多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川の台風最新情報

2009-08-31 | Weblog
現在、多摩川はかなり増水していて川幅が広がり大きな流木も散見します。ところどころで濁流が渦を巻いています。サイクリングロードはあちこちに水たまりができていて、通行している人は見かけません。風の強さは川のそばでは町中の倍くらいの強風が吹いています。この写真は今日の午後2時頃の二ヶ領上河原堰堤の様子です

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京王多摩川駅 多摩川で盛んに競輪を行うべし

2009-08-30 | Weblog
「多摩川に近い駅」ランキングでいけば、この駅もかなり近い方になります。川筋までの距離はこの前取り上げた是政駅と同じくらいですが、改札口を出たら京王線の高架に沿って歩けば一本道で多摩川の土手に出ますので、はじめて多摩川に来る人や道を探すのが下手なオネエサンにも楽でしょう

周辺は京王閣や駅前のギャンブラー相手の飲み屋と、京王フローラルガーデンや多摩川の明るく健全ムードが混ざって、ひたすらギャンブル一筋の府中東京競馬場周辺とはまた違った趣があります

「京王多摩川」という駅名ですが、多摩川沿いの私鉄の駅にはここのほか東急東横線の多摩川駅や田園都市線の二子玉川、小田急線の和泉多摩川駅もあり、その名前のウンチクとか突っ込んだらキリがないのでご興味がおありの方は専門のサイトでも調べて下さい

なお写真は高架をはさんで京王閣の反対側で、斜めに傾いたアンテナが遊び心があっていいですね。この自動券売機の左手の道を高架に沿って進めば多摩川白衣観音と万葉集歌碑がある多摩川の土手。目の前に多摩川がワッと広がります

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多摩川のアカシアの非ニッポン的風景

2009-08-29 | Weblog
多摩川の中流を中心に河川敷のあちこちにアカシアが生えていることはときどきご紹介しました。ところでアカシアというのは明治になって西洋から入った木ですから写真のように西洋的な雰囲気が濃厚に漂っている

アカシアの名もはじめ明石屋という漢字をあてようとしたらしいがどうもシックリこなかったと見え、原語のまま残ったカタカナ名にも非ニッポン的なムードがあります。都心のイタリア料理屋などに、もやしみたいなオリーブの鉢植えが置いてあったりしますが、そういうヒョロヒョロより写真のようにのびのびとデカクなってはるかに非ニッポン的な風景です

ところで多摩川のアカシアですが細い木は結構ありますが、このくらいの巨木となるとやはり少なくてこの前の「多摩川の巨木シリーズ」ではないが、かなりインパクトがあります

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なしの直売シーズンとなりました

2009-08-28 | Weblog
稲城の多摩川沿いのエリアにはなし園が多く、この辺のメインストリートのあちこちに写真みたいな看板が出ています。そろそろ今年のシーズンが始まりましたから興味がおありの方は出かけては

このブログはアフィリエイトをやってないのでどこのなし園のがウマイ、とかは書きません。しかし駅前になし園なんぞなく大体が道路沿いですから、車でお出かけの世界となります

ところで多摩川沿いのなしと言えば川崎の登戸周辺も有名ですが、どちらがシニセかという論議も起きる。それと不思議なことに、稲城のすぐ対岸の調布や府中ではなし園や直売のなしビジネスはあまり見かけません

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複雑多様? 多摩川の雑草

2009-08-27 | Weblog
この写真、京王相模原線の多摩川鉄橋です。注意して頂きたいのは京王さんには悪いが電車の方でなく、手前にはえている花です。どうもキクイモのように見えますが、多摩川の河川敷にはこのよう天然だか栽培していたのが野性化したのか分からない植物が色々はえていて、それだけで学問研究の対象になるのでは

ところでこんな草がはえているこの写真、京王のイメージが向上するか低下するか知りませんが、相模原線に乗ってこの区間を通る人で場所がどこか分かる人がいたら相当注意深い人でしょうな

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登戸稲荷社 登戸になぜか多いお稲荷さん

2009-08-26 | Weblog
この写真、登戸稲荷社ですが場所は世田谷通りの北側、南武線の踏切を西に渡ったあたりで、多摩川沿いというのにはかなり無理があります

登戸にはなぜかお稲荷さんが多く、近くの多摩川の河川敷には以前ご紹介した舟島稲荷神社もあってややこしい

お稲荷さんは水商売の人がよくお参りするとか言われますが、この神社は写真のように靖国神社をひとまわり小さくしたみたいな厳粛さが漂い、意味深な男女がご利益を願ってお賽銭をチャリンといった俗っぽさは全然ありません

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多摩川の夏雲

2009-08-25 | Weblog
今年の夏にしては珍しく、大きな夏雲がそびえている写真です。珍しくと言いましたが、こういう雲は夏の終わり頃によく見かけるような気がします。この写真は今一つ間が抜けていますが、屈強な夏雲に沈痛な光があたり悲劇的な時間が経過しそして夏は悠々と美しく老いていった、という意味のカッコいいことを三島由紀夫は言っていますが少ししゃべり過ぎみたいな気もします

ところで滅びの美の文学の世界から現実に戻りますが、こういう雲が出て動き出して、しかも離れた方角でも空が暗くなっている場所があったら夕立があると思ったほうがいいでしょう、さらに自分のいる辺りも曇って暗くなり冷たい風が吹いてきたらまず当選確実ですから、トットと逃げましょう

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筏つなぎの松 多摩川百景

2009-08-24 | Weblog
多摩川の河川敷にはビルがないからインパクトのある巨木が目立ってくる、とこの前書きましたが、これもその一つというか一本で多摩川原橋のたもと調布側にあります。名前もちゃんとついていて筏つなぎの松というのだそうですが、残念ながら細かい由来は分からない、というか面倒くさいので調べてませんし、そもそも名前からして大体見当がつくのでは

ところでこの松の木、河川敷を通るサイクリングロードでは中途半端な所にあり気がつきにくく、それもあってか特にベンチとか案内板はありませんが、むしろ上の車道からがかなり存在感があるのでは

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是政八幡神社  多摩川と競馬場の辺の郷土史ふうお話

2009-08-23 | Weblog
この前は府中押立の押立神社をご紹介しましたが、今回は是政の是政八幡神社です。このエリアの話が続いてしかも神社の話題続きです

このあたりの地名の是政は領主の井田是政に由来し、井田氏というのはこの辺に鎌倉時代からいたらしいとのことですが、あまりよく分かってないようです。この点、多摩川関係の武将では以前ご紹介した由良兵庫助がいますがこちらの井田是政、由良兵庫助ほど明確なイメージはないようです

それで写真の是政八幡神社ですが、天正年間にできたが天明の多摩川の洪水で流され、川沿いから離れて現在の場所に移ったとのことです。洪水で川から離れた場所に移ったという多摩川沿いの神社ではよくあるパターンですが、是政駅よりもさらに川筋から離れた所にあります

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多摩川の支流大栗川 名前は地味だが流れは清い

2009-08-22 | Weblog
この写真、写っているのは多摩川でなく多摩川の支流の大栗川であります。大栗川が多摩川と合流するポイントの少し手前であります。場所は聖蹟桜ヶ丘の関戸橋から川沿いに少し下ったあたり。多摩川の支流では、この前ご紹介した浅川が関戸橋の上流で流れ込むのに対し、大栗川は橋の下流で合流するわけです

この川、オオグリガワと読んで名前は少々ダサく川自体も地元民しか知らないマイナーな存在ですが、ご覧の通り奥多摩の秋川を一回りスケールを小さくしたような感じで、水もきれいで自然が残っている

コンクリート護岸なぞで囲ってなく、目黒川や神田川みたいにもならずにすんでからでしょうか。これに比べ、と再びケチをつけますが、同じ多摩川の支流でも二子玉川の野川はやっぱり汚いですな

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府中の押立神社はお稲荷さん?

