多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川の隅田川的風景

2010-04-30 | Weblog
というタイトルの意味は写真を見ればお分かりの方はすぐ分かるのでは。川崎近辺のこの多摩川の写真。隅田川沿いだと言っても通らなくはない

では多摩川と隅田川沿いがどう違うかと言えば、隅田川に比べ多摩川は河川敷が広くまわりに緑が多く、まわりに建物が多くても事業所は少なく住宅が中心。平たく言えば要するに田舎なのであります

ただ雰囲気が割に近い川崎のあたりの密集地でも両側に建物がビッシリという所はなく、この写真でもよく見ればこれは隅田川ではない、とボロが出ます

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実は公営住宅… 多摩川の目立つ建物シリーズ

2010-04-29 | Weblog
多摩川沿いの目立つ建物シリーズ、多摩川大橋より少し下流の大田区側のこのタワーマンション、最近は高層マンションが増えたので高さではそれほどではなくなりましたが、特徴のある建物が一棟だけ立っている姿はやはり目立ちます

ところでこのマンション、名前のトミンタワーやトミンハイムからすぐ分かることですが、まわりの低層のも含め民間のでなく東京都の住宅供給公社の物件です。公営住宅が都内のヒレやロースみたいな一等地にデンと建っているというのはよくあります。それにほのぼのとした「都民住宅」のトミンと我こそはバブルなりの「タワーマンション」が合体したネーミングも楽しいですね

ついでに言うと、公営住宅と言えば高度成長期に建てられたブロック型の古くてシブーイ団地とは限らないということでもあり、ものごと、思い込みに凝り固まらないほうがよさそうです

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京浜急行多摩川鉄橋

2010-04-28 | Weblog
この写真、タイトルの通り京浜急行の多摩川鉄橋です。赤にベージュの電車がライトブルーの鉄橋を渡る色彩感覚はセンスの良い悪いを超えた存在感があります

それとこのあたり、下りなら京急川崎駅のすぐ手前となり電車がスピードを落とし写真を撮りやすくなかなかの撮影ポイントのはずですが、なぜか鉄道ファンの姿はあまり見かけません。「撮り鉄」がどこにでもあつかましく入りこむのが問題になったりするようですが、この辺は完全にホームレスさんエリアなのでやはり遠慮して入らないのでしょうか。とすると意外とカメラマン根性のない人たちだなあ

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多摩川沿いでリッチに暮らす?

2010-04-27 | Weblog
多摩川沿いの高層マンションにあこがれて、あんなところで暮らしてみたいと思っている若い人は結構多いのでは。しかし最上階からの眺めとかはさておき、川沿いの景色はそうした夢にフェイントをかけられたみたいな所が多いというのが偽らざる実感です

変な木がヒョロヒョロと伸びてなぜかトロピカルなムードが漂うこの写真を撮ったあたりにも、川沿いの高層マンションが並んでいます。が、まわりの土手ではオジイサンが釣りをし、昼休みはとっくに終わっているのに昼寝をする人がいて、アベックがイチャついていたりで対岸にはホームレスさんのおうちがズラリと並んでいる。贅沢な時間が流れてどうのとかの不動産のキャッチはマボロシか単なる寝言だという気になります

結局、多摩川沿いだから特別だということもなさそうで、要するに東京のどこでもありそうな住宅地と割り切って変な期待を持たないほうがいいのでは

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次は多摩川のツツジの季節

2010-04-26 | Weblog
多摩川沿いの花となると桜並木のような大物や勝手に生えて来た植物が目立ちますが、地元の人とかが育てた植栽も頑張っています

写真のツツジとかがそれで、少し前にご紹介した菜の花畑とかもあります。こういうのは住宅地とかにあったらかなり大規模なのですが、何分河川敷が広過ぎてあまり目立たないのが惜しい。ということで機会があればこうした町の公園的な植栽も取り上げていきます

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野川の菜の花と桜

2010-04-25 | Weblog
多摩川の支流の野川の菜の花はこの前取り上げましたが、野川は菜の花と桜が同時に楽しめる川でもあります。ということも前回少し書きました。そしてが両方そろっているのはこれまたそのとき言いましたように主に調布市内エリアでしょう

ということで、これはその写真ですがこの時点で既に桜は散りかけ今ではもう葉桜という手遅れ的なご紹介となってしまいました。そしてその菜の花もそろそろ終わるのでは

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天気は崩れるばかり…

2010-04-24 | Weblog
多摩川沿いでは相変わらずあいにくの空模様続きですが、たびたび言っていますがこういうときは崩れて行く天気というか雲を楽しむ機会でもあります。楽しむと言ってもただ眺めるだけではバカみたいなので、写真に撮ってということです

こうして私も悪天候のおかげでなんだか最近はこういう雲の写真ばかり撮っているようで、そのうちあとになってこの年はやけに雲の写真が多かった、最高記録じゃ、と気が付くかもしれません

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武蔵小杉の日枝神社

2010-04-23 | Weblog
しばらくやりませんでした多摩川沿いの寺社シリーズ、今回は武蔵小杉の日枝神社であります。武蔵小杉周辺の寺社では以前、その名もズバリの小杉神社をご紹介しましたが、日枝神社は東横線を挟んで反対の東側、多摩川にかなり近く、土手上のサイクリングロードからも注意すれば一部が見えます。近くには真言宗の大楽院もあり、NECと高層マンションの町武蔵小杉の宗教エリアといった一角です

