golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベイツ「ポンド・ライフ」スミス・カルテット

2009-08-26 21:37:28 | Weblog
たまに、休日カミサンとスーパーなどに行くと、品定めがまどろっこしくて仕方ありません。

例えば、豆腐一丁にしても「大豆は国産か」、「添加物は」などの確認に時間を要した挙げ句、やっぱり豆腐は止めた、などということがしばしばあります。

ですから、「豆腐などどれでも同じだから!(実際、味も結構違いますが(笑))」と手早くカゴに放り込んだりしております。

私的には、日常的な食料品などは面倒くさいので、極力手早く購入したい。

カミサン的には選んで買いたいようなので、「面倒くさいから行って来て!」と任せてしまうことがほとんどです。

服とかも面倒。スーツなど買いに行っても、たいてい5分か10分で決めてしまいます。

こんな私でも、CDとなると「超!優柔不断」。

今日も会社帰りにショップを覗いたのですが、「あれを買おうか?」、「これにしょうか?」、「いやいや、向こうか?」散々迷って店内を隅から隅までウロウロ。

1時間以上徘徊した挙げ句、「ここのところ、出費が多いので今日は我慢、我慢」。

結局、何も買わずに店を後にしました。

ところが、他の店に寄って暫くしたら、「あのBOX盤、やはり超お買い得。今買って置かないと無くなってしまうかもしれないし、値上りしてしまうかもしれない。いずれは欲しい音源だし、今日買っとこ、買っとこ」という考えが頭をもたげる。

「今日飲みに行ったと思えば安い安い」とも思う。

また気が変わらない内に(笑)、CDショップに戻り、そのBOX盤を購入致しました。

スミス・カルテット(argo盤)

今日もイギリスの現代作品ですが、昨日とはだいぶ毛色の違った音楽。

ジャンゴ・べイツ(1960~)は、ジャズの世界を基盤にする作曲家の様ですが、クロスオーバーと言うのでしょうか、既成の枠組みに納まらない音楽です。

このディスクも「現代音楽/ジャズ」という分類表記がされています。

ロンドンの王立音楽院に入学しながら、わずか2週間で退学してしまったという独学の作曲家であり、それもあって独自の作風の様です。

昔入手したCDであり、ネットでも余り情報が無く、現在どう位置付けられている人か良く分かりません。

久しぶりに取り出してみたCDですが、何曲か収録されている中で、以下の4つの楽章から成るタイトルの15分ほどの曲が意外に面白かったので取り上げました。

1.のぞき込むと
2.うじゃうじゃいる
3.深い底
4.ブンブンブン

ライナーノーツに拠れば、「池の生物」を意味するタイトルは、オーケストラの弦楽器セクションを呼ぶ揶揄的な表現とのこと。

大好きな!バルトークの3、4番辺りの弦楽四重奏曲を陽気にした様な雰囲気もあって、確かにジャズでも無いし、クラシックの延長線上の現代音楽でも無い、クロスオーバーというのが相応しい音楽でした。

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