golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューマン「交響曲第1番《春》、マンフレッド序曲」ミュンシュ

2011-05-19 22:56:56 | Weblog
偽装だとか、パフォーマンスだとか言われて困っております(笑)。

まだ咳が抜けないのでマスクをしておるのですが、飲みに行くと咳が酷くなるパターンと、逆に止まってしまうパターンが。

後者が問題視される訳です。

昨日は後者。

それ迄散々出ていた咳が、何故か酒席では殆ど出なかったであります。

そして、今日会社ではいつも通り咳込んでいたのです。

こりゃ、不本意ながら疑われるのもやむを得ないかも(笑)。

シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(SONY盤)

今日も、ミンシュ党じゃなかった、シャルル・ミュンシュ。

昨日のブラームスでは、もう少し楽器の響きに洗練が欲しいと思ったけれど、シューマンのくすんだ空色のような響きにはマッチしていると感じました。

そして、ミュンシュのパワフルな指揮。内向的に感じることも多いシューマンの音楽がかなりのエネルギーを秘めていたことに気付かせてくれます。

しかし、決して「爆演」では無く、破綻の無い確かな構成力に裏打ちされた演奏。

この交響曲はとてもミュンシュに合っていると思いました。

マンフレッド序曲も同系統の演奏。

今日は21時半迄会社にいたので短めです。

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ブラームス「交響曲第1番、悲劇的序曲」ミュンシュ、ボストンSO.

2011-05-17 22:20:19 | Weblog
昨日仕事楽させて貰ったツケか、今日は何だかんだあって、まだまだ終わらないのだけれど、疲れて21時で止めて帰って来ました。

咳が少し良くなって来たかなと思っていたものの、また今日の午後から酷くなってくるし。

それで、また夜からマスクマンに変身。

また土曜日に病院行かないと駄目かな。

今日は、疲れたので短めです。

シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(SONY盤)

ミュンシュの8枚組BOXから、まず1枚。

何から聴こうかと思いましたが、昔からパリ管との録音が名盤と定評のブラームス1番。

パリ管録音(1968年)の10年以上前(1956年)のボストン響とのもの。

とは言っても、1891年生れのミュンシュですから、この録音当時60代半ば。(パリ管録音はミュンシュ没年)十二分に指揮者のキャリアを積んでからの録音です。

ミュンシュって、フランスの指揮者という認識でしたが、元々ドイツ系でナチスを嫌いフランスに帰化したとのこと。

フランス的な明快さとドイツ的な堅固さを合わせ持った指揮者という印象がありましたが、そういう出自にも影響されているのでしょうか。

この曲は、私にとって謂わば「初恋交響曲」。クラシックを聴き始めて、交響曲としては最初に好きになった曲です。

どっしり、がっしりした両端楽章の中に優しい中間2楽章が挟まる構成感も楽想も好き。

今でも、何時でも楽しく満足して聴ける音楽です。

ミュンシュのこの演奏、堅固な構成力と熱いパッションは結構好みです。

ただ、各楽器の洗練度が低く、響きの魅力がちょっと削がれているのが残念なところ。

有名なパリ管との録音、昔FMでは聴いている筈ですが、ディスクを持っておりません。中古ショップの出物でも探すことにしましょう。

「悲劇的序曲」は、力強さが先に立って、悲劇的に聴こえ無い所が逆に私の好みに合っています。

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マーラー「交響曲第3番」ボールト

2011-05-16 23:47:06 | Weblog

やっと、通帳の名義変更が完了。

今期から、大学同窓会の会計を仰せ遣りました。(ちなみに、弱小支部同窓会の為、扱い金額は信じられないほど少額です)

これに伴い、前任の先輩から通帳と変更書類を預かり、震災前に会社近くの郵便局に名義変更に行ったのですが、これだけではダメでこれこれしかじかの書類も提出するよう言われ却下されておりました。

脱税だとか裏金だとか、私ら一般ピープルには縁の無い世界で悪い事をする輩がいるものだから、こういう手続きが面倒になっているのであります。

教えられた書類を作ることは、やってしまえば造作も無いはずなのですが、何となく面倒臭くもあり先送りになっておりました。

でも待てよ、前任の方はこの変更書類で手続可能と郵便局で聞いたとのこと。

であれば、その局に行けば手続きして貰えるのでは?

ダメ元で行ってみよう!

