9回をゼロに投げ切った藤浪が8勝目を上げました。
10回、2アウトから鳥谷が四球を選び、マートンがセンターへタイムリー2ベースで待望の1点をあげました。
その裏、福原がゼロに押えて、藤浪の苦心の9回ゼロ封が報われました。
トラは、それまで先制のチャンスは、あったのですが、いつものあと1本が出ません。
6回のノーアウト1,3塁。
7回も1アウト2塁。
8回は、2アウト満塁。
ことごとくチャンスを潰し、藤浪は辛抱強く投げ切りました。
これだけチャンスを潰せば、8回の先頭 井端を四球に出した頃から、藤浪からは疲労の色が見え、笑顔が消えました。
10回 マートンの決勝打
7回のチャンスには代打が出ると思ったのですが、結局9回を投げ、勝ったから良かったものの、余りにもリスクが多かったように思います。
9回を132球 2被安打 7奪三振 4与四球で、これで、藤浪は、セ・リーグ5球団から勝利をあげました。
それにしても、ここ数試合、打撃が奮いません。
チャンスはあるのですが、決め手を欠き、いわゆる拙攻の連続で、采配に問題があるのか、選手個々の能力不足なのか分かりませんが、今一つガッツというものが感じられません。
マートンの不振が大きな原因の一つだったのですが、10回のタイムリーが、これから安打の量産を期待したいものです。