中東難民だか移民だか知りませんが欧州に殺到しています。
なかでも目的地とされるのがドイツ。
今の難民受け入れよりずっと前から、戦後のドイツは外国人を積極受け入れしてきました。
理由は表面上は人道、実質は低賃金労働力確保でしたが、英仏などと違い外国人差別フリーの進んだ国と評価されてきました。
しかしそのことと、ドイツが多民族共存の国として成功したかは別問題。
極論すれば民族共存の新世界が成り立つのは米国やブラジルのような人造国家まででは。
それも価値観の近い西洋系移民に限っての話です。
伝統国家のドイツが、価値観や文化のまったく異なる中東難民を受け入れ続ければ一体どうなるのか。
今の所はベルリンの壁崩壊みたいに世界は皆兄弟ムードで浮かれていますがいずれ問題が顕在化することでしょう。
ただこうしたドイツ、難民を受け入れるのは当然という移民国アメリカの価値観を押し付けられたとも言えます。
それに中東難民が増えたのも、もとはと言えば米国が自国流の民主主義のような価値観を中東に押し付けて混乱したのが始まり。
話がそれてきたのでこの辺でオシマイにします。