徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、ロッテに粘ってサヨナラ勝ち

2010年05月24日 22時30分09秒 | 野球・タイガース

今朝、「なぜ、セはパに弱いのか」を書いたのですが、皮肉にも今日、試合があった4試合はセ・リーグが全部勝ちました。
でも、全部苦戦だったようですが・・・・。

  
   今日の先発メンバー            今日の結果とヒーローの城島

今日のトラは、先発メンバーを変えてきました。
かねてより、マートンは1番のタイプではなく、またセンターの守備も危ういので変えた方が良いと思っていました。
鳥谷も3番を離れ、気分を変え、のびのびしたのか、2安打しました。
バンドの下手な平野を2番に据えていたのも疑問でしたが、1番も・・・・?

ともかく、11安打したにも関わらず5点取るのがヤットでしたが、勝ったということで、一応このオーダーは、現状を見た場合、良かったと思います。
しかし、鳥谷は、3番を務めなくては、本来のオーダーではないと思いますので、早く3番に戻るようになって欲しいものです。

  
    3回 新井の6号2ラン          9回、城島のサヨナラ犠牲フライ

先発久保は、6回まで好投しますが、7回に掴まれ、同点にされます。
先発陣が、自滅している昨今、久保が頼りだったのです。
勝利投手にはなれませんでしたが、なんとか面目を維持しました。

勝負は9回になり、同点の9回に登板した藤川が勝利投手になりました。
9回のサヨナラ劇は、久しぶりに城島の外野フライでヒーローになりましたが、本当のヒーローは、2安打し得点をアシストしたマートンに上げたかった。

トラが、これから勝ちを増やしてゆくには、先発投手陣の奮起が問われます。


なぜ、セ・リーグは、パ・リーグに弱いのか・・・

2010年05月24日 13時17分15秒 | 野球・タイガース

交流戦では、ころころとセ・リーグの球団が、パ・リーグの球団に負けています。
今年に限らず、以前から人気のセ、実力のパと言われており、これが如実に表れています。

最近5年のセとパの比較をすると

      優勝チームとその成績 セの勝利数 パの勝利数、 トラの勝敗と順位

 2005年  ロッテ   24勝11敗   104    105    21勝13敗2分   3位
  2006年  ロッテ   23勝13敗       107     108     21勝15敗     3位
 2007年  日ハム  18勝 5敗      66     74          9勝14敗1分 10位
  2008年  ソフトバンク  15勝 9敗    71      73        15勝 9敗     2位
 2009年  ソフトバンク  18勝  5敗    70      67         9勝13敗     9位

 今年は、昨日まで セの17勝 パの33勝で、ここ5年で一番悪い結果となっています。
 過去5年を見ても、セがパより勝利が多かったのは2009年のみでした。

今季のセとパの内容を比較すると
              セ・リーグ     パ・リーグ    
     打率      0.255      0.267    
     本塁打数     248本       244本
     得点数     1100点     1302点      
     失点数     1169点     1233点  
     防御率      3.99       3.95  
     盗塁数       165       224     
     失策数       171       172           (以上 22日現在)

以上だけでは、比較しにくいのですが、若干パの方が 打率 得点数 盗塁数が多く、それが試合結果にどのように影響したのか分かりませんが、これで見る限り、試合の展開が活発であったように思われます。

では、なにがパ・リーグの各球団に勝利を呼び込ませているのかは、報道などでは、
パの球団が、セの球団を見返そうと頑張っているとか観客数が多くなるので自然と力が入り勝利に結びついているとか言われていますが、本当にそうでしょうか?

それが事実とすれば、パの観客に対して失礼ではないでしょうか?
パのリーグ戦では、観客が少ないから力を抜いているのなら、これほど観客に対して失礼なことはありません。

確かに、セに対する対抗意識はあるのでしょうが、それより、2007年より1チームの試合数が、36試合から24試合に減少し、2連戦が多くなっています。

2試合づつの変則日程のため、エース級の先発投手の登板数が多くなります。
パ・リーグには、各球団が誇るエース級の先発投手が多くおり、その投手の投げる割合が増えているからといえると思います。

これは、とりも直さず、パのピッチャーがセのピッチャーより、良く、セの打撃陣が攻略するのに手こずっているというのが、現状ではないでしょうか?