多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川にも春の日差し?

2011-02-28 | Weblog
タイトル通り多摩川にも春の日差し、と見えなくもないこの写真です

街中では春の日差しのありがたさもあまりピンときませんが、河原はさえぎるものがないから確かに春の陽が体を直撃して暖かさが身にしみます

まわりが一面の枯れ草だから寒々としているかと言えば逆で、かえって春の実感を盛り上げてくれます

カッコよく言えば枯れ野にそそぐ春の日差しは多摩川の春の始まりを告げる情景でもありま

そしてこういう早春のムードがガラリと変わるのがご存じお花見バカ騒ぎで、それが終わると当たり前ですが新緑の季節であります

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ドケニズムの美学? 多摩川のコンクリート護岸

2011-02-27 | Weblog
この写真、多摩川の至る所でおなじみのコンクリート護岸であります

コンクリート護岸は環境派の人から目の敵にされます。川の豊かな生態系を破壊すると。確かに環境破壊型土建の象徴ではあります

ただ、世の中、いろんな人間がいるから、そのうち価値観が変わって「この眺めは高度成長期のドケニズム建築の美学だ」とか理屈をつけて賞賛する人が出てくるかもしれない

自分的には無論、コンクリート護岸なぞクソくらえですが、ささやかだがコンクリート護岸も環境に優しい点がある

それは草ボウボウの自然の土手に比べ釣り糸がからみにくいことです。実際、多摩川の草地の土手にはこういう釣り糸がかなり放棄されていますが、コンクリートだと目だってみっともないのもあってかそれがあまりないのであります

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●二・二六事件は今日起きた! 元林徹の多摩川から一言

2011-02-26 | Weblog
今日、2月26日は二・二六事件が起きた日であります。実際に事件を体験した人から聞いた話では、とにかくこわかったという印象だったとのことです

ところでこの事件、戦前日本のすべてが集約されているみたいな事件で単純に要約はできませんが、一つはっきりしているのは決起将校らは維新を目指したこと。昭和維新であり維新革命です

最近、「維新」の名を冠した新政党が雨後のタケノコみたいに登場していますが、こういう維新と二・二六の維新はまったく別物では

違いは、二・二六も明治維新も暴力革命だったのに対し、新政党などが言う維新はこの点を見落としているというか巧妙に隠している

維新は勝海舟や西郷隆盛や竜馬の腹芸や駆け引きだけで成功したのでなく、執拗なテロと暴力の応酬で、継続は力なりとテロを繰り返したほうが勝ち、根をあげたほうが負けたという面も無視できない。二・二六の決起将校たちもこのことは当然承知の上で維新をやろうとしたのでした

明治維新にこういう面があったのは再確認した方がいい。現代にオーバーラップされている進歩や民主平等のイメージの明治維新とはまったく違う一面です

二・二六と明治維新については他にも一杯ありますが、それに触れるのは来年の今日くらいにしましょう

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●露骨なネーミング?「減税日本」 元林徹の多摩川から一言

2011-02-25 | Weblog
減税日本とか称して減税を訴える地域政党があるそうです。減税とは確かに中所得者や法人税の負担を減らせて大変結構ではあります

しかし世の中、税金払えない、つまり所得が低すぎてお困りの人が増えている、こういう人たちを減らすことのほうがもっと重要では

それに減税は大変結構と言いましたが、そういうストレートな主張を政党名に掲げる感覚。露骨な風俗産業でも、も少し趣のある名前を考えるものです

何ともデマゴーグ的でこういうネーミングすること自体からして、既に信用できませんね

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冬の多摩川で目立つ木

2011-02-24 | Weblog
ときどき多摩川の河原の一本立ちの目立つ木をご紹介しますが、狛江にあるこの木もその一つです

その一つというより代表的な一つ

河原でなくて土手の上、しかも車道の近くに生えているので一番目立つうちに入るのではないでしょうか。近くに水神があるからそのご神木みたいな存在感もある

ただ夏は葉が茂っていてどういうスタイルなのか分かりませんが、冬になるとご覧のように筋骨隆々の姿が見えてくる

というか、このマッチョな幹から複雑怪奇に枝が出ていて、オレは孤独に耐えているんだ、と主張しているみたいでもある

こんな西洋の彫刻、ありますよね

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●もっと続けて欲しい?民主党政権 元林徹の多摩川から一言

2011-02-23 | Weblog
今の民主党政権に失望した人が増えているみたいでマスコミの論調もいつ辞めるのよ、というトーンになっていますが、もうしばらく民主党さんにやってもらってもいいのでは

