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旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

夏アイランド(古っ!)

2008年06月28日 | カメ見聞録・海外編

スポーツクラブに、めっさフレンドリーなオヤジがいる。

話をしていて、
「カメちゃん、ますとますに行きたいの?な~んだ、それなら俺が連れてってやるよ~。」
「美味い焼き鳥屋があるんだよ。今度、連れてってやるよ。」
「美味い唐揚げと日本酒が置いてある店があって、そこが行き着けなんだよ。今度、連れてってやるよ。」
など等、兎に角連れてってやる発言が多い。
「他人の嫁さんを焼き鳥屋に連れてったところで、面白いことは何もないだろ~に。」
と呆れ、耳半分ならぬ耳九割で聞き流していたら、先日は、
「な~んだ、カメちゃん、パラオに行きたかったの~。俺、ダイビングで2回行ったよ~。それじゃ、今度、俺が連れてってやるよ~。」
おーおー、ついにパラオまで来ましたかい。
・・耳十割。

先週、ランニングマシンでセッセと走っていたら、背後でそのオヤジと若い女子数名で盛り上がってる様子。
チョイと耳をダンボにしていると、話の流れから、何やら来そうな予感

「な~んだ、君達、沖縄に行きたいの~。だったら俺が連れてってやるよ~。」

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

・・・で、先にパラオの話が出たけど、この夏の旅行、実はパラオを狙ってた。
しかし、エアーとホテルの絶対数が足りていないパラオ(だからこそ良いのだけど)は、ツアーのことごとくが「キャンセル待ち」になっており泣く泣く断念。

なので、セブ島にした。 禁断のH.I.S利用、価格重視

スイミング・コーチの中に「本当はダイビング専門」って人がいて、彼女曰く
「セブには海亀が沢山いますよぉ~。折角行くのならCカード取得にチャレンジすれば良いのに~」
・・・まぁ、クロール入門したてでダイビング・ライセンスも何だから・・。

今回は観光ではなくリゾートなので、朝から晩までサンミゲル(フィリピンの代表的ビール)呑んだくれて、ウダウダしてくるつもり。 何せ節電の為に信号機が消されるくらいノンビリした地らしいから、郷に入れば、でね

Ph_ceb_1

免税品店で、HERMESの新作フレグランス「モンスーンの庭」を買って来るんだ~♪


梅雨入り2日目雑感

2008年06月03日 | カメ見聞録・海外編

昨日、梅雨入り。
今日は台風5号の影響で一日中土砂降りだった。
夏とは言えぬこの時季に降られると肌寒い・・・なので、仕舞おうとしたトレーナーがそのままの位置でスタンバってる。

鹿沼の中心を流れる黒川も1~2日降り込んだだけで増水著しく、まるでアマゾン川のポロロッカか、と思うくらいの大濁流になる。
行き過ぎた山林伐採と無計画な護岸工事のせいだろうな、きっと。

台風と言えば、4年前のグアム旅行で運悪く、その年最大と言われた台風16号にブチ当たってしまい空港は閉鎖、予定フライト全キャンセルで帰るに帰れず(って、そりゃそーだ)結局遅延2泊を余儀無くされた事があった。
その年最大だった台風の生まれたてなのだから、その猛威たるや半端じゃなく、海は大荒れ、街路樹の椰子の木は倒れ、色々な物が飛ばされては消えて行き、時折停電になる程で、当然外出禁止を言い渡された。
「何時になったら帰れるのだろう」とジリジリする思いでJTBツアーデスクに問い合わせる以外は何もする事が無く、気象情報と、アメリカ選手ばかりクローズアップされるアテネ五輪を交互に見てるしか無かった。
ホテルロビーには、延泊の手続きが出来なかった宿泊客がスーツケースと共に溢れ、良い色に焼けた肌とは裏腹に、皆、疲れ切った表情をしていた。
遅延2目夜になって漸くフライトの見込みが立ち始め、ホテルの案内ボードにフライトNoとそこに搭乗出来るツアー名が掲載され始めた・・・・・ら、驚く事にそこには「案内の優先順位」が存在するではないか。
JALPak→JTB→近畿日本ツーリスト、日本旅行
の順で案内され、各旅行会社ツアーの中での優先順位がホテルのクラスだった。
つまり、JALPakでアウトリガーやウェスティンあたりの宿泊客が一番脱出だったわけ。
ウチ等も何とか深夜便に乗れて、早朝成田に着いてヤレヤレ。
ホッとしたあまり、「ただいま帰りました!」なんて敬礼して、小野田さんしちゃいそうだったよ。

