徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

鉄道新型車両デビュー -JR西日本 287系ー

2010年11月14日 11時31分23秒 | 鉄道のよもやま話

先日のキハ189系の「はまかぜ」と同様、287系も2011年春にデビューします。

 287系は、特急「きのさき」「北近畿」など、現183系電車の老朽置き換え用として、福知山線や山陰線に導入するものです。

  

      287系新型特急              昨年6月営業開始しているサンダーバード
         車体の窓の下の線の色が、両車を区分しています。

現在の計画は、4両編成7本と3両編成6本の計46両ですが、現在の183系が86両あるのに対して40両の不足となります。
来年のダイヤ改正でどのようになるのか、まず北近畿ネットワークの減便は避けられないのではないでしょうか?

     

 車体は、2009年6月から、特急「サンダーバンド」で営業開始した683系4000番台のデザイン設計を踏襲しています。
窓の下のラインは、特急「北近畿」で使用している国鉄色を使用し、青色のサンダーバードと区別出来るようにしています。

車内も足元のスペースを広げ、座席の座り心地も向上させているほか、車椅子対応トレイや多目的室を設置されています。

 

 


鉄道新型車両デビューーJR西日本「はまかぜ」

2010年11月12日 10時49分16秒 | 鉄道のよもやま話

少し間隔があきましたが、再び新型車両の紹介です。
JR西日本が先月発表した新型車両は4種類あります。

① キハ189系特急形気動車「はまかぜ」     2011年春 導入
② 287系特急形電車「きのさき」「北近畿」など    2011年春 導入
③ 225系0番台 京阪神地区新快速用         2010年12月1日 運転開始
④ 225系5000番台 阪和線快速用          2010年12月1日 運転開始

その内、今日は「はまかぜ」について

特急「はまかぜ」は、福知山線経由の特急「まつかぜ」の補充列車として1972年に運転開始されたものです。

  

   新型189系特急形気動車「はまかぜ」        「はまかぜ」の普通車車内

特に冬季に「カニ列車」として臨時列車の運転が常とう化されていたのですが、昨今、高速道路の整備に伴い減少傾向にあるそうです。
それに伴い、最高速度も現行より10キロアップし、130Km/Hとし、所要時間の短縮などの競争力向上を図ってゆくようです。

現在使用されているキハ181系の老朽化に伴うもので、新造される車両は21両(3両編成X7本)で、導入にあたっては、播但線や山陰線において地上施設の整備やホームのかさ上げ、信号の改良などが行われるそうです。

  運行経路

  

   新旧「はまかぜ」の対比   新型 189系         旧はまかぜ 181系

 


東北旅行の五日間・・・5日目(猊鼻渓)

2010年11月08日 11時30分18秒 | 旅行・観光
いよいよ最終日になりました。
仙台駅から東北新幹線と東海道新幹線を乗り換えて、帰ります。
ホテルから仙台まで230Kmあり、途中、猊鼻渓(げいびけい)の舟下りを楽しむ予定になっています。

岩手県一関市には、猊鼻渓と厳美渓(げんびけい)の二つの絶景渓谷があります。
猊鼻渓は、砂鉄川が石灰岩を浸食して出来た2Kmの渓谷で1923年に国の名勝に指定されいるのに対して、厳美渓は磐井川の中流に出来た渓谷で1927年に国の名勝及び天然記念物に指定されています。
名前が良く似ているのですが、渓谷の様子は全く異なるようです。

    

激しい流れの厳美渓を「動」とするなら、渓谷をゆっくり流れる猊鼻渓は「静」と言えます。

今回、訪れたのは、猊鼻渓で、深い渓谷をゆっくりと下ってゆき、緑と清流、岩や窟などを眺めながら、船頭さんの追分を聞けば、世の中の煩わしさを忘れてしまいそうです。

けいび

この猊鼻渓の岩には、その岩の特徴を表す名前が付いています。
鏡明岩、藤岩、壮夫岩、少婦岩、大猊鼻岩、獅子ケ鼻等など・・・・

 
   毘沙門窟、コウモリの住み家

毘沙門窟というのがあり、そこには、毘沙門天を祀ってある祠があり、船頭さん曰く、ここは蝙蝠の住み家になっているそうです。

舟下りを楽しんだ後、再びバスに戻り、一路仙台駅へ

これで東北地方の五日間の旅行は終了しました。
この東北旅行は、今まで行けなかった所を中心に行けて、充分満足出来ました。
ただ、紅葉が見れなかったことが、少し心残りとなりましたが・・・・
この記事を描いている今頃が、見ごろだそうです。



