golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シベリウス「イントラーダ、葬送曲、讃歌、葬送行進曲」ヴァイニオ

2011-05-08 23:05:38 | Weblog
どうも咳が良くなりません。

昨日も薬を貰ったけれど、ほんま効いてるんかい、という感じ。

咳以外は熱も無いし、どこも具合悪く無い。

食欲だってある。

って、食欲無い事って、せいぜい年に1、2回。それも二日酔いの朝位しか無い私ですが(笑)。

いずれにしても、早く咳が治らないと不便でいかんです。

マッティ・ヴァイニオ(オルガン)(FINLANDIA盤)

最近気になっているオルガン音楽。

オルガンの曲というと、私にはドイツと近現代フランスのイメージが強く、他の国の印象が希薄です。

あと思い浮かぶのは、スペイン位か。イギリスとかどうだったかな?という感じ。

私には、オルガンで北欧は「想定外」でした。

先日、図書館で見付けた「フィンランドのオルガン音楽 第1集」というCD。

今日は時間が無いので、その内、シベリウスの4曲を。

1.イントラーダ Op.111a
2.葬送曲 Op.111b
3.讃歌 Op.113-1
4.葬送行進曲 Op.113-8

シベリウスにオルガン曲があるとは知りませんでしたし、想像だにしませんでした。

イントラーダと葬送曲がそれぞれ5分前後、讃歌と葬送行進曲が3分前後といずれも短い曲ですが、なかなか熱い音楽。

凍てつく寒さの中、教会でこういうオルガンの響きを聴けば、身も心も暖まるのではないでしょうか。

特に「イントラーダ」は力強く壮麗。

「葬送曲」や「葬送行進曲」もしっとり感はあるものの、底流に熱い血潮が流れているのを感じます。

シベリウスの作品の中では何れもマイナーな存在でしょうが、オルガンの威力もあって意外に聴き応えのある堂々たる曲に仕上がっています。

やはり、オルガンって凄い楽器だなあ、と思う今日この頃です。

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ベルリオーズ「幻想交響曲」ブーレーズ、ロンドンSO.

2011-05-07 22:51:06 | Weblog
天狗町の鎧デパートで念願のパラキアネーゼを入手した。まさかこんな有名デパートなどに置いてあるとは夢にも思わなかったので感激!

普通、ナサーラに関しては、誰もが知ってる紅筍ルーンが一番というのが定評だけど、僕はパラキアネーゼのまったり感が好きなんだ。

まったりしているのに、この神々しい輝き!ザカンソンはお堅いところだと思っていたが、よくぞこういう絶妙な物を作ってくれたぜ。

ラキヤーラヲタクの徹が見たら泣いて喜ぶぞ、早速写メ送ってやろう。

僕もパラキアネーゼがゲット出来て興奮して今夜は眠れないかも。


天狗町ってどこ?、鎧デパート聞いたことね!、パラキアネーゼ?、ナサーラ?、紅筍ルーン?、ザカンソン?、ラキヤーラヲタク?

一体何の話なんじゃあ~???


ブログ記事はなるべく分かり易い文章を心掛けているつもりですが(ってか、難しい文章など書けないだけ(笑))、所詮、偏狭なクラヲタ記事、クラシックに関心の無い方が読めば冒頭の文章と大差ないものなんだろうなあ~、とふと思いました。

ピエール・ブーレーズ指揮ロンドン交響楽団(CBS/SONY盤)

今日は病院に咳の薬を貰いに行きました。

診断の結果、先週と同じ薬の処方箋を貰ったのですが、薬局に行ったら「震災の影響で在庫が無いから」との事で漢方薬一種は貰えず。代りの薬も出ませんでした。

という事は、元々飲んでも飲まなくても良い薬だった?

