多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

川が浅いから浅川?

2009-10-31 | Weblog
写真は多摩川の支流の浅川。以前バックナンバー記事「多摩川の支流 浅川」でご紹介したことのある川です

この川沿いにもサイクリングロードが通っていますが、多摩川本体沿いのロードをひとまわりスケールを小さくしたような感じで、多摩川本流には少々飽きたからひっそりと余生を過ごしたい、みたいな人向きといったところでしょう

このブログのシリーズ記事に「多摩川サイクリングロードガイド」がありますが、このコースは別に迷ったり危険な所もありませんから浅川サイクリングロードのガイドは特に必要ないのでは

この川沿いの道、大体写真のような感じの流れが続きますが、川はおおむね浅そうで、だから浅川というのだなと妙な所に感心したりします

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京浜急行川崎大師駅 仏様パラダイス入口

2009-10-30 | Weblog
多摩川沿いの駅シリーズ、今回は京急川崎大師駅です。ただこの駅、「多摩川沿い」というには少し川筋から離れていて、同じ大師線でももっと川に近い駅があります

それにしてもこの駅の見ものは何といってもド派手な赤ですな。京急の赤い車体か、大師のダルマか、はたまた共産党か郵便局か、ご覧のように柱の赤がひたすら迫ってくる。本当は雪の積もった日に写真を撮りたく、そうすれば雪の白とでもっと目立ったことでしょう

しかし何といってもこのエリアの本命は、駅よりもお寺の川崎大師本体とその周辺でしょう。庶民の現世利益の願望満開の仏様パラダイスのこのゾーンですが、ただ多摩川沿いからはさらに離れますので、当ブログでご紹介したものかどうか迷い中です

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稲城大橋から多摩川を眺めたら…

2009-10-29 | Weblog
今回は時々取り上げています多摩川の橋の上からの眺めシリーズです。意外と気がつきませんが、橋の上の特に真ん中あたりはビルの何階に相当するか知らないがかなりの高さがあるとみえ、周囲の展望が開けているのもあいまって、結構遠くまで見はらせます。特に川沿いにはあまり高い建物がない所ではまわりを見ても気になるのはカラスくらい、貴重な展望台であります

さて、この写真は稲城大橋から下流を眺めたものですが、ここは特に展望がいいようです。川の向こうに広がる大都会は調布の駅あたりですが注意すればもっと遠くの色々なものも見えてくることでしょう

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多摩川サイクリングロードの水たまり問題

2009-10-28 | Weblog
雨がやんだら、さあ多摩川サイクリングロードにお出かけ、といきたいところですが、そうは世の中甘くない。難儀するのがサイクリングロードに雨後にできる水たまりです。秋から冬にかけては減るものの、まとまった雨のあとは特に河川敷を通る箇所にまずできるとみていいですな

ときには写真のような長さ数メートルにわたる見事な水たまりもでき、かと言ってまわりの草地を迂回しようにもそこもまた水浸しというイジワルな状況がしばしば起こります

ただこういう水たまりがあってもママチャリなら楽々強行突破でき、水たまりの中を走ればフェンダーについた泥もついでに洗えてなお結構というメリット(?)もありますが、クロスやロードだととてもそんなことできない。車道を迂回するか、乾いて水たまりがなくなるまで待つしかありません、と何だかイエス・キリストの教えみたいな結論になりました

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ススキのシーズンはもうすぐ終わり

2009-10-27 | Weblog
多摩川の河原のススキシリーズ、今回にて打ち止めとなります。他にもススキの群落は多々ありご紹介したく心残りではありますが、とにかくススキのシーズンは終わりです

この写真も撮った時点ではススキの穂も銀色に輝いていましたが、そろそろ枯れススキの枯れ尾花になりつつあります。では次は紅葉かとなると、山の中ではないので多摩川の河川敷にはそれほど紅葉の名所はありません。というわけで少しはご紹介できると思いますがあまり期待しないで下さい

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『沈まぬ太陽』と大魔神

2009-10-26 | Weblog
映画版、『沈まぬ太陽』が封切りとなりましたが、実はこの前ご紹介した調布の角川大映撮影所の大魔神像はペアというか対になっていて、もう一つ、写真のような像もあるのであります

