今日は友人がボランティアで管理のお手伝いをしていると言う、上尾市の原市沼へ「行田蓮」(古代蓮の一種)を見に出かけてきました。関東地方は今日の東京の最高気温は35℃を超す、異常と言っていいほどに蒸し暑い一日でした。
この「行田蓮」は、30数年前、行田市で浄水場を建設していたところ、蓮が咲き、調べてみると1500年以上の古い地層から蓮の種が開花したことが分かり、古代蓮として育てられていましたが、最近「行田蓮」と命名されたのだそうです。
古代蓮としては、千葉の古い地層から見つかった蓮の種を、大賀博士が育てて咲かせたものが「大賀蓮」として有名です。一般には、古代蓮と言えばこの大賀蓮の方が名前が知られています。
この原市沼の蓮田は、6月から8月にかけて、毎朝5時頃から公開しているので、なるたけ早い時間にくるように、と助言いただきました。でも、公共交通機関を利用してでは、8時頃が精一杯です。車で来場されていた方達は、私が着いた8時頃には、残っている方は殆どいらっしゃいませんでした。
ボランティアをしている友人の話では、下の写真の左側は、当日朝に開花した花だそうです。右側の写真は、昨日開花した花で、本日は二日目の開花と言うことでした。この違いの判断は、おしべ・めしべの状態で行えるそうです。開花したばかりの花のおしべ・めしべは、とてもきれいな状態です。