golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「交響曲第7 番」カンテルリ

2008-05-28 19:32:10 | Weblog
そうか、こういうのを「ダブルインカム」って言うんだ!って、その時理解しましたね。

仕事で、調査会社にユーザー評価をお願いした時のことです。

集まった方数人に、ある物を見て色々と意見を言って頂きます。我々はハーフミラーの向こうからそれを観察します。

20~30分位で一通り感想が終わり、最後に封筒に入った謝礼が渡されます。

終了後、調査会社の人に聞いたら、封筒には5千円だか1万円だか入っていたそうです。数年前の事で、金額がどちらだか覚えていませんが、いずれにしても美味しいバイト。

個人情報保護の関係で、我々には参加者の詳細なプロフィールは明かされませんでしたが、平日の昼間にも関わらず、銀行員の方とか明らかに「有給休暇」とおぼしき人が何人も。

有給休暇なら、給料貰いながらバイト代も入ってる訳ですよね。厳密に言えば、就業規則に抵触する会社が多いんじゃないかな。

私もその会社の調査会員に登録したいと思いましたが、残念ながらまだしておりません。

まあ登録しても、小心者の私としては、有給休暇取って行く勇気はありませんがね。

上記の様な美味しいのはともかくとして、繁華街を歩いていてオバチャン(何故か必ずオバチャン、不安感を与えない為でしょうね)に呼び止められてのアンケート調査は何回かやったことあります。

たいてい、近くの雑居ビルに案内されての、15~20分程度のものです。

私がやったことがあるのは、携帯電話のデザイン、飴、ビールくらいかな。

メーカーや商品名を伏せて、それぞれについて主に選択式で答えます。

残念ながら本当に薄謝!私の調査によれば、最近は500円相当が多そうです。

飴の調査の時など、たまたま近くで別の会社が同様のものをやっていて、ハシゴした結果、飴1,000円分を貰って帰りました。

ビールの調査は、タダ酒が飲めると期待したが、残念!不味かったですね。

検○の様な紙コップにほんの少量注がれて、しかも一種飲む都度、水飲まされるんですから。

しかし、飴にしてもビールにしても、会社名もブランドを隠して味わうと、全くどこのどういう商品か分からなかったです。(ビールはともかく、飴については別に詳しい訳でありませんが(笑)。

カンテルリ指揮フィル・ハーモニア管(ANDROMEDA盤)

この曲は、LP時代にフルトヴェングラー、ウィーン・フィル盤を擦り切れるくらい、良く聴きました。

その演奏が刷り込みになってしまい、その後いくつか聴いた演奏は何れも、今一つしっくり来なかったですね。

10年ちょっと前、休日に車を走らせていた時、ラジオからこの曲が流れて来ました。

第1楽章でしたが、途中からのため、誰の演奏か判りません。

最近の若手指揮者かな、誰なんだろう?

清澄だが、力感に不足は無い。輝かしいが、恣意的なところは全く感じられず自然。若々しいが未熟さは微塵もなく完成度が高い。

まさにアポロンの輝き。

一体誰だ?

演奏終了後、固唾を飲んで指揮者の名前が流れるのを待ちました。

グィド・カンテルリ指揮…

トスカニーニの弟子、名前を冠した有名な指揮者コンクールがある、夭折したという程度のことは知っていましたが、グィド・カンテルリ(1920~1956)の演奏を聴いたのはそれが初めて。

飛行機事故で弱冠36歳で亡くなった天才指揮者。

私が持っているCDは数枚ですが、いずれもただの若手でない完成度の高さで、長命だったらその後の指揮界は大きく変わっていたであろうと確信出来る素晴らしい出来です。

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