしょう

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是政橋の工事はいつ終わる?

2010-01-19 | Weblog
しばらく続けました、多摩川の冬の夕暮れという陰気なシリーズを一休みして、今日は久々に是政橋の話です

府中街道が多摩川を渡るこの橋、混雑解消のための拡幅工事を目下やっておりますが、サテ、完成してドライバーの皆様がいつから快適に使えるかは興味津津のところです

工事は今は仕上げの段階らしく三月頃までの予定のようです。ではそれが終わるとめでたくすぐ利用に供されるのか、さあどうかな

ということで、写真は稲城側から当の是政橋を眺めたものです。多摩川からは少し離れますが、このあたりは稲城市でも高級住宅地の一角、もっとも私がこんなことを書くとどうせ皮肉だと受け取られることでしょう

ちょっと小さくて分かりにくいですが、この写真の橋の向こうには、これまたいつぞや書きました府中の競馬場のメインスタンドもチラリと見えています

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多摩川の枯れ野に日は傾き…

2010-01-18 | Weblog
というタイトルは少々大げさですが、ここ数日やっています多摩川の冬の夕暮れシリーズ、今日もその続きです。今日の写真は日暮れ時より少し早く、鋭い冬の日差しが川面に映っています

ところで枯れ草なんぞ写真に撮ってもおもしろくも何ともないですが、この写真の手前にはヒョロヒョロと枯れ草の影が写っています。この前も言いましたが、この枯れ草もあなたの姿であって…、と陰気の極みたいな話は今日も続くのであります

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多摩川の冬の夕焼け

2010-01-17 | Weblog
昨日は冬の曇りの空の話でしたが、陰気な話のついでに今日は曇った冬の夕暮れの写真です。もっとも昨日のとは撮影日も地点も別です

写真は赤い夕日ですが、同じ夕日でも夏のは荒々しくも毒々しい予感があるのに、冬の夕焼けは人生の終着点みたいで弱々しく元気がありません

というわけで、どうも「冬の雲」「冬の夕日」の陰気なシリーズ記事が続きそうです

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