朝10時から、《拉致問題を考える講演会(綾部会場)》に出席。綾部では元古保弘さんが実行委員長を務められた。
拉致被害者の有本恵子さんのご両親が来られて、北朝鮮の非道さと被害者の苦しみを切々と訴えられ、被害者を取り戻すには憲法改正して、日本が真の独立国として国土や国民を守れるようにするしかないと述べられた。
西田昌司参議院議員も来られて、安全保障の充実こそが喫緊の課題であることを述べられた。
奈島正倫さんが決議文を読み上げられた後、閉会挨拶を述べた。
護憲派と言われる人たちに国防の必要を説くと、最後には「外国は攻めてこない。もし攻めてきたとしてもその時は諦めれば良い」とおっしゃる。
「自分の家族が目の前で拉致されたり、殺されたりしても、ただ諦めるだけですか?」と聞いても、「そうだ」とおっしゃる。「日本人が武装すると必ず悪いことをする」と。
これは自らの身に降りかかっていない(降りかからないと思っている)からであって、実際に降りかかれば違うことをおっしゃるようになるだろう。
東日本大震災直後から1ヶ月だけでも、数百回、航空自衛隊がスクランブル発進をしている。「日本が弱った」と見れば、すぐに軍隊を進駐させようと周辺国は考えている。それが国際社会の冷徹な一面だ。
拉致被害者を生み出した、被害を無視し続けた、いまだに取り返せないという現実を考えた時、今こそ、自主憲法を制定し、日本は真の独立をしなければいけない時が来ている。
横田めぐみさんのお母さんの京都市立堀川高校時代の同級生等で組織されている《横田めぐみさん等被拉致日本人を救出する京都会》の中川恵美子会長、八尾佳寛副会長と共に、午後の舞鶴会場にもご同行した。
皆さん、高齢になっておられて、一日も早い解決を切望しておられた。「そのためにも憲法改正をして、日本をまともな国に、当たり前の国にしてほしい」と強くおっしゃっておられた。
舞鶴では、池田正義府議が閉会挨拶をされた。