その後、実家に行って来ました。(飲んだくれに行って来た、と同義語)

途中のブックオフで購入した一枚。250円也。

この後、1996年にブーレーズはクリーヴランド管とも録音していますが(未聴)、これは1967年録音の旧盤。

クラシックを聴き始めた頃、ブーレーズ指揮のベートーヴェン「運命」には衝撃を受けました。

結局音盤は購入しなかったけれど、FM放送で何回も何回も聴きました。

「スコアが透けて見える」とか「レントゲン写真」とか評された見透しの良さ。

当時神様の様に崇めていたフルトヴェングラーとは対極の演奏でしたが、この演奏も凄いと思っていましたっけ。

1968年録音の「運命」の1年前のこの「幻想」も基本的に同系列の演奏。

「運命」を聴いた時の「衝撃」だけが大きく記憶に残っていたので、「幻想」は阿鼻叫喚、グロテスクな演奏を想像していたのですが、結構品良くまとまった美しい演奏と感じました。

「オペラ座を爆破せよ」などの過激な言動をしていたブーレーズですが、「ル・マルトー・サン・メートル」などの作品にしても透明で品良く美しい。

ブーレーズは、実はフランス的美質の典型の様な音楽家だったのかなあ、とも思いました。

久しぶりに、「運命」も聴きたいです。

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モーツァルト「交響曲第35番《ハフナー》、第39番」クーベリック

2011-05-06 21:04:24 | Weblog
昨日のラ・フォル・ジュルネでシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」を聴きながら、ふと思ったのですが…。

非常に乱暴な喩えですが、クラシック音楽史は「夜明け前から夜までの1日」に比せられるのでは。

夜明前の暗い時間が「中世」、日の出前の美しい明けの空が「ルネサンス」。

日の出から早朝の爽やかな時間帯が「バロック」。

午前中は「古典派」。

午後のちょっとアンニュイな時間帯が「ロマン派」。

そして、美しい夕暮時が「後期ロマン派」。

夜になり、無調、12音から「現代音楽」の世界に入って参ります。

まさしく昨日は、夜の音楽でした。

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(CBS/SONY盤)

今日はカレンダー通りの出勤日。

ということで健全に(?)、朝の通勤から「午前中の音楽」モーツァルトを聴いております。

昨日、ラ・フォル・ジュルネの帰りに地元のブックオフで購入したCD、250円。

クーベリックのモーツァルトは、チェコ・フィルとの「プラハ」のディスクを持っている位で今まで殆ど聴いて来なかったように思います。

最近、マーラーなど気に入っているクーベリック。期待して聴き始めました。

確かな音楽の骨格の中にもしなやかな振る舞いを感じるのはいかにもクーベリック。

立派な演奏だと思います。

ただ、音の響きが、クーベリックが最も得意であろう「午後の音楽」ロマン派を感じさせてしまうのです。

無理に磨き上げていない音色の所為でしょうか?

ピリオド演奏に慣れてしまった所為でしょうか?

自然な解釈には共感するし、立派な演奏だとは思いますが、自分の好みとは違う演奏でした。

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シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」勅使河原三郎、プスール他(ラ・フォル・ジュルネ2011.05.05)

2011-05-05 22:43:26 | Weblog
ラ・フォル・ジュルネ最終日。

夕方からの1公演のみチケットを買っており、それに間に合うよう家を出る。

でもちょっと危ないところでもありました。

昼食後、眠くなり目覚しを掛けて1時間だけ昼寝。

ところが、目覚しを止めてまたウトウト。

危うくまた寝入ってしまうところでした。

何とか起き上がり会場へ。

早めに到着し、minaminaさん(http://m.webry.info/at/minamina/)に会いビールを飲みながら情報交換。

急いで家を出た為、腕時計をし忘れ、携帯のタイマーを掛けてコンサートに遅れないよう用心する。

ところが、通常マナーモードにしてある携帯が、テーブルの上でバイブした筈なのだが……気付かず。

でも、余裕を見てタイマーを早めにセットしていたので遅れずに済みました。

という事で、無事にコンサート会場へ到着。

勅使河原三郎(ダンス)、マリアンヌ・プスール(ソプラノ)、サンガー・ナー(フルート、ピッコロ)、インヒュク・チョウ(クラリネット、バスクラリネット)、ギヨーム・シレム(ヴァイオリン、ヴィオラ)、ジュリアン・ラズニャック(チェロ)、フローラン・ボファール(ピアノ)

1.シェーンベルク「6つのピアノ小品」
2.シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」

初日の朝、当日券売場で手に入れたチケット。

初日の分以外に、2日目、3日目(今日)のチケットも売り出されていましたが、特に最終日3日目のチケットで売り出されているコンサートは少なかったです。

その希少な中にこれがありました。

もともと行き当りばったりで行こうと思っていたラ・フォル・ジュルネでしたが、「月に憑かれたピエロ」もあるらしいとネットかどこかで目にし、前売券を買わなかったことを後悔したものです。

ところが、原発事故の影響で開会そのものさえ危ぶまれ、この演奏会も無くなってしまったものと思い込んでおりました。

初日のコンサート前に時間潰しをしていた際、それがあるらしい事を発見!

