golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

グリーグ「抒情小品集第5 ~7集」

2008-05-04 23:03:02 | Weblog
昔、結構好きな落語家に春風亭柳昇という人がいました。

「大きなことを言うようですが、今や春風亭柳昇と言えば我が国では……私一人です」で始まり、ちょっととぼけた口調の新作落語を楽しく聞きました。

題名は忘れましたが、その柳昇の落語のくだりに、晴れた方が良いですか?雨が降った方が良いですか?というアンケートの噺がありました。

「アンケートの選択肢には、『はい』、『いいえ』、『どちらとも言えない』、以外に『良く分からない』というのもあるんですよね」という前振り。

続いて、「晴れた方が良い:○○(忘れました)」、「雨が降った方が良い:傘屋」、「どちらでも良い:××(これも忘れました)」、そして「良く分からない:地下鉄従業員」というオチ。

さて天候に関してですが、私は子供の頃から曇りの日って何故か大好きでした。

その曇りの中でも特に、たぶん雨にはならないだろうし、かと言って晴れもしないだろうという、厚い雲に全天覆われたどんよりした日って、妙に落ち着くんです。

ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)(NAXOS盤)

グリーグの抒情小品集、優しい緩やかな曲以外にも、特異なリズムの舞曲(例、第5集第3曲「小人の行進」など)もあるが、決して声高にならないし、粗野に流れない。常に落ち着きを失わない。見たこと無いですが、北欧の曇り空が目に浮かびます。

1~4集、8~10集含めたこの曲集、大好きな曇りの日に静かに聴きたい大切な作品です。

今日は、期待のどんよりした曇りだったので、実家までの約1時間のドライブにこのCDを携えて行きました。

途中、残念ながら?日が差して来たりしましたが、精神安定剤のような曲で安全運転出来ました。


実家で飲んだ呉れて帰って来た(帰りはカミサン運転です、念のため)ので、本日はこれにて失礼致します。

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