幸い、教えて貰った当該郵便局の近く迄行く用事があったので、寄ってみました。

変更申請書類、通帳とハンコ以外に、身分証明書(免許証)や同窓会規約、私が会計になった旨記載の議事録に代わる同窓会総会の議案書(正式な議事録があれば、前に行った郵便局でも問題無かったと思うのですが)と、必要と思われる物を一式持参。

前に行った局と同じように書類の不足を指摘されるかなと心配もしましたが、若干の書類の修正はあったものの無事受理して貰えました。

取り敢えず、懸案(という程の事じゃ無いですが)が一つ片付きました。

写真のラーメンは、外出先で昼食に食べた「どうとんぼり神座(かむくら)」という人気店(だそう)の数量限定という「梅おろし冷しラーメン」(750円)。

冷麺風でさっぱりして旨かったであります。(豆板醤をたっぷり入れたので本来の味は不明。なお、写真は豆板醤投入前。赤く見えるのはトマトであります)

写真の花は、夕方外出した客先近くの公園。

コンビニでビールとツマミを買って、ベンチで風に吹かれながら飲んだら気持ち良かったっす(笑)。

ちなみに、この花はカキツバタで、花言葉は「幸運が必ず来る」だそうです。

キャスリーン・フェリアー(アルト)、エードリアン・ボールト指揮BBC交響楽団、合唱団(DOCUMENTS盤)

マーラーの交響曲の中で一番聴く回数が多いのは、たぶん5番。

好きな曲でもあるし、CD1枚にコンパクトにまとまっているのも手を伸ばし易い要因。

逆に、聴く回数の少ない曲というと3番がもしかしたら筆頭かもしれません。

勿論、嫌いだったり苦手だったりするはずも無く、ただ長い事が原因。

さて、ボールトは昔から名前は良く知っているが、ほとんど聴いて来なかった指揮者。

「惑星」の録音などが有名ですが、マーラーというイメージはありませんでした。

しかし、この3番の交響曲に初演者ニキシュに師事したり、ワルターとも親しかったりして、自身マーラーの音楽を高く評価していたそうです。

ヒストリカル録音でノイズも多いですが、ボールトのマーラーへの共感が感じられる暖かい演奏。

また、「大地の歌」などでの名唱で知られるキャスリーン・フェリアーが聴けるのも大きなポイント。

包容力のある暖かい歌唱が聴かれます。

1947年のライブ録音(モノラル)。

往年の名指揮者達によるこのマーラー交響曲全集、これで全部聴きました。(ワルターの「大地の歌」は既に手持ちのため省略)

定評の高い演奏から、意外な名演まで入っていて楽しめました。何しろ安いですし。

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バッハ「ブランデンブルグ協奏曲第3~5番」アーノンクール

2011-05-15 21:44:56 | Weblog
うちには車5台も無いんですけど!!!

郵便で、車のリコールの案内が来ていた。

開封してみると、2、3ヶ月前に来ていた物と同じ内容のようだ。

この前、近くのディーラーに車を持って行ったら、「おかしいですね、お客様の車種では現在リコールは出ていないのですが?」とのこと。

他の車種ではあるが、私の車は現在リコール対象になっていないそう。

前に来ていた案内状は無くしてしまっていた為、今一納得いかないながらもカーディーラーを出た。

今日の案内状も前回と同じ内容で、まだ修理に出していない人に再送したものらしい。

これ持ってもう一回ディーラーへ行かないとダメだな、と思いながらもう一度内容を見直すとカーナンバーが違う!うちの車じゃない。

もしかしたら、他の家宛の郵便物が誤配されてそれを開封しちゃったかな?まずい、と思いながら宛先を確認すると私の名前で間違いではない。

記載されている問合せ先に掛ける。

事情を伝え、調べて貰った所、驚いたことにシステム上、我が家には5台も!の車が現存することになっていることが判明。

ビッグユーザーでないか!
大富豪ではないか!

それにしては、ディーラーから付け届けの一つも無いのが納得いかないが…。

4台はうちの車で無いことを説明し、システムからの抹消を依頼する。

しかし、裏を返すと、うちに間違って届いたナンバーのオーナーにはリコールの案内が行っていない可能性も。

この辺りの管理、一体どないなっているのでしょうか?

ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(TELDEC盤)

本日給油に行った途中、ブックオフで購入。250円。

先日見付けたCDですが、ブランデンブルグはオリジナル楽器による優れた録音がたくさん出ているし、今更古いアーノンクールの録音でもないかな、という思いで先日は見送ったもの。

どうせ買うなら全曲盤を、という思いもありました。

LP時代、管弦楽組曲の方はアーノンクール盤を愛聴しておりましたが、ブランデンブルグは買いそびれていましたっけ。

そんな事も思い出し、聴いてみることにしました。

アーノンクールが登場した当時、従来の現代楽器による演奏に対して、アクセントが強く鮮烈で新鮮なオリジナル楽器演奏で、「これだぜ!」と強く思ったものです。

しかし、その後、古楽器演奏団体が色々登場して来ると、アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏はちょっと粗くも感じたものです。

しかし、今日久しぶりに初期のアーノンクールを聴いて感じたのは、「意外に丁寧な演奏」ということ。もっと荒っぽいと思ったのだけれど。

優れた奏者、団体がどんどん出現し進化したオリジナル楽器演奏の現状からすると、切れ味や洗練度は劣るかもしれないが、それでも十分現在でも通用する演奏と思いました。

ただ、逆に言うと期待した「驚愕」は無し。

イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏にしてもそうだけれど、バッハのこの曲集は曲の骨格がしっかりし過ぎているのか、奇抜であったり、衝撃的な演奏というものは存在し得ないのかな?とも思ったりしました。

1981年のアーノンクール2回目の録音。

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ショパン「ポロネーズ集」ルービンシュタイン

2011-05-14 22:24:52 | Weblog
今日は休日出勤し、夕方迄仕事しておりました。

絶対に出ないとならないという訳では無かったのですが、来週外出等スケジュールが詰まっているので、その前に少しでも片付けて置きたい資料作りなどを。

計画停電以来、オフィスも明るい内は電気を点けなかったり、間引きしたりにも随分と慣れてしまいました。

今日は、フロアに最初1人だけ、後から反対側の別の部署に名前も知らない方が1人出社したのみ。

そんな状況でしたから、点灯は勿体無く、電気点けずに仕事しておりました。

もう少しやっておいた方が良い仕事もありましたが、夕方で薄暗くなって来たし、ちょっとやる気も失せて来たので退散。

明るくなったら働いて、暗くなったら休むという、何だかとても人間的な生活という気が致しました。

もっとも、今日出社したのは昼からですが(笑)。

アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)(RCA盤)

こんなに繰り返しショパンを聴いたのは、もしかしたら初めてかもしれません。

1.2つのポロネーズ Op.26
2.2つのポロネーズ Op.40
3.ポロネーズ Op.44
4.ポロネーズ Op.53
5.幻想ポロネーズ Op.61
6.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22

このディスク、昨日から6~7回繰り返して聴いております。

比較的聴くことの少ない作曲家だけれども、こうして聴くとやはりピアノの魅力と威力を存分に引き出した天才との思いを新たにします。

「英雄」(Op.53)や「軍隊」(Op.40-1)などの華麗な曲はやはり聴き応えがありますが、「幻想ポロネーズ」のような内省的な曲も味わい深いですね。

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ジラルディーノ「オリエナ協奏曲、超絶技巧練習曲より」ポルクエッドゥ、アスティ

2011-05-13 23:23:12 | Weblog
ついに、メルトダウンという言葉が登場して参りました。

初期の報道では、そんなことは無いので安心という論調が多かったかと思うのですが…。

今回の原発事故、何かにつけ、「当初の情報と比較し、次回以降の情報は常に悪化する」という法則が成り立っているように感じるのは私だけではないと思います。

いや、放射能情報に対して、少しずつ慣れて行くのが国民のあるべき姿なのかもしれませんね。

シーベルトだって、シューベルトやシーボルトと大して変わらないじゃないですか。

ベクレルだってベクトルみたいなもの。

マイクロだってミリだって大差ない、気にしない気にしない。

大本営発表は常に正しいし、信じる者は救われるって。

クリスティアーノ・ポルクエッドゥ(ギター)、ブリニョーロ・アスティ指揮サルデーニャ室内管弦楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

期待の1枚。

先日ショップで見付け気になっていたCDを、今日会社帰りに購入。

同じ作曲家の超絶技巧練習曲集5枚組がBRILLIANT CLASSICSから出ているのは前からチェックはしていましたが、知らない作曲家だし評判もよく分からないし、「ハズレ」だとまずいので購入は保留しておりました。

そうした所に、超絶技巧練習曲から8曲を抜粋し、世界初録音というギター協奏曲をカップリングしたディスクが出たので、これは買ってみるしかありません。安いですし。

最近、超絶技巧の曲も気になっておりますので。

アンジェロ・ジラルディーノ(1941~)は、イタリアのギタリスト、作曲家。

1.オリエナ協奏曲
2.超絶技巧練習曲より
(1)第49番 Paesaggio ligure
(2)第53番 Les arbres rouges
(3)第12番 Omaggio a Sergeij Prokofev
(4)第28番 Maschere
(5)第47番 Le rose sulla neve
(6)第51番 Le case sullacqua
(7)第44番 Les jardins mysterieux
(8)第6番 Soledad