JALPakやJTBが優遇されたのに対して、HISやそれと同等の格安ツアー売り専門の旅行会社ツアー客は悲惨だった。
フライト情報を知りたくて旅行会社に電話すると「それは航空会社が決断する事だから航空会社に訊いてくれ」と言われ、それで航空会社に電話すれば「それは、あなたが契約を交わした旅行会社の責任だろう」と突っぱねられ・・・の、たらい回し。
それくらいだから、当然延泊のホテルの手配もしてくれず(その点、JTBは凄くスムーズにやってくれた)ロビーで寝て、シャワーも使えず、情報は取れず・・・と、もう見ていて気の毒なくらいだったし、自分達が空港に向かうバスに乗る時ですら、全く帰国の目途が立っておらず、子カメ達と「あの人達、本当に帰れるのかな?」と、真顔で話してしまった。(そんなのは有り得ない話なのに)
その経験で、もうつくづくと「多少高額であっても、何事かあった時の為に、力のある旅行会社を使うべきだ。特に子供連れは。」と感じた。

あれから4年かぁ・・・アテネ五輪から北京五輪の年。
オリンピック1周期で子カメ達は随分と大きく・大人になった。
初めての海外で、あろう事かホテル軟禁の憂き目を見て、子カメ達はそれぞれに(旅行初日に行った水族館で買った)亀のぬいぐるみを抱いて不安がるだけが精一杯の子供だったけど、今じゃ動じないだろうな。 なので、今年の旅行は安心よりも価格重視!

・・・梅雨と台風のダブルパンチの今日、そんな事をボンヤリと思い出していた。


飛びたいな~

2008年05月13日 | カメ見聞録・海外編

080513_14440001 ナニゲにパスポートの残年数を確認しちまった。

去年の夏は、アホな受験生を抱えていたので行くに行けず、今年は予算不足で大変厳しい状況になっております状態。

予算内可能圏は、台湾かサイパン・・・だな。

台湾は、kuromiちんの様に確たる目的がある人(笑)でないとピンと来るものが無いし、かと言ってサイパンもなぁ・・・。

でさぁ、
家族全員一致で行きたい場所があるのだけど・・・
まだ、本格的なリゾート開発が成されてなくて、
当然DFS Galleriaなんて馬鹿げたショップが無くて、
何も無いっちゃ何も無いのだけど、手付かずの自然が嬉しい我々にとっては全然オッケー、
な島が。 ま、カメはアンコールワットが良いのだが
でも、静かなブームが起きていて、
たまにファッション誌でも紹介されたりするので、
何れブレイクしちゃうだろうな、
だからその前に行きたい、と思うのだけど。
うーん・・・

今までは「何事かあった時の為に」と、大手JTBかJALPakだったけど(やっぱ安心)、禁断の(爆)H.I.Sやてるみくらぶを当たってみようか・・・。


猛暑と警察マニア

2006年08月06日 | カメ見聞録・海外編

タイに滞在中(おっ!)は何かと神経を尖らせてたせいか、「タイの料理は辛くて臭くて美味しい~っ!シンハービール、めちゃウマ!」などとモリモリ食べてたのに痩せて帰って来た。その上、梅雨が明けた途端に猛暑となったので食欲減退気味。唯一スルスルと入るのがシリアルとスイカとウーロン茶。
昨日は「痩せた?」ではなく「やつれた?」と聞かれて、ちょっとショック。
自分でも、鏡を見た時に首筋が筋張っていたりしてな~んか嫌!
若くないと太るのは当然の事、痩せるのでさえマイナス要因でしかないのだなぁ。適度に脂が乗ってるくらいが丁度良いのかな、西洋絵画に見られるヴィーナスみたいに。
痩せた(やつれた)お陰で、あんなに張り切って購入したガードル「おなかウォーカー」が緩くなってフィット感が無くなってしまった・・・一番小さなサイズなので、買い直す事も出来ない。
ワコール渾身の作も、これじゃ役立たずだよなぁ。

話しは全く変わって、タイからの帰国時に税関を通った時の事。
カメの前には4~50代の男性2人が並んでいて、ジェラルミンの細長いケース(丁度エレキギター・ケースくらいの大きさ)を携えており、当然そのケースは係員の目に留まった。
「この中身は何ですか?」
「え?一応、玩具ですけど・・・」と、何とはなしに憮然とした態度の2人。
「開けて中を調べさせて下さい」
ただの玩具ですよ・・・」
その一言に「ムムム?」と反応したカメ。「敢えて“ただの”と言うあたりがおかしいぞ!」と、目がキラリン☆
開けるに当って、個人のプライバシーへの配慮から、一応すりガラス板みたいなものを立て掛けて他の人の目から遮る様にするのだけれど、そんなのちょっと身体の位置を変えれば見えますって。←オイオ~イ!
カメ、さり気なさを装いながら、その実しっかりとチラ見。
オープンされたジェラルミン・ケースから最初に飛び出したのは、POLICEのロゴ文字が仰々しいステッカー数種類。それでもって、次は特殊警棒と思われるもの。それから数種類の拳銃レプリカ
玩具であるのは間違いないらしいが、かなり偏りのある玩具に、カメ興奮。