2009-08-21 | Weblog
今日ご紹介するのは府中の押立神社で、久しぶりにシブーイお年寄り風郷土史風記事です。この神社の由来ですが境内に由緒についての立て札があって、慶長の頃、京都の伏見稲荷を勧請したのがはじまりで、当初は多摩川沿いにあったが正保の大洪水で現在の場所に移った。明治になって押立神社と改名し有栖川親王殿下御染筆の額を下賜せられた、とありますので詳しいことにご興味の方は現地へドウゾ

ただ写真のように村の鎮守の神様的な雰囲気が濃厚で、シンボルカラーの赤もなくお稲荷さんムードはほとんどありません

それにしても以前にも書きましたが、多摩川沿いの寺社は洪水がきっかけで場所を移ったのが多いようで、そもそも「押立」の地名からして多摩川の洪水と関係があるらしいという説はバックナンバー記事の「府中の押立と多摩川の洪水」をご覧下さい

なお場所ですが多摩川に近いということは交通の便が良くないということですが、意外と言っては失礼だが府中市のコミュニティーバスの「押立神社」のバス停がすぐそばにあります

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多摩川の別れの一本杉?

2009-08-20 | Weblog
多摩川の河原にはビルがないのは当たり前ですから、当然、目立ってくるのが巨木です。一本だけでかなりインパクトがあるのも結構ありますが、この写真は生命保険の人生プランのパンフレットみたいですが、こういうふうにクセのある巨木が並んでいるのは少ない

特に左の背の高い二本は杉ではないけれど野中の一本杉的な存在でちょっとしたランドマークになっていますから、場所はあえて書かなくてもお分かりでは。というわけでこれから「多摩川の巨木シリーズ」が続くかもしれません

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多摩川の貴重な湿原?

2009-08-19 | Weblog
多摩川の貴重な湿原と言えば大げさだが、殿町干潟があります。この干潟というか湿原、羽田に比べ川崎側の開発が遅れているおかげでかなり残っています。それにあまり知られていないので静かに楽しみたい人にも向いていると言えます。ただ、そのうちまたバブリーになったりすると道路建設とか言い出すかも知れないから要注意でしょう

ところで殿町干潟ほど広くないショボイ沼地みたいなのは、下流を中心に点在していますから、各自お気に入りスポットをお探しになるのもいいのでは。下の方にアフラックのアヒルみたいなのが写っているこの写真のもその一つです

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是政駅 多摩川に近いがギャンブルも近い

2009-08-18 | Weblog
是政駅は西武多摩川線の終点ですが、この駅はかなり多摩川に近い。東急東横線の多摩川駅や京王相模原線の京王多摩川駅と近さではいい勝負です。ただ駅から川筋までは長々と続く工事中の殺風景な府中街道を歩き、川筋に出るまで自然満喫ムードなんぞはまるでありません。なお是政の名は目下ブームの武将にちなんだものですが、こちらのことはまた閑でもあれば書きます

殺風景と言えば京王閣の競輪の京王多摩川駅、府中の競馬場の南武線の府中本町駅、それと是政の手前の多摩川競艇で、ギャンブル黄金の三角地帯を形成しているのもあるかもしれません。ただこの近辺は車と自転車の圧倒的な世界で、路線も短い西武多摩川線の電車はあまり存在感がない

ところでこの少し手前の多摩川サイクリングロードからは、注意していると西武の例の黄色い電車がチラッと見える箇所があり、そそっかしい人はオッ、ここは池袋かと錯覚するかもしれません

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野川が汚い! どうにかならんか

2009-08-17 | Weblog
写真は二子玉川で多摩川本流に合流する直前の野川ですが、ご覧のようにいつ見ても実に汚い。正確に言うと、上流はきれいな水が流れているのに二子玉川に差しかかると急に汚くなります。汚いといってもナマ臭くて汚いなのでなく、泥水混じりの汚さだからナンボかマシかも知れませんがそれでも汚いものは汚い

二子玉川をオシャレでセレブとか持ちあげても、こんな汚い川が流れていては片腹痛くておヘソが茶をわかすとはこのことです。どうも原因は二子玉川にありそうだから、地元はも少し深刻に考えて対策でも取ってはどうですかな

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