golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヒナステラ「パナンビ」

2008-05-08 08:17:19 | Weblog
かわいい顔してあの娘、割りとやるもんだね~と♪

女性デュオ「あみん」のデビュー曲にして、1982年の大ヒット曲である。

ベン=ドール指揮ロンドン響(CONIFER CLASSICS盤)

アルベルト・ヒナステラ(1916~1983)はアルゼンチンのバルトークとも称される作曲家。

これは17曲から成る50分弱のバレエ音楽だが、バーバリズム剥き出し。「春の祭典」もビックリなのである。

ff(fff?)が強烈な一方、pp(ppp?)は神秘的な響きのとても静かな曲が多く、ダイナミズムの幅が広い、広過ぎるのである。

何とも電車リスナー泣かせの作曲家だなあ。

指揮しているのは、ウルグアイのベン=ドールという女性。CDジャケットの写真だとタレントのさとう珠緒風。

ところが、なかなかの爆演!。第4曲、第11曲のティンパニーの強打炸裂など凄まじいド迫力。

かわいい顔して割りとやるもんなのである。

このCD、レギュラーの輸入盤で買ったのに、ライセンス供給でナクソスから廉価盤で出ちゃいました。ブンブン、なのである。

ちなみに、Wikipediaによると、「あみん」の名前のルーツは、ウガンダのアミン元大統領だそうな。(さだまさしの曲に出てくる安眠(あみん)という喫茶店名から採ったとのこと)

人肉を食べたとも噂された恐怖の独裁者である。

その由来を知ってか知らずか、「あみん」御本家もさすが、かわいい顔して割りとやるもんである。

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