頼みの能見が、初回の2点も3安打で1失点、2回に1点を加えますが、その裏にも1失点。
4回には、ワイルドピッチで3対3と追いつかれました。
中々ペースが上がらず、リードが守れない能見に、攻撃も3回以降ゼロ行進。
能見は、8回 128球 9被安打 6奪三振 3与四球 3失点で降板し、後を松田 久保 安藤、そして12回を福原と1イニングづつの継投となりました。
8回には2つの四球、9回にもエラーとフイルダーチョイスで無死1,2塁の好機もバンド失敗、三振ゲッツーと散々な内容で、勝つのを放棄したような攻撃の繰り返しでした。
その沈黙した攻撃も、12回 関本の2ベースと鳥谷のセンターで1点を入れ、試合が動きました。
マートンが三振に倒れましたが、新井が敬遠され、続く坂がセンターオーバーの2ベースで2点を加点し3点リードとしました。
今日のマートンは、チャンスをことごとくつぶし、彼がブレーキの一端を担ったと言っても過言ではありません。
4番マートンにしては、5番の新井を敬遠されたことは、屈辱だったことでしょう。
4番をそろそろ考える時が来たのかも知れません。
このまま、勝てれば良いのですが、そうは問屋がおろさないのが勝負の厳しさなのでしょう。
6対3で、12回の裏を迎え、ピッチャーは福原、その福原が代打藤井、ルナ、和田と3連打され2点差。
平田のショートゴロで1点差。
2アウト、1,3塁で代打谷繁。
谷繁がショートへのフライで、ヤットトラに勝利の女神がほほ笑みかけました。
勝てないエース 能見の背中が何か 今日のヒーロー鳥谷 チームリーダーとして
寂しげです。 この背中が大きく見える日は・・ これから、本領発揮して欲しい・・・
読売にマジックが出たと言えども、まだまだあきらめるのには早過ぎます。
でも、今日のような試合をしていては、優勝などは夢のまた夢です。
ミスが多過ぎます。 好守にわたって、もっと大胆かつ緻密さが必要です。
5時間近い戦いを制し、明日も勝って、大阪に帰り、連勝を伸ばすことが、今のトラに課せられた任務ではないでしょうか?