そして写真でご覧のようこの像の後ろには『沈まぬ太陽』の広告があるのであります。ところでこの広告、かなり前から掲示されていましたが、あまり印象に残らなかった。大魔神像の強力なインパクトとバッティングして印象が打ち消されたようで、広告する際にはこういうことに気をつけなきゃいけませんな

ただこの映画、見てないのでよく分かりませんが、ちょっとテーマが古いのでは。日本企業が世界をマタにかけ企業人も我こそはビジネスなり、とギラギラしている時代は終わって、たとえ「沈まぬ」にしても不屈の強さではなく、もう二度と元気よく燃え上がらないみたいな意味にもとれます

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関戸九頭竜神社には猫がいる

2009-10-25 | Weblog
この神社というより祠、多摩川から少し入った所にあり、多摩川沿いというには少々無理があります。場所は京王線の聖蹟桜ヶ丘駅からかなり近いですが駅からの道はちょっと分かりにくい

何といってもインパクトがあるのはカッコいい名前ですな。九頭竜とはもとは仏教の神だが神仏習合で…とかの由来のようです。この祠も東京近辺の九頭竜神社のどれかを勧請したのではと思われますが、多摩川に近いから水神と関係があると読んでいる

と推理して全然ハズレているかもしれませんが、このまわりはなぜか竜ならぬ猫が多くこの写真にもレジ袋に化けているのが写っていますがお分かりかな

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多摩川から奥多摩の山並みを見れば…

2009-10-24 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川の緑の季節もそろそろ終わり、と以前書きましたが、今年はなぜかしつこく青々としているようです。この写真、福生から羽村にかけての多摩川の川筋で、この辺まで来ると奥多摩の山並みも近づいて写真でも上流に写っています、となります

ところでこの写真、水の色にご注目下さい。普段なら清流というか澄んだ流れですが、このときは台風で濁った後再び元の清流に戻りかけている、ちょうどその変わり目です

写真では分かりにくいですが、青味がかった白濁色でその濁り具合と青の微妙な組み合わせが何とも言えない。水量も普段より多くて勢いがあり、増水の荒れたさまから穏やかな日常に戻るところ、川の流れは生きていることが感じられる、と何だか骨董品の鑑賞みたいになってきました

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狛江西河原のススキ野原

2009-10-23 | Weblog
多摩川の河原のススキシリーズ、第四回まで続きまして、今回は狛江の西河原あたりのススキ野原です。写真は多摩水道橋より少し上流で、こういう眺めが楽しめるのは西日が当たって逆光になる午後の時間帯ですな

ところで、秋の風物詩で風情があってとススキを楽しむ方も多いでしょうが、多摩川沿いの住宅地や緑地では、ススキは最悪最強の雑草として恐れられています。河原から種でも飛んできてはえるようですが、いったん根をおろすと除草が非常に難しい。ただススキがまわりに茂る新築豪華マンションというのも日本的な情緒があって悪くないのでは

なおこの写真は季節はちょうど今頃ですが何年も前のもので、今は増水などで様子が変わっているかもしれませんから(無責任!)そのつもりでいて下さい

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大師の渡しの碑

2009-10-22 | 多摩川の景色 川崎国
川崎では昔の多摩川の渡し場の跡に、写真のようなステンレス鏡面仕上げの碑が各渡し場ごとに律儀に建ててあります。それでそのテッペンの部分に由来が解説してありますが、大体が、昔は○○という渡し船があったが□□年に△△橋ができたので廃止になった、というパターンでなんだか裁判所の文書みたいにスタイルが決まっています

渡し場で一番河口に近いのは羽田の渡しで、この大師の渡しはその次です。渡し場のシリーズをやるなら川上か川下から順にやれ、と思われるかもしれませんが、碑がある場所の眺めからするとこの大師の渡しがなかなかいいので、とりあえずこれが先発でご紹介しました

それではウォーキングの際にここでお食事を、とお考えかもしれませんが、写真でも分かるように、碑の根元に犬の小便がひっかけてある。誰の仕業だ! こういうことをしてはイカン

