朝から事務所で仕事。来月のフロンティア15周年の記念講演会の際に配布する「フロンティア活動概要」の資料作りをしているが、これからしばらく議会のため、平日の昼に作業ができない。なんとか早めにと思っている。
10時からは口上林地区の敬老会に出席。
式典終了後の懇親会にも参加させていただいて、ご挨拶に回らせていただいた。健康長寿の方々とのふれあいは幸運がめぐってくるような良い気分になれる。
その後、山家の観光やな漁の会場に立ち寄った。林重雄さんから「川の方ではやってへんけど、上でやっとるで家族で寄ってくれえや」と電話をいただいていたので、鮎の塩焼きや鮎ごはんを食べに行った。
鮎は子持ちで太っていて美味しかった。次々と車が来ていて、やな漁や鮎は人気があるんだなあと改めて実感した。
家族で来ておられた方に「どこから来られたんですか?」と聞いたら、中京区の二条城のそばだとおっしゃっておられた。
その後、小さいお孫さん二人を連れた女性が来られた。「鮎弁当って、ありますか?」とたずねられたが、さっきうちの一家で最後の3つを買って食べた後だった。
「ああ、四方源太郎さん?」と言われて、どこかで見たことがあるが誰だったかなあ?と考えながら話をしていて、「シンジのところの長男」「太秦から電車に乗ってきた」と聞いて、やっとピンときた!
先日、総務副大臣になられた二ノ湯智参議院議員の奥様だった。お孫さんを連れて、京都から山家まで来て下さっていた。
鮎の塩焼きを食べただけでは子どもさんたちは退屈だろうと、下の川に連れて行って水遊びをさせてあげた。
山家駅から歩いてきたとおっしゃったので、帰りはうちの車で駅までお送りした。
京都から電車に揺られて山家に来て、川遊びをしたり、田舎料理を楽しんだりする拠点が必要だと感じた。カブトムシやクワガタが採れるポイントを作っておいたり、立岩甌穴や軽登山で遊んだり、山菜料理や煮物など「田舎の手料理の料理教室」や「百姓が教える野菜の育て方講座」などをやっても、人が来てくれるのではないかと思った。
その後は、映画「パンドラの約束」の鑑賞にITビルへ。
正確なデータや情報を根底に置いた議論をしなければ、原子力発電に対する議論は空虚なものにしかならないのだと改めて思った。
人の命はもちろん最も重い。自動車が存在することによって毎年多くの人命が失われている。100とか200というレベルではない。
でも、「自動車を廃止しよう」という議論にはならない。危険であっても、人間社会に有用なものだからだ。
ゼロか100かという議論ではなく、どういうカーブを描いて今後の社会構想を考えていくのか、そういう視点を得るために重要な映画だったと思う。