鎮守の神様には由来がよく分からないのが多いですがここはいつ誰が建てたかはっきりしており、江戸時代中頃の建立とのことで神社としては割合に新しいのでは。写真からも雰囲気がお分かりのように参拝する人もかなりいて信心も盛んなようです

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多摩川の支流、野川の菜の花

2010-04-22 | Weblog
昨日はダイコンの花でしたが、今日は菜の花の話です

多摩川の支流の川で緑地や遊歩道が整備されているのは野川でしょう。特に京王線から中央高速の下あたりにかけて、調布市内の流域は桜の名所でもあります。この写真は桜は終わっていますが、菜の花が盛りの最近のものです。桜並木のないところでも菜の花は川沿いに延々と続いています

なお写真の左側にみえるように川沿いの道も舗装されていますが、自転車でビュンビュン飛ばすような道ではありませんのでお出かけの自転車人はそのつもりで。舗装道ではないが河原を歩いてたどることもできます

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多摩川のダイコンの花

2010-04-21 | Weblog
多摩川沿い、桜の次はダイコンの白い花の季節です。付け加えれば菜の花の季節でもあり、ついでにその次はクローバーの季節かな。もちろんダイコンと言っても食用のとは別で、これが食べられれば野菜が高いなんて苦労はしません

ただこのダイコン、なぜか鉄橋の近くや道路から見えるところなど人目につきやすい場所に多い。このため多摩川の河原ならどこにでもある気がするかもしれませんが、大規模に群生しているのは二子橋からガス橋あたりくらいで意外と場所は限られます。確かにこのあたりは人が多いから目立ちますね

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昔は桜並木が… 稲田堤

2010-04-20 | Weblog
多摩川の川崎側から対岸の調布のほうを眺めたこの写真、画面にはありませんがこの近くには「稲田堤の桜」の案内板があります

あたりに一本もないのにナゼ、となりますが、案内板によれば日清戦争勝利を記念してこのあたりに桜並木を植えたが王子の飛鳥山と並ぶ花見の名所になった。古賀政男の『丘を超えて』もここからインスピレーションを得てつくられたといわれる、とのこと。当時は多摩川随一の桜の名所だったんでしょうな

ただ残っていた木も多摩沿線道路の拡幅のため切られて現在は一本もない、とも案内板にはありますが、それにしても一本残らず切り倒すとはすごい。高度成長期とはこんなに野蛮な時代でもあったのだ。ということで切られた桜を悼んで写真も殺風景で沈痛なのにしときました

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多摩川で一番派手な橋? 大師橋

2010-04-19 | Weblog
というタイトルにしましたが、写真の大師橋、多摩川では確かに目立ちます。ただ多摩川には勝鬨橋のような特徴のある橋が少なくパッとしない橋の多いのもあって、「多摩川では」という断り書き付きでです。また隣を首都高速が並行して走り近くには羽田空港もあるとなれば人目につく機会も多い

目立つと言ってもこの橋の近くには電車の駅もなく、これと言ったお出かけスポットもないのが難点でしょう。それでも河口の湿原だの運河の水門だの川崎大師の祈祷殿だの探せば見所はあるから、川崎市とかが散歩コースで作っては

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完成間近? 羽田国際線ターミナル

2010-04-18 | Weblog
この写真、少し分かりにくいですが多摩川の川崎側から見た対岸の羽田空港新国際ターミナルです。形はすっかり出来たようすで完成間近と書きましたが、クレーンが目立つのは手前の京浜急行やモノレールの駅の工事でしょう

国際線ターミナルの工事が始まる前は多摩川の対岸のこのあたりからは、いかにも羽田空港の端の方しか見えないといった感じでしたが、国際線ターミナルは多摩川のすぐ手前にデーンと構えることになります

逆に言えば多摩川のこの周辺は干潟やヨシが広がる湿原が残っていますので、アジアからはじめて日本に来た人は、日本はまだ開発が遅れているなー、などと思うかも知れません

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どうせ天気が悪いなら… 多摩川の撮影のポイント

2010-04-17 | Weblog
春に入ってから特に天気が悪く、多摩川沿いでも晴れ渡った日は数えるほどです。潮干狩りやお花見に行くと凍え死ぬんじゃないかみたいな季節外れの寒さも加わっています

ただ写真好きな人は空の変化の激しいこういうときこそ雲や夕日の写真を狙うチャンスでは。たとえば夕日も晴れが続いて何となく日が暮れたというよりも色々な瞬間が出現する、どうもやせ我慢に聞こえますが、こう理屈をつけてご覧のようにセッセと撮っています

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新緑で目立つ木

2010-04-16 | Weblog
多摩川の河原でインパクトのある巨木、ときどき取り上げていますが、今日のは川崎の等々力あたりの河川敷にあるご覧の巨木です。どこがインパクトだと言えば、見れば分かるでしょ。付け加えると写真では扇を広げたみたいに平らに見えるが、実物は3Dでもっと立体感があります

実をいうとこの木、夏冬はあまり目立たないのですが、今どきの新芽の時期のごく短い期間だけ存在感が高まります。冬は冬枯れで枝だけで、夏は葉っぱにおおわれてモッコリしてサマにならず目立たないが、この時期になると木の幹と新芽のコントラストがおおいにアピールするのでしょうか

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