11時から、議会改革検討小委員会に出席。
団会議を経て、午後は警察常任委員会に出席。報告事項で、海水浴場でのプレジャーボートの使用を規制する条例案のパブリックコメントを募集するという説明があった。
プレジャーボートの規制は必要だと思うが、遊泳者への禁止事項で、こんなものはわざわざ条例化しなくても既存の法令で対処できるはずだと考えられるものがあり、以前から指摘をしてきたが、今日は警察本部長に直接、それを質問した。
警察常任委員会以外では、質問への答弁は部長や政策監が中心となって行い、課長が答弁に困っていると上司である部長がサッとマイクを取って、その場を収めていく。
答弁がうまくできなかった部下への指導は後で行われているのかもしれないが、委員会という表の場では部長が責任者として、部下をカバーするという姿勢がある。
しかし、なぜか、警察常任委員会では警察本部長はほとんど発言されない。議員と部長のやり取りがうまくかみ合わなくても、本部長はそこに入ってきて、議論を収めようとはしない。
そこで、今日はあえて本部長を指名して質問した。しかし、再質問すると本部長は答えてくれず、地域部長が答弁してしまう。仕方がないので、また本部長を指名しても、次の再質問では同じことだった。
最初から結論ありきなら、委員会で議員の意見を聴くこともないわけなので、意見を聴きたいということなら、もう少し柔軟に受け止める姿勢を持ってほしいと要望した。
本部長も京都府の警察行政トップとして、ぜひその思いや考え方をもっと委員会の場で発言していただきたいと感じる。
部下が答弁に困っていたら「助け舟」を出すという姿勢は、組織をまとめていく上でも大切なことではないだろうか?