先ずは、協奏曲。

特別革新的な作曲技法という訳では無く、現代感覚のギター協奏曲といったところ。

聴いた感じでは、無調っぽいオーケストラに、やや調性的なギターが載る。

悪くは無い、決して悪くは無いのですが、リズムが少し単調なのが面白味に欠ける。

そして、期待大の超絶技巧練習曲。

凄まじいパッセージの連続を期待して聴き始める。

ところがどっこい、抒情的な曲が続く。

超絶技巧とは感じない。

中で、第12番「プロコフィエフへのオマージュ」が、細かい音の脈動の中にアクセントの効いた音が混ざった速いパッセージがあったり、第51番に快速スケール調があったり、第6番の静と動が交互に入れ替わる所辺りが、超絶技巧の看板に合っている位で他はおとなし目。

期待が大きかっただけに、ちょっと期待外れの1枚でありました。

また、日を改めて聴き直してみましょう。

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ハイドン「交響曲第92番《オックスフォード》、第99番」セル

2011-05-12 22:14:40 | Weblog
知らない間に随分日が延びたなあと実感。

今日は雨にも関わらず、19時過ぎでもまだ明るかったのに驚き。

それもその筈、後1ヶ月ちょっとで夏至ですものね。

日が延び、結構好きな梅雨を経て大好きな夏に向かうのは歓迎だけれど、今年ばかりはなあ~。

至るところ弱冷房や冷房無しの世界が待っている(泣)。

子供の頃など、冷房なんて殆ど無かったのに…。それでも夏は好きだったのに…。

いや、思い返せば、成人してからだって一人暮しとかで冷房の無い生活もしていたし、冷房車がまだ稀な満員電車で通勤などもしていたというのに。

如何に冷房生活に安住していたのかということだろう。

今年はその辺も反省し、考え直す年か。

しかし、そうは言っても、やはり冷房の利かない夏は辛いなあ。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団(SONY盤)

Wikipediaに拠ると、「オックスフォード」は、ハイドンがオックスフォード大学から名誉博士号を授与された際ハイドンが指揮した曲という言い伝えは正しくないようですね。

まあ、その手の逸話は多くの場合、音楽の本質とは関係無いのでどうでも良いです。

それより、ここに聴くこの曲は落ち着いた佇まいと大人(たいじん)の風格を持っているという現実の方が重要。

一方のタイトルを持たない99番は、躍動感に満ちてベートーヴェンとも通じる。

やはり、ハイドンはなかなかの強者。多彩で多才。

掘れば掘るほど色々な資源が出て来る感覚。汲めど尽きない面白さか。

なお、セルのハイドンは、私の好きなピリオドスタイルとは、勿論奏法も音の厚みも違う訳ですが、端正でスッキリした音作りはどこか通じる所もあるようで爽快です。

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ロッシーニ「スターバト・マーテル」ビシュコフ

2011-05-11 22:20:03 | Weblog
「今からネクタイ外しちゃ、真夏になったら耐えられないですから(笑)」

今日もまたその言葉を聞きました。

来社されたお客様がキチンとネクタイをされていたので、弊社はクールビズをやっているので次回はお気軽な格好でいらっしゃって下さいとお話したら冒頭の反応。

昨日も、職場の若手が全く同じセリフを吐いていました。

今日も蒸し暑い日でした。

節電の夏がとっても心配です。

キャロル・ヴァネス(ソプラノ)、チェチーリア・バルトリ(メゾソプラノ)、フランシスコ・アライサ(テノール)、フェルッチョ・フルラネット(バス)、セミヨン・ビシュコフ指揮バイエルン放送交響楽団、合唱団(PHILIPS盤)

「駄作無し」と言われるスターバト・マーテル。

昔から馴染みだったペルゴレージの名作を始め、ボッケリーニ、ハイドン、ドヴォルザーク、シマノフスキ、ちょっとマイナーなところでは、ステッファーニ(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c727a588819bdbada32800e5433311d0)など聴いて来ましたが、十字架に架けられたキリストの傍らで嘆き悲しむ聖母マリアの心を描いたテキスト故、レクイエム同様に作曲家しても精魂込め、何れも傑作の名に値する作品と思います。