末期の自民党政権にしても、すぐにはつぶれなかったから色々な問題点が見えてきました

だから、今のももう少しやらせていいのでは。それも菅さんよりずっと民主党的でなく鳩山さんや小沢さんにやってもらえば、色々なことがよりハッキリ見えてくるはずです

韓国でも左翼政権がかなり続いたから、左翼が政権を取ったらどうなるかがある程度経験できた。日本でも何がやりたいかがもっと分かることでしょう

ですから、それを見極めて辞めさせてもいいのではとは思いますが、何だか心配だなあ

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多摩川沿いの駅シリーズ 京王線中河原駅

2011-02-22 | Weblog
多摩川沿いの駅シリーズ、しばらくやっていませんが、久々の今回は京王線中河原駅です
京王線の駅は多摩川をはさんで西が聖蹟桜ヶ丘、東がこの中河原であります

特急停車駅の聖蹟桜ヶ丘のほうがそりゃ人も多いし、店や事業所も多い。京王の本社も新宿や渋谷でなくここにあります。ジブリ映画の舞台になったのも、この他ならぬ聖蹟桜ヶ丘で話のネタは多い

それでは中河原は畑の中にポツンのさびしい駅かと言えばそうでもない。聖蹟桜ヶ丘ほどではないが近くにはNECやキューピーなどがあり、飲み屋やその他色々な店も結構あります。ウォーキングとかで多摩川に出かける人の足の便にも便利な場所にあります

それにしても中河原は話題がなく存在感もありません。強いて話題と言えば最近、近くの多摩川の河原が焼けたくらいでしょう

多摩川に近いのに、同じ京王の京王多摩川みたいに名前に多摩川がついてないのも損と言えます

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●低価格家電は使えるか? 元林徹の多摩川から一言

2011-02-21 | Weblog
結論から言えば使えるのでは。ドラム型洗濯乾燥機だのスチームオーブンレンジだの派手で何十万円もする家電とは別に、20000円台の洗濯機や9000円台のレンジもしっかり売れているみたいです

こういう安いのが使いものにならないかというとどっこい、使えるどころかうまくいけば高級品より使いやすいこともある

例えば安い洗濯機は洗うのに少し時間がかかるとかありますが、小さくて場所はとらないし音は静か、それにどうせ乾燥機能がないから乾燥のコースを間違って洗濯物をシワだらけにするなんてありません

何より高級品で一番悪いのは使い方が複雑で分かりにくいことでしょう。説明書は分厚くて難解、しっかり勉強してマスターしなければ使えず、そうやって折角身に付けた知識もPCや車の免許と違ってその機種一台限りしか役に立たない

ところで低価格家電、日本の有名メーカーもありますがやはり日陰の存在みたいです。話は大きくなるが韓国は世界市場で家電でも日本勢を圧倒しています

思えば日本もパナソニックやソニーみたいな一流どころをありがたがるより、三洋電機やアイワのような低価格志向の二流の美学みたいなメーカーを国を挙げて応援して育てていたら、韓国との競争に勝てたかもしれません

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●右翼のクリスチャンはいるのか? 元林徹の多摩川から一言

2011-02-20 | Weblog
マンガではヤクザでクリスチャンというのが出てきますが、タイトルみたいな人、実際にいます。学問的には「日本主義クリスチャン」というそうです

思想や歴史を少しお勉強したインテリなら、日本のクリスチャンは近代西欧主義の体現者である。しかるに右翼は日本の伝統、特に万世一系の国家神道を本質とするから両立できるわけない、と考えることでしょう

確かに理路整然と考えればその通りですが、世の中、理路整然としないことはいくらでもある

「日本主義クリスチャン」といわれる人物に、荒原朴水がいます。日本近代思想を勉強していてもこの人を知っているのは相当コアな人でしょう

この荒原朴水、例の浜口雄幸暗殺の佐郷屋留雄の門下生だそうで、実際に思想も行動もかなりラジカルだったようです

ついでに、と言っては失礼ですが、自民党の石破茂さんもクリスチャンですから日本主義クリスチャンと言えないこともない

となるとインテリな人は「日本主義クリスチャン」には日本における近代と伝統の葛藤がどうの…、と理屈を考えるかもしれませんがちょっと違のでは。ハタから見てもご本人もそんな違和感はなさそうです

荒原朴水は会ったことはありませんが石破茂さんとか見ていると、そういう思想的な整合性に苦悶する、というより、単にものごとにこだわりのめり込むタイプでは、という気もします

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冬の多摩川の釣りはフナだけ?