というのも、パンフレットには、曲名が書いていないのです。「シェーンベルク:6つのピアノ小品ほか」としか記載されていない。

でも、ソプラノと特異な楽器編成、「独特の喋るような歌唱による劇的な音楽を国際的ダンサーの勅使河原が踊る注目公演」とのパンフレットの惹句で「月に憑かれたピエロ」と分かりました。

しかも、ダンスも付くの!

このシュールな音楽ですから、踊りもさぞ奇妙なものと想像。

面白そう!

改めてパンフレットを見直しても、今回のラ・フォル・ジュルネで最もそそられるプログラム。

まず、ボファールの独奏による「6つのピアノ小品」でコンサートが開始される。

初めて聴いたピアニストと思ったら、イザベル・ファウストと入れたフォーレのヴァイオリン・ソナタを聴いておりました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/de69a2dc396eaff6998dec5782a48ba0?st=1)

繊細なピアノで、時に無機的に聴こえるシェーンベルクの曲の美しさを気付かせてくれました。

次に、ソプラノと各奏者が登場し、メインの「月に憑かれたピエロ」。

私にとってこの曲は、「超A級」に大好きな曲の一つ。

妖しさ全開の超現実の世界が堪らないのです。

各演奏者がポジションに着く。

あれっ、ダンサーは?と思っていると、軽い身のこなしで勅使河原さんが入って来る。

聴き馴染んだシュールな音楽が始まる。

マイケル・ジャクソンのムーンウォークを思わせる体重を感じさせない足の運びに、骨格を感じさせない踊り。

一瞬、タコかぁ?!と思いました。(失礼)

1、2曲終わった所で、女性ダンサーも登場。

交互に、時に一緒に2人のダンサーが曲の雰囲気に合った摩訶不思議なダンスを踊る。

ソプラノは、もう少し「毒」のある声なら更に良かったと思いますが、十二分にこの曲の妖しい雰囲気を出していて素晴らしい歌唱でした。(と言っても、語ったり、囁いたり、時に叫んだりで「歌」は無い曲ですが)

器楽陣も繊細で美しい。

不思議なダンスとのコラボで、この曲の面白さがより際立った感じ。

曲により、ライティングも変えて雰囲気作りも良かった。

ただ一つ、女性ダンサーの名前がどこにもクレジットされていなかったのが残念。好演だったと思うのに。

それはともかく、大変満足なコンサートでした。

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マーラー「交響曲第9番」シノーポリ

2011-05-04 22:13:34 | Weblog
今日は三連休の中日。カレンダー通りの休日の為、今年のゴールデンウィークは分断された型ですが、あまり長い休みよりは休み明けの抵抗感が少なくて良いかなとも思っております。

今日は、昼寝と近所への買い物くらいで無益な1日を過ごしました。

スーパー3ヵ所に行きましたが、内1ヵ所で、買い物用のカゴとレジでの精算後のカゴの色を変えているのを初めてみました。

精算後のカゴには、「精算済」の文字も。

「カゴ抜け」と言って、カゴのまま万引きされてしまうケースも増えているそうで、その対策ですね。

効果のほどがどの位あるのか分かりませんが、上手い事を考えたものだと思いました。

ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

中断していたシノーポリのマーラーBOXから。

末期ロマン派の陶酔を味あわせてくれるこの曲は、やはりマーラーの最高傑作だと思いますし、聴き知っている交響曲の中でもトップレベルの好きな曲です。

ところが、シノーポリはなかなか陶酔させてくれません。

クールな響きの中で、弦が、木管が、金管が、そこかしこにこんな旋律があったのだなと気付かせてくれます。この曲の様々な仕掛けが見えるような演奏です。

常に冷静さを失わないアプローチ。音楽に身も心も委ねてしまうという演奏とは対極。

しかし、この演奏嫌いかと言うと、

否!

