四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

予算委員会(教育委員会、文化スポーツ部)

2017年03月01日 | 京都府議会

 3に入り、1日(水)は午前中、綾部高校の卒業式に出席。自分の卒業式は、およそ四半世紀前のことになってしまった。

 終了後は府議会へ行き、14時から予算特別委員会教育委員会の書面審査

 昨年7月に綾部市議会が全会一致で可決された「綾部高校の充実を求める意見書」府教委の小田垣教育長綾部市議会の正副議長と共に持参した際に、教育長が面会の冒頭から意見書に「文言修正」をされたことは同席していて、綾部市議会に対して失礼で恥ずかしかったということを述べ、予算委員会での反省を求めた。そういう姿勢だから、綾部高校に対して市民が望んでいることをいくら説明しても教育長が理解しようとされないのだ、と厳しく指摘し、改善を求めた。

 もう一点、PTA会長をやって感じたことで、研修等が多すぎないかということ。

 少子化でどこのPTA会員数も減少しており、京都市内の国際会館に全体で集まって行われる研修や府PTA、市PTA、中丹PTA、市内各種団体の研修など、一度、本当に必要な研修なのかをゼロベースで考え直して、PTA役員への負担軽減も考慮してほしいと述べたが、府教委社会教育課長「国際会館で会議をすることにも意義がある」というような、施設を見ることに研修の意義があるというような答弁だった。

 時間がなかったので「検討してください」という要望に留めたが、もうちょっと現場の声に耳を傾けてほしいと感じた。

 夜は京都に泊まり。

 

 2日(木)予算特別委員会文化・スポーツ部の書面審査

 府立の大学は文化・スポーツ部が所管しており、府立医大に関する問題副学長や事務局長等が出席するため、これまで見たこともない数のテレビカメラや記者が詰めかけた中での委員会となった。

 当初は、自民党の一番最後の質問順だったので、府立医大への質問は最初の方で質問される他の議員にお任せしようと思っていたが、委員会が始まる15分ほど前「自民党のトップで府立医大の問題も質問してほしい」という指示があったので対応した。

 「暴力団との関係」という報道によって、府民の皆さんから私のところにも憤りや不安の声が届いている。

 一方、府立医大は府民、特に北部の医師確保に大変重要な存在であり功績も大きい、早期の信頼回復にあたってほしいと述べ、直接診断書を出した医師に対しての最初の警察からの任意聴取はいつだったのか?京都府や病院はそれをいつ把握したのか?と質問した。

 最初の聴取は昨年の10月とのことで、結構前なんだなあと思った。

 その時点でその医師は上司や病院幹部にそれを一切報告しなかったのか?と聞いたら、「一切なかった」との答えだった。京都府も病院も2月中旬の最初の報道と家宅捜索で初めて事態を知ったというが、それはあまりに内部管理ができていないのではないかと感じ、府も医大もしっかりと「危機管理」できる組織体制にしてほしいと注文をつけた。

 テレビカメラにずっと撮られていて、緊張感のある書面審査だった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする