golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》、第4番」田中希代子、ワルベルク、岩城

2013-09-01 22:14:05 | Weblog
昨日今日と、首位楽天に連勝してゲーム差6.5となった我がホークス。

今日は、投打ががっちり噛み合っての完封勝ち。

6回、ノーアウト満塁のピンチも千賀、森福の繋いでの3者連続三振。

特に、今シーズンやや不調の森福が連続三振を奪ってピンチをしのいだのが嬉しい。

この時期で、首位と6.5ゲーム差の3位というのは正直非常に厳しい。

しかし、ファンとしては連勝を重ねに重ねて、奇跡の逆転優勝を願っているのであります。

田中希代子(ピアノ)、ハインツ・ワルベルク指揮(皇帝)、岩城宏之指揮(第4番)NHK交響楽団(ADAM ACE盤)

今日、図書館から借りて来たディスク。

名前は知っていましたが、聴いたことの無かったピアニスト。

世界的なコンクール、ジュネーブ国際、ロン=ティボー国際、そしてショパンコンクールと3つの日本人初の入賞者、田中希代子(1932~1996)。

30代で膠原病のため引退を余儀なくされ、以降は後進の育成に努められた幻の名ピアニスト。

1966年のライブ録音。

なんという瑞々しさ!

若鮎のように跳ね回り、また堂々たるピアノの輝きは「皇帝」にピッタリ。

オケにもその勢いが乗り移っているように思えます。

第4番の協奏曲では、瑞々しさとともに、第2楽章など歌い回しにロマン派か、はたまた印象派かと感じさせるところはフランスで学んだ人らしいところか。

50年近くも前の日本で、こんなにも素晴らしい演奏がされていたことに驚きました。

そして、もし病魔に犯されることが無かったら、世界的に大活躍するピアニストの一人であったことは間違いないのではないでしょうか。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