golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マーラー「交響曲第1番《巨人》」テンシュテット

2013-09-23 21:55:12 | Weblog
3連休が2週続くと、身体もそのペースに馴染んでしまいそう。

今週は良いとしても、来週がちょっとキツく感じそうです。

今日は終日家でぐだぐだしていて怠惰な1日を過ごしました。

予定では、試験日まで1ヶ月を切った資格試験の勉強をするつもりでしたが、全くやらず。

まあ、いいっか。

クラウス・テンシュテット指揮シカゴ交響楽団(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

冒頭の、霧の様な情景で、初めて買ったショルティのLP(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/82001610c5d0fa8300f2fbd34280c3ef/?page=0&guid=ON)をふと思い出す。

しかし、その後の進行はあのショルティのアプローチとは全く異なる。

ショルティを響きや力強さなど「金属質」に例えるとすると、こちらは「木質」。

ゆったりと、柔らかな肌合で丁寧に音楽が進行して行く。

しかし、段々に熱を帯びて来る。だがそれが外に炎のように吹き出さず、あくまでも内に秘めたる熱で、構築、均整を保っている。

演奏によっては、若干「若書き」にも聴こえかねない「巨人」を、シカゴの名人集団をフル稼働させ、なんとも深く、しかし情熱的な音楽を描き出している。

この演奏で聴くと、この曲が若きマーラーの作では無く、もっと成熟した大人の作品にも思える。

聴きようによってはちょっと異色かもしれない名演。

久しぶりにマーラーを聴きましたが、これからの季節が特に似合う作曲家の一人でもあり、また色々聴いて行きたいと思います。

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