golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「弦楽四重奏曲第2、4、6番」エマーソンSQ.

2011-05-30 23:38:29 | Weblog
今日は、帰り掛けにある資格試験のテキストを購入。

7月にテストがあるのですが、簡単な内容ですのでちょっと勉強すれば合格出来るでしょう。

2月に受けた試験は、残念ながら不合格。

5科目+面接で、せめて1、2科目は合格(次回に持ち越せる)しているかと思ったのですが、合格は面接のみ(世間話みたいなものでした(笑))。

その試験は年1回しか無い為、リベンジはまだ先。

今回は、全く別分野ですが、楽しみながらテキスト読める様な内容なので、抜かり無くやって合格しなきゃ。

その前に、試験の申込み締切が近いので忘れないようにしなきゃ。不戦敗になると間抜けなので(笑)。

エマーソン弦楽四重奏団(GRAMMOPHON盤)

好きな曲のアンケートというのが、雑誌やネットで時々あります。

交響曲や協奏曲などですと、ベートーヴェンやモーツァルト、マーラーやチャイコフスキーなど、あの曲、この曲…、上位にエントリーされるであろう曲が色々と浮かびます。

はて、弦楽四重奏曲では?

ベートーヴェンやモーツァルトのいくつか、ハイドンの「ひばり」や「皇帝」、ドヴォルザークの「アメリカ」、チャイコフスキーの1番辺りが挙げられるものなのでしょうか?

こんな、弦楽四重奏曲「総選挙」の上位5曲を当てなさい?と言われても1曲も当たらないかもしれません。どうもイメージが湧きません。

AKB総選挙の方が、まだ当てられる気が(笑)。

そんな弦楽四重奏曲ですが、私的にはベートーヴェン15番とどちらにしようかちょっと迷って、バルトークの4番を筆頭に挙げます。

遥か昔、クラシックを聴き始めた中学生の頃、初めて聴き、衝撃を受け強く惹かれた曲。

当時は、まだバルトークは現代音楽の範疇に入ることも多い作曲家で、凄くカッコいい音楽と受け止めたものです。

最初に購入したLPが、ジュリアードSQ.の3、4番。擦り切れそうになるまで、よく聴きました。

その後、ハンガリーSQ.の5、6番、東京SQ.の全曲盤、CDになってから、アルバン・ベルクSQ.の全曲盤と購入しましたが、そこで止まっておりました。

アルバン・ベルク盤が結構気に入っていたもので。

ところが、最近、やや甘口の演奏という気もし出し、もっと辛口、願わくば激辛の演奏も聴きたいと欲しております。

ジュリアード盤(2回目の録音)が刷り込みになっている為でしょうか。

エマーソンSQ.も良さそうと図書館で借りて来て聴いています。

キレ良い、ノリ良い、なかなか素晴らしい演奏。

ただ、キレの良さもナイフの切れ味。バルトークの場合、ナタの切れ味も欲しいと思うのです。

多少の土臭さがあっても、バシバシ薪を叩き割る様な迫力が。

また、2番や6番の様に内省的な作品では、ちょっと軽く深みが足りない気も。

しかし、勿論このリズム感の良さは稀有。魅力大きい演奏であり、聴き込めばかなり気に入る可能性もありますね。

大好きなこの曲集、また色々な演奏を聴いて参りたいと思います。

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