先日もアゲハチョウの写真をご覧いただきましたが、本日もまたご覧いただきたいと思います。
秋の蝶は、産卵してそのまま寿命が尽きます。産み付けられた卵は、しばらくすると孵化します。親の蝶は、アゲハチョウの場合は、子供の好物である柑橘類に産卵するはずです。孵化したいわゆる芋虫は、この好物である柑橘類の葉を精一杯食べて成長します。
最終的には、周りの鳥などに見つからないような場所を探して、さなぎとなります。そしてそのまま冬の寒さをひっそりと過ごします。そして春の暖かい日差しの射す早朝に羽化して、ひっそりと飛び立ってゆくのです。
前にアップしたときにも記載しましたが、そのようなアゲハチョウを早春のあるいは盛夏の早朝に何度か見守ることが出来ました。羽化したばかりの柔らかい羽を乾かし、飛び立って行きました。また私のベランダに産卵にきてもらいたいものですが、中々かないそうにもありません。