golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「歌劇《青ひげ公の城》」ベリー、ルートヴィヒ、ケルテス

2009-08-21 22:57:38 | Weblog
お城って、やはり人柱が埋まっているものなのでしょうか?

旅行などで城郭に行くと、よくそのことを考えてしまいます。

築城が無事完成するようにと、人身御供が捧げられたという各地に残る言い伝え。

でもですねえ、城って住居ですよね。そんなことをしたら化けて出るとか、祟りがあるとか、城主始め、城の住人は気色悪く無かったのですかねえ?

今とは人命に対する認識が大きく違っていたのでしょうが、当時の人がそこんとこどう思っていたのか知りたいですね。

ヴァルター・ベリー(バリトン、青ひげ公)、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ、ディット)、イシュトヴァン・ケルテス指揮ロンドン交響楽団(DECCA盤)

もっとオペラを取り上げたいのですが、組物を聴くまとまった時間がなかなか取れない。

また、オペラは登場人物が多く、携帯入力だとそれだけで疲れ果ててしまう。

この2つの問題を一挙解決した画期的な?オペラがあったじゃないですか!

今日は久々それを聴きましょう。

登場人物は二人だけ。合唱も入らぬシンプルさ。

でも、決して歌曲では無く、完全にオペラしています。

ちょっと「オーケストラの為の協奏曲」の開始部を思わせる不安感のあるオーケストラから音楽が開始され、バリトンとメゾソプラノの語る様な歌が進んで行きます。

猟奇的で不可思議なオペラの内容とその音楽を聴いていたら、ストーリーこそ違いますが、昔フランツ・カフカの「城」の不条理で不思議な世界を読んだ時に受けた感覚をふと思い出しました。

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