当日券の行列、意外に空いていました。
一昨年、昨年と同様に全く計画性無く、朝当日券を求め並ぶ。
8時からの発売開始に向け、早く並ばなくちゃと5:20に目覚しを掛けるものの直ぐ起きられず、会場着は発売開始直前。
ところが、驚いた事に行列は殆んど無く、直ぐチケット購入出来ました。
カミサンと娘を誘ったら、来るというので、無難な所でベレゾフスキーのリスト超絶技巧。
午後からのベレゾフスキー迄、何を聴こうかと思ったら、大好きな「浄夜」があるではないですか!それも1枚購入。
そして、マックで大好きなメシアンの中でも最近特にハマっている「オルガンの書」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/14a598dc124adfe03fbb262ce617c8ff?guid=ON)を聴きながら時間を潰す。
またラ・フォル・ジュルネのパンフレットをぼんやり眺めていたら、明後日超魅力的なコンサートがあるではないか!
先ほど見た状況からすると、明後日のコンサートは殆んど空いて無かったなあ。
でも、もしかしたらとマックを飛び出しチケット売場へ。
採ったど~~!(よゐこ浜口風)
改めてパンフレットを見ても、今年のラ・フォル・ジュルネで一番行きたかったコンサートのチケットが期せずして手に入りました\(^O^)/
1.プラジャーク弦楽四重奏団演奏会(よみうりホール)
(1)シェーベルク「浄夜」
(2)ブラームス「弦楽六重奏曲第1番」
ツェムリンスキー弦楽四重奏団メンバーが加わり、ヴァイオリン×2、ヴィオラ×2、チェロ×2の六重奏。
プラジャークSQ.、ツェムリンスキーSQ.とも初めて聴きましたが、味わい深い良い演奏でした。
特に第1チェロ(色の濃い楽器の人)が落ち着いた音色と安定したテクニックでとても存在感ありましたね。
第1ヴァイオリンも派手さよりは燻し銀の味わい(第2ヴァイオリンかよ)で好感。
こんな訳でブラームスが特にハマり。「渋美しい」音楽に浸れました。
ロマン派最後の名華の一つ「浄夜」は、やや渋目の響き故、十二音音楽突入前夜の音楽というより、シェーンベルクがブラームスなどのドイツ、オーストリア音楽の延長線上に存在することを気付かせてくれました。
2.ベレゾフスキー演奏会(よみうりホール)
(1)超絶技巧練習曲
(2)メフィスト・ワルツ第1番
昨年のラ・フォル・ジュルネでショパンの1番のコンチェルトを聴いたベレゾフスキー。
今年はリスト。私的には結構疎遠な作曲家です。
そんなこともあって、ベレゾフスキーの超絶技巧練習曲のCDも持っておりますが、あまり聴き込めておりません。
ここのところ、超絶技巧系のピアノ曲もリゲティやナンカロウ(人間では弾けない自動演奏ピアノの作品)などの「超々絶技巧系」を聴き馴染んでしまったりしていて、リストの曲は温厚派位に思っておりました。
しかし、ロシア・ピアニズムを引き継ぐこの巨人ピアニストの圧倒的なワザで聴くとなかなかに爽快。
今まで、剛球投手のイメージがあったピアニストですが、叙情的な部分では繊細な技巧も持ち合わせていることも認識。
今後の成熟が楽しみな演奏家と感じました。
原発事故の影響で開催が危ぶまれたラ・フォル・ジュルネでしたが、規模は縮小しても、こういう素晴らしいコンサートが廉価で聴けるのには大感謝です。
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一昨年、昨年と同様に全く計画性無く、朝当日券を求め並ぶ。
8時からの発売開始に向け、早く並ばなくちゃと5:20に目覚しを掛けるものの直ぐ起きられず、会場着は発売開始直前。
ところが、驚いた事に行列は殆んど無く、直ぐチケット購入出来ました。
カミサンと娘を誘ったら、来るというので、無難な所でベレゾフスキーのリスト超絶技巧。
午後からのベレゾフスキー迄、何を聴こうかと思ったら、大好きな「浄夜」があるではないですか!それも1枚購入。
そして、マックで大好きなメシアンの中でも最近特にハマっている「オルガンの書」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/14a598dc124adfe03fbb262ce617c8ff?guid=ON)を聴きながら時間を潰す。
またラ・フォル・ジュルネのパンフレットをぼんやり眺めていたら、明後日超魅力的なコンサートがあるではないか!
先ほど見た状況からすると、明後日のコンサートは殆んど空いて無かったなあ。
でも、もしかしたらとマックを飛び出しチケット売場へ。
採ったど~~!(よゐこ浜口風)
改めてパンフレットを見ても、今年のラ・フォル・ジュルネで一番行きたかったコンサートのチケットが期せずして手に入りました\(^O^)/
1.プラジャーク弦楽四重奏団演奏会(よみうりホール)
(1)シェーベルク「浄夜」
(2)ブラームス「弦楽六重奏曲第1番」
ツェムリンスキー弦楽四重奏団メンバーが加わり、ヴァイオリン×2、ヴィオラ×2、チェロ×2の六重奏。
プラジャークSQ.、ツェムリンスキーSQ.とも初めて聴きましたが、味わい深い良い演奏でした。
特に第1チェロ(色の濃い楽器の人)が落ち着いた音色と安定したテクニックでとても存在感ありましたね。
第1ヴァイオリンも派手さよりは燻し銀の味わい(第2ヴァイオリンかよ)で好感。
こんな訳でブラームスが特にハマり。「渋美しい」音楽に浸れました。
ロマン派最後の名華の一つ「浄夜」は、やや渋目の響き故、十二音音楽突入前夜の音楽というより、シェーンベルクがブラームスなどのドイツ、オーストリア音楽の延長線上に存在することを気付かせてくれました。
2.ベレゾフスキー演奏会(よみうりホール)
(1)超絶技巧練習曲
(2)メフィスト・ワルツ第1番
昨年のラ・フォル・ジュルネでショパンの1番のコンチェルトを聴いたベレゾフスキー。
今年はリスト。私的には結構疎遠な作曲家です。
そんなこともあって、ベレゾフスキーの超絶技巧練習曲のCDも持っておりますが、あまり聴き込めておりません。
ここのところ、超絶技巧系のピアノ曲もリゲティやナンカロウ(人間では弾けない自動演奏ピアノの作品)などの「超々絶技巧系」を聴き馴染んでしまったりしていて、リストの曲は温厚派位に思っておりました。
しかし、ロシア・ピアニズムを引き継ぐこの巨人ピアニストの圧倒的なワザで聴くとなかなかに爽快。
今まで、剛球投手のイメージがあったピアニストですが、叙情的な部分では繊細な技巧も持ち合わせていることも認識。
今後の成熟が楽しみな演奏家と感じました。
原発事故の影響で開催が危ぶまれたラ・フォル・ジュルネでしたが、規模は縮小しても、こういう素晴らしいコンサートが廉価で聴けるのには大感謝です。
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