むしろ、とても面白いアプローチで、これはこれで全然ありだし、こういうのも良いなあと思います。

美しい名演奏と思います。

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プラジャークSQ./ベレゾフスキー演奏会(ラ・フォル・ジュルネ2011.05.03)

2011-05-03 21:43:51 | Weblog
当日券の行列、意外に空いていました。

一昨年、昨年と同様に全く計画性無く、朝当日券を求め並ぶ。

8時からの発売開始に向け、早く並ばなくちゃと5:20に目覚しを掛けるものの直ぐ起きられず、会場着は発売開始直前。

ところが、驚いた事に行列は殆んど無く、直ぐチケット購入出来ました。

カミサンと娘を誘ったら、来るというので、無難な所でベレゾフスキーのリスト超絶技巧。

午後からのベレゾフスキー迄、何を聴こうかと思ったら、大好きな「浄夜」があるではないですか!それも1枚購入。

そして、マックで大好きなメシアンの中でも最近特にハマっている「オルガンの書」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/14a598dc124adfe03fbb262ce617c8ff?guid=ON)を聴きながら時間を潰す。

またラ・フォル・ジュルネのパンフレットをぼんやり眺めていたら、明後日超魅力的なコンサートがあるではないか!

先ほど見た状況からすると、明後日のコンサートは殆んど空いて無かったなあ。

でも、もしかしたらとマックを飛び出しチケット売場へ。

採ったど~~!(よゐこ浜口風)

改めてパンフレットを見ても、今年のラ・フォル・ジュルネで一番行きたかったコンサートのチケットが期せずして手に入りました\(^O^)/

1.プラジャーク弦楽四重奏団演奏会(よみうりホール)
(1)シェーベルク「浄夜」
(2)ブラームス「弦楽六重奏曲第1番」

ツェムリンスキー弦楽四重奏団メンバーが加わり、ヴァイオリン×2、ヴィオラ×2、チェロ×2の六重奏。

プラジャークSQ.、ツェムリンスキーSQ.とも初めて聴きましたが、味わい深い良い演奏でした。

特に第1チェロ(色の濃い楽器の人)が落ち着いた音色と安定したテクニックでとても存在感ありましたね。

第1ヴァイオリンも派手さよりは燻し銀の味わい(第2ヴァイオリンかよ)で好感。

こんな訳でブラームスが特にハマり。「渋美しい」音楽に浸れました。

ロマン派最後の名華の一つ「浄夜」は、やや渋目の響き故、十二音音楽突入前夜の音楽というより、シェーンベルクがブラームスなどのドイツ、オーストリア音楽の延長線上に存在することを気付かせてくれました。

2.ベレゾフスキー演奏会(よみうりホール)
(1)超絶技巧練習曲
(2)メフィスト・ワルツ第1番

昨年のラ・フォル・ジュルネでショパンの1番のコンチェルトを聴いたベレゾフスキー。

今年はリスト。私的には結構疎遠な作曲家です。

そんなこともあって、ベレゾフスキーの超絶技巧練習曲のCDも持っておりますが、あまり聴き込めておりません。

ここのところ、超絶技巧系のピアノ曲もリゲティやナンカロウ(人間では弾けない自動演奏ピアノの作品)などの「超々絶技巧系」を聴き馴染んでしまったりしていて、リストの曲は温厚派位に思っておりました。

しかし、ロシア・ピアニズムを引き継ぐこの巨人ピアニストの圧倒的なワザで聴くとなかなかに爽快。

今まで、剛球投手のイメージがあったピアニストですが、叙情的な部分では繊細な技巧も持ち合わせていることも認識。

今後の成熟が楽しみな演奏家と感じました。

原発事故の影響で開催が危ぶまれたラ・フォル・ジュルネでしたが、規模は縮小しても、こういう素晴らしいコンサートが廉価で聴けるのには大感謝です。

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ダンツィ「フルート協奏曲第2番、フルートとクラリネットの為のコンチェルタンテ」ゴールウェイ、マイヤー

2011-05-02 23:37:52 | Weblog
今日はらゴールデンウィークの途中の通常出勤日。

会社帰りに友人と待合せて飲みに行ったのですが、目的の店が満員で入れず。

ゴールデンウィークの合間なので空いていると思っていたら甘かったであります。

仕方なく、近くの居酒屋チェーンへ。

姿は見えないのですが、近くで学生の団体でしょうか、一気飲みらしき掛け声の喧騒が続く中、杯を傾けておりました。

ところが、飲めば飲むほど咳が酷くなる。

途中で、水貰って薬飲めば良かったかな。

全く困ったものであります。

ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)、ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、イェルク・フェルバー指揮ヴュルテンブルク室内管弦楽団(RCA盤)

