気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

盧山寺の桜

2007年01月24日 | はな

盧山寺(ろさんじ)は、京都御所の東そばにあるお寺で、紫式部の曾祖父である藤原兼輔の邸宅があったところと言うことです。紫式部はこの地で育ち、結婚生活を送り、「源氏物語」を執筆した地としても知られているようです。この盧山寺の境内は、全域が紫式部の邸宅地だったそうです。

雲形に苔と桔梗が配され、白砂がその雲形の間をきれいにうめています。中央にあります岩には、「紫式部 邸宅址」と広辞苑編纂で有名な、新村出博士の筆になる文字が刻まれています。角度が悪く、ここからでは文字を読むことは出来ません。この岩の右側面に記載されています。右下に文字部分をアップしておきます。ちょっと文字が小さく、見づらいかもしれません。

  

寺内見学の後、山門を入った一番奥のあたる所に、桜が咲いているのを見つけました。満開というわけではありませんで、いくつかまとまって花が開いているだけです。もしかすると冬桜だったのでしょうか。1m少々のまだ小さな木でしたので、冬桜のようには見えませんでした。

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