golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュポア「ピアノ三重奏曲第1 番」

2008-05-31 22:29:47 | Weblog
いい季節になりましたねぇ。

て言うと、変な奴と思われますが、梅雨って結構好きですね。

大好きな夏を後ろに控えている安心感。どよ~んとした厚い曇り空、じとじとした雨も、妙に気持ちの落ち着く季節。

傘を差したり、持ち歩いたりする不便さは否めませんが、雨そのものは嫌ではないです。

恵みの季節です、空梅雨じゃ困っちゃうし。

今日は、こんな素敵な季節に、毎年聴きたくなる素敵な曲です。

ハートレイピアノ三重奏団(NAXOS盤)

初期ロマン派のシュポア(1784~1859)の名曲だと確信しているのですが、何故か話題になっているのを見たことがない。

NAXOSの日本語帯に書かれている絶賛の言葉が唯一?

哀愁の美旋律ではじまり、“ベートーヴェン以上”と評価された傑作三重奏曲

のタイトル!

優雅さと哀感が見事に調和したA級掘り出し物

事実、当時の評論家達から「ベートーヴェン以上」と賞賛の嵐

…凄い言葉が並んでいますが、誇張でもハッタリでも無く、ハゲシク同意出来る表現と、久々に聴いてみて思いました。

でも何故か話題にならない。

何故放っておくの?

NAXOSの日本語盤カタログを何年も続けて見ています。巻末に雑誌等の称賛記事が載っているが、このCDに関しては一切見たことがない。

第一、最新のカタログにはCDそのものが載っておらず、廃盤の様子。

何故だろうこんな名曲を?

演奏も録音も悪くないし…。

NAXOSと親戚の様なcpoの10年ほど前の日本語版カタログにも「ピアノ三重奏曲全集」があるが、不思議なことにこのCDだけは一切解説無し。

きちんと検索してみた訳でもないのだが、ネット(日本語サイト)でも、この曲を高く評価する記事を見たことがない。

もしかしたら、闇の勢力がこの素晴らしい曲を自分達だけの物としようと暗躍し、この曲を賞賛する記事の類を抹殺しているのではなかろうか?

だとすると当ブログもヤバイ?私も身を隠さねば(笑)。

哀愁の旋律と静かな情熱を慎ましやかに表現した初期ロマン派の傑作、梅雨の季節に静かに味わいたい名品なのですが。

もっと陽が当たってもいいんじゃない。

あっ、ダメ。陽が当たったら梅雨らしくなくなっちゃう(笑)。

ちなみに、カップリングされている「ピアノ五重奏曲」もまた絶品です。

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