トラッシュボックス

日々の思いをたまに綴るブログ。

りんごのひとりごと

2008-11-15 00:44:14 | 未整理
 「りんごのひとりごと」という童謡を初めて聴く。

 そして思う。

 これは、東北あたりから花街に売られた少女を描いた歌ではないのだろうか。

 …………。

 という話を妻にしたら、

 一笑に付されてしまった。

 ……そうかなあ。


 歌詞がこちらのサイトに。
 昭和14年に作詞され、15年に作曲されてレコードが発売されたという。


一、
  わたしはまっかな リンゴです
  お国は寒い 北の国
  リンゴ畑の 晴れた日に
  箱につめられ 汽車ポッポ
  町の市場へ つきました
   リンゴ リンゴ リンゴ
   リンゴかわいい ひとりごと
二、
  果物店の おじさんに
  お顔をきれいに みがかれて
  みんな並んだ お店さき
  青いお空を 見るたびに
  リンゴ畑を 思いだす
   リンゴ リンゴ リンゴ
   リンゴかわいい ひとりごと


(3番もあるが私が聴いたのは2番まで)


 ネットで検索したら、可愛らしい歌だという評価があったが、私にはひどく物悲しく、そして諦念に満ちているように聞こえた。