中でも、ロッシーニの作は評価の高い一つ。

今迄、未聴であった為、取り敢えず先日図書館から借りて来ました。

レクイエムで「オペラ的」と評されるのはヴェルディですが、このスターバト・マーテルもオペラ作曲家の面目躍如。

独唱、重唱、合唱等、ベルカントの真髄。

言葉が解らないだけに、うっかりするとオペラと勘違いさえしてしまいそう。

勿論、全体を包む雰囲気は真摯なスターバト・マーテルそのもの。

今迄、この傑作を知らずに過ごして来たのが何とも勿体ない。

豪華キャストのこの演奏、現在は廉価盤になっているので、いずれ欲しいですし、他の演奏もまた聴いてみなくては。

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バッハ「管弦楽組曲第2番」、テレマン「協奏曲ト長調、組曲イ短調」、C. シュターミッツ「フルート協奏曲

2011-05-10 23:02:26 | Weblog
今日は、久しぶりに22時前迄仕事していたので短めです。

帰りの電車の中、携帯のバッテリーも切れそうですし…。

ジェームズ・ゴールウェイ(フルート、指揮(テレマン))、イェルク・フェルバー指揮ヴュルテンベルク室内管弦楽団(バッハ)、ザグレブ・ソロイスツ(テレマン)、アンドレ・プリエール指揮ニュー・アイルランド室内管弦楽団(シュターミッツ)(RCA盤)

今日もゴールウェイBOXから。

まずは、バッハの管弦楽組曲。現代楽器による演奏だと、時として、良く言えば荘厳過ぎる、悪く言えば鈍重な、妙にしかめっ面のバッハに出会います。

ところが、この演奏はキビキビしたテンポ運びに加え、軽やかで輝かしいフルートの為、人間味のある人柄のバッハとして楽しく聴けました。

次にテレマン。ト長調の協奏曲は初めて聴いたかも?軽快ないつものテレマン。

そして、バッハ管弦楽組曲2番と双璧を成すバロックの笛と管弦楽の為の名品。

通常リコーダーで奏されるところをここではフルート。これもバッハと同様生気のある演奏で楽しめました。

最後は、本ディスクで一番聴きたかったカール・シュターミッツ(1745~1801)。

ずっと気になっていながらディスクを持っていなかった作曲家。FM放送とかでは聴いて来たはずですが。

何とはなしに、昨日のクヴァンツなどと同じ頃の作曲家と思い込んでおりましたが、生年が約50年違うと、これはもうモーツァルト(1756~1791)の同時代者。

バロックの終焉から古典派迄、どう音楽が変化して来たのかは興味のあるところで、この時代の作曲家、作品をもっと色々聴いてみたいという思いを新たにしました。

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クヴァンツ「フルート協奏曲集」ゴールウェイ、フェルバー

2011-05-09 20:47:31 | Weblog
ゴールデンウィーク明けの月曜日でしたが、カレンダー通りの出勤だった為、長期休み明けの嫌~な感じは無く出勤致しました。

出勤時、(いつもの通り(笑))慌てて家を出た為、マスクをし忘れる。

カバンの中に予備もあるのですが、え~い、今日はマスク無しでいいや、と1日過ごしてみたら午前中はまだ良かったのですが、午後から夕方に掛けてだいぶ咳込んでしまいました。

暑苦しくて嫌なのですが、また明日からマスク・ファッションに逆戻りです。

ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)、イェルク・フェルバー指揮ヴュルテンブルク室内管弦楽団(RCA盤)

ドイツの作曲家で、フリードリヒ大王のフルート教師であったヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697~1773)のフルート協奏曲4曲。

1.フルート協奏曲 ト長調
2.フルート協奏曲 ハ長調
3.フルート協奏曲 ト短調
4.フルート協奏曲 ニ長調

もっとも、クヴァンツは生涯にフルート協奏曲を300曲以上も!作曲家したそうですから、これはその極々一部。

宮廷の大広間に響いたであろう耳触りの良く、プチ気品のある音楽。

深みとか問題意識といった言葉とは無縁だけれど、フルートの妙技と優美な弦楽オーケストラが奏でる音楽は何とも心地良い。

ホテルのロビーやレストランのBGMに最もマッチした類いの音楽。(私が食事に行く店は演歌が多いですが(笑))

内容の薄い音楽と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、バロックが終焉を迎え、旧来のしがらみから開放された新しい時代のフレッシュな音楽の息吹き、喜びを感じるのです。

いつもじゃ飽きるかもしれませんが、たまに聴くととても新鮮という感じの曲でした。

ゴールウェイの輝かしいフルートに、バックのオケも爽やかな好演。

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