golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ロッシーニ「スターバト・マーテル」ビシュコフ

2011-05-11 22:20:03 | Weblog
「今からネクタイ外しちゃ、真夏になったら耐えられないですから(笑)」

今日もまたその言葉を聞きました。

来社されたお客様がキチンとネクタイをされていたので、弊社はクールビズをやっているので次回はお気軽な格好でいらっしゃって下さいとお話したら冒頭の反応。

昨日も、職場の若手が全く同じセリフを吐いていました。

今日も蒸し暑い日でした。

節電の夏がとっても心配です。

キャロル・ヴァネス(ソプラノ)、チェチーリア・バルトリ(メゾソプラノ)、フランシスコ・アライサ(テノール)、フェルッチョ・フルラネット(バス)、セミヨン・ビシュコフ指揮バイエルン放送交響楽団、合唱団(PHILIPS盤)

「駄作無し」と言われるスターバト・マーテル。

昔から馴染みだったペルゴレージの名作を始め、ボッケリーニ、ハイドン、ドヴォルザーク、シマノフスキ、ちょっとマイナーなところでは、ステッファーニ(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c727a588819bdbada32800e5433311d0)など聴いて来ましたが、十字架に架けられたキリストの傍らで嘆き悲しむ聖母マリアの心を描いたテキスト故、レクイエム同様に作曲家しても精魂込め、何れも傑作の名に値する作品と思います。

中でも、ロッシーニの作は評価の高い一つ。

今迄、未聴であった為、取り敢えず先日図書館から借りて来ました。

レクイエムで「オペラ的」と評されるのはヴェルディですが、このスターバト・マーテルもオペラ作曲家の面目躍如。

独唱、重唱、合唱等、ベルカントの真髄。

言葉が解らないだけに、うっかりするとオペラと勘違いさえしてしまいそう。

勿論、全体を包む雰囲気は真摯なスターバト・マーテルそのもの。

今迄、この傑作を知らずに過ごして来たのが何とも勿体ない。

豪華キャストのこの演奏、現在は廉価盤になっているので、いずれ欲しいですし、他の演奏もまた聴いてみなくては。

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