ゴールウェイBOXから。

フランツ・ダンツィ(1763~1826)は、名前だけは知っていましたが、初めて聴く作曲家かも。

手持ちのシュポアのクラリネット協奏曲の余白に「ダンツィの主題による~」といったが曲が入っていて、どんな作風か気になっていました。

1.フルート協奏曲第2番 ニ短調 Op.31
2.フルートとクラリネットの為のコンチェルタンテ ロ長調 Op.41

ダンツィは、古典派~初期ロマン派に掛けての作曲家ですが、このニ短調のフルート協奏曲はちょっとモーツァルトの短調のピアノ協奏曲を思わせる雰囲気があります。

ただ、短調曲にも関わらず、悲哀の深まりは無く、悲しいかな天才モーツァルトとの霊感の差を感じてしまいます。佳曲とは思いますが。

2曲目は、フルートとクラリネットの掛け合いも楽しい伸びやかな曲で、こちらの方がダンツィの本領発揮でしょうか。

フルートとクラリネットの協奏作品はどれほど作例があるのか分かりませんが、フルートがクラリネットのまろやかな音にやや飲み込まれ勝ちに感じるのは、演奏か録音の所為もあるのでしょうか?

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レーガー「B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ、オルガン・ソナタ第2番」他、バールタ

2011-05-01 22:41:06 | Weblog
副作用が無いのは良いんだけれど…。

昨日、病院で貰って来た(正確には、調剤薬局で買って来た)咳の薬、前と処方が変わって、以前と同じ錠剤に加え、別の錠剤、漢方薬(顆粒)、貼り薬となりました。

まず面倒臭いのが、漢方薬を「食前」に飲まなければならないこと。

過去飲んだことがある薬って、殆んど食後服用でありました。

食前って、ついつい忘れるのですな。

実際、今晩の夕食前に初めて正しく服用。

それ迄は、食事し始めてから、「あっ、いけねえ!」。

ずっと、食後に他の薬と纏めて飲んでおりました。

あと、気管を拡げる作用があるだかという「貼り薬」。

1日毎に貼り替える、小さな四角いテープ状のもの。

喉元や胸以外にも腕に貼っても良いんですって。

わからん!

腕で皮膚呼吸してるからかい?

まあ、それはともかく、各種のこれらのお薬、「眠くなる作用はありません」は良いんだが、本当に効いているんか?って感じ。

眠くなったりなど適度の副作用があった方が、「薬が効いて来た」という実感があって、直接的な薬効に加え「心理的な薬効」があるのでは。

どうも、「小型ドロップ」や「酸味を加えたうどん粉」を飲んで、セロテープを胸に貼っているだけのような気がしてなりませぬ。

アレシュ・バールタ(オルガン)(EXTON盤)

オルガン曲って、クラシックの中でも最も人気無い分野では?

クラシック好きの方でも、「オルガン曲は苦手」という声を何人か聞いたことありますし。

私も、近現代のフランス・オルガン音楽に開眼する迄は、あまり聴かない分野でした。

大好きなバッハでさえ、オルガン曲を聴くことは稀でした。

ところが、最近メシアンのオルガン音楽の素晴らしさに打ちのめされて以来、とても気になる分野の一つになって参りました。

今日、図書館で借りて来たCDです。

1.B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ Op.46
2.オルガン・ソナタ第2番 Op.60
3.モノローグ Op.63
4.スケルツォ ニ短調 Op.65-10
5.パストラーレ ヘ長調 Op.59-2

バロック以外のドイツのオルガン曲って、リヒテンシュタイン出身でドイツで活躍したラインベルガー位しか聴いておりませんでした。

B、A、C、Hの4音に基づく幻想曲とフーガを始め、堅固で敬虔な音楽は、時代様式こそ異なれど、バロックのドイツ・オルガン音楽を引き継ぐ正統派という感じで、とても聴き応えがありました。

こんな、レーガーですが、大酒飲みでヘビースモーカーで好戦的性格。若い頃には、放蕩の限りを尽くし、なかなかの厄介者だったそう。

この真面目な音楽からは、そんなレーガーは想像も付かないのですが…。

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