2011-02-19 | Weblog
二月のこの時期、多摩川の中流で釣りをするとしたら何を狙うか

結論は寒いし魚もいないし、それに今年はたびたび書いているように改修工事をやっているから、水も減って釣り場もなくなっている。だから無難な結論を言えば釣りなんかやめとけ、となるでしょう

それでも粘りに粘る人はいるもんです。お目当ては大体がフナで、たまに鯉の人も見かけます

ただウハウハ楽しそうな顔は殆どなく大半は無表情で、なかには無表情を通り越して不快の域に達している人もいる。やはりあまり釣れないのでしょう

そこでこの写真、両岸にフナ釣りらしい人がいます。夏場はこの辺で釣りなんかする人はいませんが、消去法でここしかない、となるのでしょう

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■「二子玉川にエコタウンをつくる会」の講演があるそうです

2011-02-18 | Weblog
当ブログではいわゆる二子玉川の再開発なるものをときどき取り上げますが、再開発など二子玉川について、「二子玉川にエコタウンをつくる会」から色々情報を頂いています

ところで「二子玉川にエコタウンをつくる会」は最近NPO法人として活動を開始したそうです。その一環として「自然・環境教室」をやっているとのことです

その第二回の講演が「ミツバチからの警鐘~ハチが教えてくれること~」とのテーマで、3月6日10時から玉川町会会館(R i s e B i r d s M a l l 2 F)で開催するとのことです。講師は佐々木正巳玉川大学教授で入場は無料。佐々木先生は二子玉川エリアに縁のある方だそうです

ミツバチと二子玉川の関係はともかく、二子玉川に興味がおありの方は出席されてはいかがでしょうか

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多摩川の明るい枯れススキ

2011-02-17 | Weblog
多摩川の冬景色となればやはり一面の枯れ野です

この写真、ご存じ二子玉川の冬枯れのススキの原ですが、何もなくなってしまってかえって明るい真冬があります

晴れているところがミソで、これが曇りなら陰鬱だし薄雪でも積もっていても暗い。晩秋、まだ半端に青草が残っているのもこれまたわびしいですが、ここみたいに全部枯れてしまうとかえってさっぱりしてよろしい

草刈りをやってないのもまたよろしく、草刈りの跡なんか眺めてもおもしろくもなんともありません

そこで皆さん、ウッカリ野火なんか出して燃やしてしまわないようせいぜい気をつけて下さいませ

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水が減っている多摩川

2011-02-16 | Weblog
この写真、昨日に続き狛江付近の多摩川です。昨日はもっぱら雪の話でしたが今日は水量にご注目を。雪がかなり増えましたが水量は殆ど増えていません。というか晴れていたときと同じペースで減っている

雨なら一晩ふれば水は増えますが、雪は雨ほど単純でないかも

このペースでいけば近いうち、このあたりの流れで枯れるのもでるのでは、と余計な心配もしますが、その辺で影響が大きいのは釣りの人でしょう

というわけでいずれこの時期の多摩川釣り情報でもやります

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多摩川雪情報 2011.2.15

2011-02-15 | Weblog
昨日、「もう東京に雪は積もらない」などと大それたことを書いたら、一夜あけて早速写真のようなアリサマとなってしまいました

この写真、今日の午前の狛江付近の多摩川です。ご覧のように河原には雪が積もっていますが、写真に写っていない土手の上のサイクリングロードは乾いていて特に問題ありません

ただ問題ないのは舗装している所で、未舗装の場所はやはりあちこちに水たまりができています。それと写真には写っていませんが、雪の河原を根性で歩いた人もいたようです

ということで自転車やウォーキングなら、バカな所へ入り込まなければまあ大丈夫だろう、という結論です

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もう東京に雪は積もらない?

2011-02-14 | Weblog
数日前、天気予報は東京でも雪、とワメいていましたがどうもはずれたようです
付け加えれば今年も、今回も、です

ここで話が広がりますが、ここ数年、東京にはまとまった積雪がない

写真は2006年1月、これ以降まとまって積もった覚えがありません。ついでにこの写真、多摩川ではありませんが、この雪でとても多摩川まで行く気もしなかったのでした

ひょっとして自分が生きている間に、もう東京で雪が積もるのを見ることはないだろう、と感傷的にもなります

温暖化で南極に雨がふるくらいだからそのくらいどうした、と極端な言い方もできますが、東京の雪景色は北朝鮮やアフガニスタンの風景のように、殆ど見ることのできない幻の世界となることでしょう

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