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稲城大橋そばの島守神社

2009-10-21 | Weblog
この神社の由来についてはよく分かりません。君、きちんと調べたのと言われると、ムニャムニャですが、よく分からないを通り越して全然情報がありません。が、全国のローカルの鎮守の神様は大抵こういう感じでしょう

ご覧のように社殿は最近改修されて、手前の狛犬も新しそうですがかなりインパクトがあって、子供連れで参拝するとこわがるんじゃないか

場所は稲城大橋の稲城側から少し南に下ったところにあります。初めての際は稲城大橋下流側歩道の上から社殿の千木がチラホラ見えますので、それで場所の見当をつけて行けばいいでしょう。ただ土手上のサイクリングロードからは殆ど見えませんのでそのつもりで。住宅地というか梨畑の中にありますがこの辺はなぜか猫が多い

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ススキかオギか? 是政のススキ野原

2009-10-20 | Weblog
多摩川のススキシリーズ、第三弾は是政の河川敷です。ここは河原のあちこちにススキの茂みが散在するのでなく、写真のように一箇所に密集していてススキを眺めるには効率が良い所でしょう

ところでススキ・ススキと書きましたが、これは正確にはオギの群落だそうです。ただそうは言われても普通のススキも混ざっているので、妥協点として色々はえているということでススキ野原としておきました

場所ですが是政橋のすぐ上流で電車の便も良い方でしょう。それに草むらの中を歩ける道もついていますが、今年は多摩川の草むらでなぜかヘビをよく見かけるのでご用心を

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調布の角川大映撮影所 大魔神オコル?

2009-10-19 | Weblog
調布にある大映の多摩川撮影所、正式には角川大映撮影所というらしいです。写真はその正面にある「大魔神」の像で、大映とは何でなぜ角川大映撮影所と呼ばれて、それがなぜ多摩川沿いにあって「大魔神」とは一体何なのか、となるとここまで書いただけでもう続けて書くのが面倒くさくなる。だから専門のサイトで調べて下さい

ただ調べる優先順位は「大魔神」がまず第一で、これについて予備知識がないと撮影所でなく考古学の資料館などと勘違いする人も出ることでしょう

ところでその特撮映画の「大魔神」シリーズに『大魔神怒る』というのがありましたが、この「怒る」は「オコル」か「イカル」かどう読むのかと子供が言っているのを聞いたことがあります。大人の常識からすれば「イカル」に決まっていますが、考えれば「オコル」だと大魔神は短気で癇癪持ちの男みたいで、「イカル」だと精神的で小難しくなる、タイトルとは難しいものです

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多摩川河口の標識

2009-10-18 | 多摩川の景色 川崎国
以前ご紹介しました多摩川河口が再登場です。特に対岸の羽田空港に少し見えている整備場の建物は羽田から行き来する人は必ず目にする東京出発到着のシンボルで、一昔前の上野駅のホームみたいな思い出がある方も多いことでしょう

「多摩川河口」という手造り風の標識もなかなか味がありますな。パステルカラーのマリンブルーみたいな色もユニークですが、書体も中国北朝の石碑みたいな朴訥として枯れた風格がある。拓本をとって掛け軸にして床の間に飾っておこうかしら

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多摩川最大? のススキ野原

2009-10-17 | 多摩川の景色 府中・稲城・多摩
この写真、どうもヘタで、河川敷にススキが広がっているのが分かりにくいですが、おそらくこの辺が多摩川では一番ススキが多いでしょう。上流から下流にかけてススキ野原が続いています

サテ、場所はどこかというと関戸橋の下流、府中側です。したがって最寄駅は京王線の中河原か聖蹟桜ヶ丘となりますが、あそこまで歩いて行く気になりますかねえ

ところで川崎の殿町干潟や大田区の六郷の辺も多いじゃないか、とおっしゃるかもしれませんが、同じ背が高い草でもあれはススキというよりアシの草むらでは。もっともこの写真でも雑草のセイタカアワダチソウがかなり混ざっているように、「純潔」のススキの草むらはなかなかないようで、それにこのセイタカアワダチソウも年々増えているような気がします

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