四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

自由で開かれた京都【北陸新幹線 井戸端談義】

2024年09月10日 | 論評・研究

10日㈫今日は12時からの1時間、インド太平洋研究会の事務局長である早川理恵子博士からお誘いがあり、早川博士のX(旧Twitter)のスペース「自由で開かれた京都【北陸新幹線 井戸端談義】」に参加させていただいた。

 同僚だった二之湯真士元京都府議も早川博士と親しく、一緒に参加された。二之湯元府議とは昨年、YouTubeの二之湯真士 にのチャン!「北陸新幹線“京都ルート”反対の理由【四方源太郎府議 友情出演】」に出演し、北陸新幹線問題について語り合った。

※録音が聴けます!➡【北陸新幹線井戸端談義】

 

 早川博士とは昨年秋、ソロモン諸島マライタ州の前州知事であるダニエル・スイダニ閣下を綾部に連れて来ていただいたことから親しくさせていただくようになった。

参考:2023年10月7日付blog「ソロモン諸島からスイダニ前マライタ州知事が綾部に」

 早川博士は太平洋島嶼国の研究では日本の第一人者であるが、現在、同志社大学の大学院で研究をしておられて京都にお住まいだということもあり、北陸新幹線問題にも大変強い関心とその進め方に憤りの気持ちを持っておられる。

 今日の私たちの話をたまたま聴いたという京都市北山に移住を予定しておられる方から、下記のようなコメントがあった。

 私は京都の北山(北山杉の里・中川地区)に移住すべく古民家を改修するなどして活動しています。
 今回示された小浜ルート3案いずれも北山の中山間地域を縦断するので驚愕しています。中川地区の小学校にも環境アセスの工事が入っています。
 京都市街地もそうですが、京都市周辺の中山間地域への影響も多大で、今後30年近く国道162号線を残土を運ぶダンプが往来する交通渋滞、北山杉を育んだ豊かな地下水が変わってしまうのではないかと強く危惧しています。移住意欲を挫くレベルです。
 ともかく、自民を中心とする与党PTの思惑(特に西田氏)が強く働いており、それを動かすには世論を全国的に大きく巻き込んでいくことしかないと思いますが、その為にはどのようにしたら良いでしょうか?

 私たちは早川博士の北陸新幹線問題の第1回目の放送にお招きいただいたが、今後もこういった様々な市民の皆様の疑問や声を広げていただければと思う。

 

■総裁選はルールに則り、正々堂々と

 昨夜、家に帰ると、総裁選の候補予定者である高市早苗氏から封書が二通、私と妻宛てに送られてきていた。今までに高市氏から何か送られてきたことはなく、珍しいなと思って封を切った。

 昼に総裁選立候補の記者会見をしておられたので「タイミングがいいな」とは感じた内容は文字が多くて詳しく読む気にはならず、サラッと見た。そして「こんなもの送っていいのかな?」と疑問を感じた。

 9月3日自民党総裁選管理委員会(逢沢一郎委員長)が開催され、「文書類を郵送等で送付すること」等に加え、今回は「インターネット上に有料広告を掲載すること」「オートコール(自動音声)による電話作戦」が禁止されることが確認された。

 禁止事項については従来は告示後の申し合わせだったが、今回は告示前から禁止することも管理委員会として決定され、4日には所属国会議員に通知されていた。 

自由民主記事:https://www.jimin.jp/news/information/208969.html

 自民党は統一教会や裏金の問題に晒され、「政治にはお金がかかりすぎる」として、今回の総裁選ではできるだけお金をかけないようにと決めた矢先の「ルール破り」は、どうなのだろうか。

 妻も「高市さんだけこれが送られてきたということは自民党京都府連は高市支持と決まったのかと思った」と言っていたし、「パンフレットが送られてきたから高市さんに入れることにした」と言っている方もあった。紙媒体は高齢者の多い自民党員には良いアピールになるが、禁止されることが分かっていながら、そういうことをするのは控えるべきだっただろう。

 自民党の総裁選挙は日本国の総理大臣を決める選挙でもある。ウソのない正々堂々たる論戦になることを願っている。

 

11日㈬午前中は来客が何件か。午後小源太のスマホの機種交換にケーズデンキへ。1時間ほどでスムーズに交換してもらえた。

 夕方はまた来客が何件か。夜は涼子の迎えに福知山へ。

 明日から、京都府議会9月定例会が開会する。

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