多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川の公園には名前がない?

2009-02-28 | Weblog
この写真、二ヶ領上河原堰堤という長い名前の堰堤です。この上流はちょっとした湖のようになって、まわりは調布市民の憩いの場ですが、このエリア、特にこれといった名前がついてない。二ヶ領…じゃ疲れるので愛称でもつけたらと思うのですが、その気配もない。そのうち役所が「…ふれあい広場」とか、役所の定番的官僚的ワンパターンな名前でもつけるかも知れませんが…

それにしても多摩川沿いには、ボロ自転車横丁とかジイサン銀座とかホームレスの原宿とかの通称があってもおかしくない場所が多いのに、特にそう呼ばれることもない。役所の定番みたいな名前をつけてくれとは言いませんが、もし何かの事故があっても、名前があれば場所がすぐ分かるから便利では

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多摩川河口 大波がきたらどうする?

2009-02-27 | Weblog
多摩川の河口みたいに川幅がある所で、もし津波や大台風が来たらどうしよう、と言われても、ハアとしかおこたえしようがありません。そういう大災害は別として、この写真はかなり風の強いときですが、ご覧のようにヒタヒタと波が寄せるくらいでやはり東京湾の奥の奥だな、と感心したりします

むしろ気になるのは、何かのはずみでドボンと落ちたときです。濡れてセクシーなんて言ってる場合じゃなくてかなり寒いでぜ。それに助けを呼ぼうにも通行人も少なく、まわりにマンションや工場があっても壁で囲まれていますし、着替えがすぐ買えるユニクロも近くになし、サテどうしたものか…

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カラスの骨は白かった 多摩川のカラス

2009-02-26 | Weblog
多摩川のカラスどもの写真を撮るのは意外と難しい。カモメなんぞよりはるかに難しい。カラスと言えば一見あつかましそうですが、相手がカメラを持っているとなると話は別らしく、トットと逃げてしまう

人のそばに寄って来る変態カラスもいますが、警戒心が強い上にこちらが隠れる場所も少なくその上カラスの数もあまりいない。それに写真が撮れてもご覧のようにまっ黒けで、どこが目だか何だか分からない。カラスをバッチリ撮れる人がいたら私、大尊敬します

ところで街中と違い多摩川のカラスはどことなく孤独感が漂っています。広い場所にポツンといるからでしょうか。孤独の果てに死んだカラスもたまに見かけますが、カラスの骨は白かった

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多摩川の看板シリーズ 久々の登場

2009-02-25 | Weblog
この看板、要するに多摩川にはいろんな生き物がいるから自然を大事にしろ、と言いたいのでしょう。それだけならどうということはありませんが、このくどさしつこさがなかなかのもの。色々な生き物植物をこれでもかコレデモカと細密に一杯書き込んでしかもバッチリ陰影くま取りをつけています

ここまでやると涅槃図みたいで、ついでに真ん中にお釈迦様か阿弥陀如来でも描いたら鎌倉時代の仏教画の雰囲気です。ペンキのはげ具合も何とも言えない味が出て、「多摩川に愛を…」のセリフも最後の「…」が効いて泣けてきますな

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春が近いと富士山の雪が増える?

2009-02-24 | Weblog
これで何回目か忘れましたが、多摩川からの富士山シリーズ、前景ゴチャゴチャリアリズムに真っ白の富士山です。前も書きましたが、前景に工場や民家やグラウンドとかがない富士山は現実感がなくて新興宗教のお好きな富士山のイメージみたいで、南米のどこかの知らない火山みたいな気もします

初冬は富士山の雪は風で飛ぶからか岩も露出していますが、このように雪がビッシリつくのは真冬になってからで、富士山が白くボテッとしてくると春が近いお知らせでもあります。ところで今年は雪も積もらないし山の雪も少ないですな

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是政橋は工事中 競馬場への道は刑務所へ? 多摩川百景

2009-02-23 | Weblog
工事現場を美しい写真に撮るというのは難しいのでは。これはあとあと貴重になるワイと思って、建設中の六本木ヒルズや改修中の丸子橋の写真とかを撮りましたが、今になって見るとガラクタの山にしか見えません

ところでこの写真の是政橋、この前の稲城大橋とは違いさすがに天下の府中街道の橋だけあって交通量は多く、ご覧のように工事中です。橋だけよくしても橋の両岸の道路がアレじゃオイオイ大丈夫かい、という気もしますが、まあ何とかなるんでしょう

なお競馬場への道は刑務所へ通じるというのは、ギャンブルにのめり込むんじゃねえぞ、という意味の府中の辺のことわざです

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多摩川の冬ももうすぐ終わりだ

2009-02-22 | Weblog
この前、冬物写真の在庫一掃をすると言いましたが、第二弾はこれです。河原の冬枯れの木が夕日で赤く…、なんて書かなくても見ればお分かりでしょう。この辺は夏とかはどうということもないのに、なぜか冬になると存在感が出てくるところで、結局は日の高さや木の生え方なんでしょうか。それに河原の木はかなり大木でもアッサリ流されてなくなることがよくありますが、この辺のはしぶとくて、そういう災難もあまりないみたいです

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多摩川沿いのマンモス団地  多摩川住宅  多摩川百景

2009-02-21 | Weblog
多摩川沿いはマンションブームですが、古い団地も渋い魅力で「団地萌え」とかで静かなブームだそうです。まあちょっとの間暮らすのと一生住まきゃならないのでは話も違うでしょうけれど、多摩川沿いのマンモス団地というと多摩川住宅ですな

建物は高層ではないけれど、調布と狛江にまたがってそれはもうただただ広く、上空のジェット機の窓からもはっきり見える。ところで多摩川沿いにあるから多摩川住宅とえらい事務的なネーミングにしたもので、最近のマンションのフランス語かラテン語かウイグル語だか知らないが変に凝った名前よりかえって目立つのでは

写真の奥にある給水塔は団地内にいくつもあって、多摩川サイクリングロードでかなり離れた所からも良く見えます。手前のお遊び場公園を通り越してグラウンド並みの広場も、昔の団地はこんなに面積にゆとりがあったんだよ、ということです

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稲城大橋の栄光と孤独  多摩川百景

2009-02-20 | Weblog
利用が少ないとか通行料を無料にするとか、多摩川の橋の中では何かと話題になる橋です。見かけも写真のように東名高速にも劣らぬ堂々の橋ですが近くの住民以外、果たしてどのくらいご存知かな。「大橋」の名も名前負けしている感じでは

別にわざとイジワルな写真の撮り方をしたわけじゃないですが、まわりも殺風景です。漬物石を選ぶのに困るほど石が積もった河原に、落書き甲斐がないからか橋脚には落書きがありません。それに生活環境が良くないのかホームレスの方もあまりお住まいでないのも何だかさびしいですな


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多摩川の冬の夕日も見納めだ  多摩川の撮影ポイント

2009-02-19 | Weblog
この写真、早めに投稿しないと来シーズンまでお蔵入り、になるので出すことにしました。こういう雲や日の傾きや空の澄み具合は1月までがいいとこで、2月になるとどうしてもドヨンとしてきます

多摩川の冬景色なら支流から立ちのぼるモヤや河原の草に降りた霜とかもありますが、そういうのは朝早くないと駄目というのもあってか、残念ながら手持ちの写真がありません。ただ他にも冬ネタは、在庫一掃でまだあるかもしれませんので乞うご期待

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新二子橋からの眺めはサテ? 多摩川百景

2009-02-18 | Weblog
当ブログの「多摩川百景」は、「多摩川サイクリングロードガイド」シリーズの次にご好評の記事シリーズです。「多摩川百景」シリーズでは多摩川の橋を随分取り上げましたが、今回は新二子橋です

この橋、別に外観はどうと言うことはない。面白くとも何ともなく写真にもクソにもならない。旧二子橋じゃ足りないからとにかく作りゃいいんだろ、とごく事務的なデザインです

だから橋を眺めてもどうと言うことはありませんが、橋本体はさておき、この写真は新二子橋から二子玉川駅を眺めたものです。まあ言わなくてもお分かりでしょうが、最近の二子玉川は工事ラッシュで、この写真も早くも懐かしの二子玉川風景になりつつあります

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多摩川の渡し舟はエコで便利な交通機関?

2009-02-17 | Weblog
多摩川に渡し舟の記念碑が多いことはこの前書きましたが、現役の渡し舟は殆どありません。しかし復活と言うか新設だか知らないが、渡し舟があればなかなか便利じゃないか。人力車は今も現役ってこともありますし

相手は川のすぐ向かい岸なのに、第三京浜や東名を車でわざわざ通行料を払って出かける、という話も結構聞きます。こういうのは時間の無駄だし環境にも優しくないのでは

ただイベントとかで一時的に復活しているのを見ると乗客は救命胴衣を着けたりで、実際に動かすとなるとなかなか大変ではあるでしょう。事故対策や渡し舟の船頭の資格試験や渡し舟ジャックのテロ対策とか、苦労が多いのでは。なお写真は是政の渡しの記念碑で、この碑もかなりの豪華版です

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美しく青き蒲田  多摩川百景

2009-02-16 | Weblog
ウィーンはどんな町かという話をしていて、ドナウ川という大きな川が流れているとかの話になり、川があるなら多摩川のそばにある蒲田みたいだ、と言った人がいました

ウィーンに行ったことがないのでウィーンと蒲田が似ているかどうかは分かりませんが、蒲田は猥雑な町ではあります。猫と自転車の多い町でもあります。も少しお上品な言い方をして庶民的とよく言われますが、とにかく東京にありそうなものは何でもある。レトロなものも結構残ってまして、この写真はいささか前ですがこういうお店も見つけました

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多摩川のカモメがまたまた登場です

2009-02-15 | Weblog
多摩川のカモメは当ブログの常連ですが、この写真みたいに川筋から離れてしかもこんなに群れているのは珍しい。群れていると言いましたが、演歌に出てくる冬の日本海のカモメみたいに一人さびしく雪が舞う、っていうのもありますが、カモメというのはそもそも群れている。ただエサがもらえるワケでもないのに、これだけまとまってしかも水辺から離れた所にいるは、多摩川ではあまり見かけません。写真を撮っているときも相当警戒している様子で、何かよほどの事情でもあったのでしょうか

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多摩川に春一番がやってきた

2009-02-14 | Weblog
春一番とかが吹きましたが、この写真、少し前のですが似たような状況ですな。分かりにくいですがグラウンドから砂がかなり舞い上がって雲かカスミかかすんで見えます。こうやって離れた所から見ていると大変そうですが、砂の中は案外平気だったりする

川の水辺にオープンカフェとか作れるようにしようと言う話もあるらしいですが、場所によるんじゃないか。隅田川みたいにコンクリートで固めてあれば砂はあまり気にならないでしょうが、まあこの砂ぼこりだと川辺で食ったってウマクもなんともないだろうし、第一アルミのテーブルとか飛ばされるんじゃないか。仮に風がなくても川沿いは一年中虫が多いですぞ

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