東北旅行の五日間・・・4日目(十和田湖、八幡平)

2010年11月06日 16時19分57秒 | 旅行・観光
十和田湖子ノ口から流れ出る奥入瀬渓流を後にしました。
今一度、奥入瀬のガイドは、下記から・・・・

  http://www.net.pref.aomori.jp/~towada/koutsuu/oirase/keiryuu.htm

十和田湖畔で昼食をとり、そこから徒歩10分程で、かの有名な高村光太郎の”乙女の像”を見に行きました。
昭和28年に、十和田湖国立公園指定15周年を記念して、建てられました。
智恵子夫人がモデルと言われていますが、なぜか”乙女の像”と言われています。

  
  「乙女の像」                  十和田湖 遠くに遊覧船が見えます。

某中学校の修学旅行で、この乙女の像をバックに記念写真を撮る時、先生が乙女の像の前に集合をかけたところ、生徒曰く、乙女の像ってどこにあるねん・・・そうです、この銅像を見ても乙女とは、思われませんよね。

  
十和田湖畔には、「ナナカマド」が、もみじと見間違いました。   花輪線 快速「八幡平」

 

八幡平は、奥羽山脈北部の山群で楯状火山跡だそうです。
楯状火山とは、緩やかに傾斜する斜面を持ち底面積の広い火山のことだそうです。

この八幡平には、JR東日本が盛岡駅ー大館駅間を”いわて銀河鉄道線・花輪線”経由で運行する快速電車(八幡平の呼称)が走っています。
その一部の鹿角花輪駅と湯瀬温泉駅のわずかな距離を乗車しました。

花輪線
は、秋田県大館駅と岩手県好摩駅間約100Kmを走るローカル線で、地元の振興を図るため、特にこの線を”十和田八幡平四季彩ライン”と呼ばれており、この線沿いは、盆地ののどかな里風景が車窓を楽しませてくれます。

      車窓から「八幡平の里風景」

今日の宿は、初日の雫石の近くの鶯宿温泉です。

参考  「ナナカマド」とは・・・・
     東北地方や北海道では街路樹としてよく植えられているそうです。
     バラ科の落葉高木で、赤く染まった果実や葉っぱが特徴で、実は鳥が食用し、果実
     酒に、幹や枝は、備長炭の材料としても使われています。
     名前の由来は「大変燃えにくいので、7度かまどに入れても燃えない」ということから
     付けられたという説が一般的です。

東北旅行の五日間・・・4日目(八甲田山、奥入瀬、)

2010年11月05日 15時58分02秒 | 旅行・観光
当初、東北旅行を計画した時(8月ごろ)には、10月の中頃は、紅葉が奇麗だろうという期待感がありました。
その反面、今年の夏の暑さが厳しく、紅葉はもっと遅れるのではという悲観的な思いもありました。

しかし、10月下旬から11月にかけては、個展や展覧会の出展が予定されていましたので、10月上旬になりました。
と言うことで、紅葉はありません。

四日目は、八甲田山の中腹、城ケ倉大橋に向かいました。
弘前市内を横切りブナの木が生い茂る八甲田山に近づくに従って、やはり紅葉には、ほど遠い様子です。

 

城ケ倉大橋は、津軽と南部を結ぶ国道394号の難所を、城ケ倉渓谷をひとまたぎしています。
全長360mで谷底からの高さ122mの上路式アーチ橋で、アーチ支間長さが255mで日本一だそうです。

八甲田山と言えば、日露戦争前の明治35年(1902年)、雪中行軍遭難事件が有名です。冬季訓練中の210名中199名が死亡するという悲劇があった場所で、この山の名前を聞くと、なにか悲壮感が漂います。

