今朝の新聞にも載っていましたのでご存じの方も多いと思います。
新幹線100系、300系が3月16日にラストランするとJR西日本が18日に発表しました。
ここで、新幹線の歴史が消えていくようですが、これも進化の証明であり、技術の向上を物語っているのです。
東北新幹線でも新しい車種が発表され、新旧の入れ替えが行われています。
東海道新幹線の発足時からの推移をみると
0系 → 100系 → 300系 → 700系 → N700系 です。
また、新たにN700系を越えるものが出来れば、N700系もそれに取って代わってゆくことでしょう。
100系 300系
300系は、1992年 最高速度270Km/hで航空機とのシエア争いに対抗し、「のぞみ」として始めて登場し、一躍その名前が知られました。
その当時は、名古屋駅に停車せずダイヤの設定もあったのですが、今「300系」は「ひかり」「こだま」を中心として活躍しています。
新旧入れ替えの大きな要因は、電力消費量の差があります。
例えば、220Km/hの場合、電力消費量を0系が100とすると 300系は73% N700系は51%
つまり、N700系は、0系に対して半分の電力消費量ですみます。
また、速度にしても、東京・大阪間では
開業時の「ひかり」は 4時間かかったものが、1992年「のぞみ」の登場で2時間30分に短縮されました。
そして現在は2時間25分となっています。
ついでながら、300系の歴史としては
1993年 東海道・山陽新幹線 東京~博多間 300系 「のぞみ」で登場
1996年 300X新幹線試験車両が国内最高速度443.0Km/hを記録
その後、その他の移り変わりとして
1997年 500系「のぞみ}の登場
1999年 0系が東海道新幹線から引退し、700系「のぞみ」が登場