 

下山すると直ぐに、奥入瀬渓流に入ります。
端から端(十和田湖畔子ノ口から焼山)までの14Kmで、十和田八幡平国立公園に属し、国指定の特別名勝及び天然記念物に指定されています。

この渓流沿いは、遊歩道や車道が整備されています。
時間の都合で、石ケ戸から雲井の滝まで、歩くことにしたのですが、時間の都合で滝まで行くことが出来ませんでした。

  

案内の人の話も聞きたいし、写真も撮りたいということで、何やらどっちつかずで、時間足らずとなってしまいました。

奥入瀬の両岸には屏風岩がそびえ、以前来た時には、印象がありませんでした。
出来ることなら、端から端までじっくりと歩きたいものと、これから何年後かに訪れたいところの一つとなりました。 それも紅葉のきれいな時期に・・・・。

代表的な阿修羅の流れをはじめ、多くの岩を裂く流れとそれと反対に、静かな流れが交互して現れ、それが済むと、多くの滝が現れます。
その名前が、その流れや滝の特徴をとらえるように付けられていました。

   奥入瀬渓谷

十和田湖畔の子ノ口には”一万一千百五両”の眺めがあります。
これは、万両の流れ、千両の岩、百両の橋、そして五両の滝を表しているそうです。

今 コスモスが満開です・・・・・

2010年11月03日 13時14分25秒 | 独り言・社会・ニュース

武庫川、髭の渡しの河原に、550万本のコスモスが今、盛りです。
昨日も、園児や家族連れが、さわやかな風を受けて、コスモスが右に左に揺れる様を気持ちよさそうに眺めていました。

 

先日、お伝えした通り、ここ武庫川のコスモス畑は、「第21回全国みどりの愛護のつどいで、ここを主催している民間のボランテァ団体”髭の渡し花咲き会”大臣表彰を受けました。
このコスモス畑も近所だけではなく、もはや全国区として認められたのです。

 
 コスモス畑には、募金箱が置いてあります。 来年もコスモスが見れますように・・・・

来春もそして、来秋も、お花畑が出来ますように、そして、多くの人が目を楽しむように、多くの人が汗をかいています。



      cosumosu


東北旅行の五日間…3日目(仏ケ浦)

2010年11月02日 15時11分53秒 | 旅行・観光
恐山を出立して、大間道(国道279号)を経て佐井港から高速船で青森港に向かい、そこから今日の宿泊地のある鯵ケ沢高原を目指しました。

恐山の強い印象をもったまま、本州最北端の地、下北半島の先端大間崎へ。
ここは、北海道の函館とは17.5Kmしか離れておらず、北海道の山並みを眺めながら国道を走りました。

この地は、”大間のマグロ”で有名ですが、あいにく、その舌つつみを打つことは出来ませんでした。

大間崎の先端には、行かれませんでしたが、ここには展望台があり津軽海峡のパノラマが見れるそうです。そして石川啄木歌碑もあり、あの有名な「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」と刻まれており、ここの沖合にある弁天島のことを詠んだものと考えられているそうです。

  
 本州最北端 大間崎沖 弁天島の灯台 かすかに北海道が・・・      高速船 船窓から・・・・・

ここから、南に下がり、佐井町に入り、高速船の出る港を目指しました。
この港 佐井港からは、観光船が出ており、福浦港、仏が浦、脇野沢を経て、さらに高速船は津軽半島と下北半島の間を、青森に向かって出帆しています。

 仏が浦

高速船で、青森港まで向かいますが、途中に仏ケ浦の景観を船上から眺めました。
少し残念だったのは、この高速船は、室内からしか見ることできません。

仏ケ浦は、自然が織りなす造形美で、約2Kmにわたって連なる岩の数々が眺められます。
船窓から見るため、高くそびえる様が、満足のいくように見れませんでした。

   青森港へ入港した高速船 ”ポーラスター”

佐井港から約2時間20分かけて、青森港に入港。
そこから、今日の宿泊地 鯵ケ沢。
ここは岩木山麓で、ホテルは、その中腹にあります。