「コ、コイツら警察マニアかよぉ~!」

素知らぬ顔を決め込みながら、この展開の結末をしかと見届けたいものだと思っていたら、隣のレーンが空いて「まだお済でない方、こちらにお願いします」と呼ばれてしまい、仕方なく行けば何処からどう見ても夏休みの家族旅行の風体なのか、疑われもせずに簡単な口頭質問だけでスルー、彼等よりも先に出てしまった。
うーむ・・・あのコレクションをもう少し見ていたかった。(笑)

昔、通ってた英会話スクールの顧問が成田の税関勤めを退職した人だった。“お話大好きオジサン”の彼は、よくレッスンの合間などに現役時代の話しを披露してくれたもので、話しの最後は大抵「色々な人間が居て、色々な薬物の隠し方があった」だった。

大変な仕事であろうと思うけど、大変な分だけ面白い思いもするのだろうな、税関職員。
・・・あ、こんな事を言ってしまって不謹慎の極みですね。すいません。ヘヘッ


バンコク帰り

2006年08月04日 | カメ見聞録・海外編

昨日、タイから帰国。
フライト時刻が1時間遅れで、成田から自宅に戻ったのが23時過ぎ・・流石に疲れた。

バンコクはエキサイティングでエネルギッシュな街だった。・・・と断言しちゃえばカッコイイのだろーが、そうでも無いんだなぁ、これが。人々はノンビリ・マイペースで動き、何に対しても無頓着な雰囲気で、日本人よりず~っと大らかかも。
その無頓着気質は、車の運転や食品等の衛生観念に如実に表れていて「ちょっと、これヤバイよぉ~!」と思う事しばしばだった。(‐‐j)
それでもって、朝晩問わずに街の彼方此方で人がごろ寝している!(崩れた建物の瓦礫の上で腹出し爆睡のオバチャンも居た)
人が寝てりゃ犬や猫も伸び切った姿で寝ていて、あろう事かお釈迦さままでもが寝ていらした。
どーよ、肩の力も此処まで抜けりゃ立派なものよ、タイ!

Cimg272330small ↑ホ~ラ、有名なワット・ポーの寝釈迦もイイ感じでくつろいでますね~。
この御姿を「涅槃」と思ってる人は少なくないと思われるけど・・・何せ、ワット・ポーを「涅槃寺」と紹介している本が沢山あるので・・・それは間違いで、涅槃釈迦ではなく寝釈迦。涅槃の場合、枕は蓮の花で向きは北。しかし、このお釈迦さまは箱型の枕で頭を東に向けておられる。
このワット・ポーだけでなく、タイの彼方此方の寺院、または遺跡でお釈迦さまが、休日のお父さん宜しくゴ~ロゴロしておられる。
仏も人も犬も猫もウダ~ッと寝ているあたりが、ほんとタイらしい。

Michelin

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↑が、しかし!何が「タイらしい」って、これに勝るものはないのではなかろうか!カメ、これを最初に見た時は心底ぶっ飛びましたぜ。
郷に入れば郷に従え・・・ミシュランのマスコット「ビブ」もマクドナルドのドナルドもこうしてちゃ~んとタイ式挨拶! お国柄全開のこの2体のキャラものに大受けしたカメは、早速「ナマステ・ビブ」「ナマステ・ドナルド」と命名。(本当はナマステじゃなくてサワッディ)
滞在中、目に入る度に「お!ナマステ・ビブ、此処にも居たよぉ!」などと大ハシャギしていた。・・・かのみうらじゅんがそうなのだけど、もしかして仏像好きはキャラ物に弱いのかね?

・・・・旅行で一番に心配なのは天気。しかも、現在のタイは雨季なので好天気を期待するどころか半端じゃなく激しいスコールに行く手を阻まれる覚悟まで決めてたけど、5日間の滞在中ずっと天候に恵まれ、ラッキー☆
ゆるりと寝そべるお釈迦さまに感謝・感謝。

・・・・辛くて臭いタイ料理はカメの好みに合ったけど、子カメ達は一度食べただけでノー・サンキュ気味。結局、日本食とイタリアンを交互に食べる様な始末で、それに付き合わざるを得なかったカメはちょっと不満。
タイスキ!グリーンカリー!タイ風焼きそばにタイ風春巻き!食べたかった~!
でも、トムヤムクンだけは3回食べられて満足♪やっぱ本場は美味いっす。香辛料の種類と深みがぜーんぜん違う。

・・・・ってなワケで、今日のところは旅行記ブログのダイジェスト版。
タイは物価が安くて、聞きしに勝る買い物天国だった。
昨年シンガポールで買い損ねた(値段の交渉に失敗し、泣く泣く断念!)仏像レプリカを3体買う事が出来たし、象がモチーフの雑貨を沢山入手で、像と象に囲まれな~んか嬉しい気分。
勿論、亀ちゃんの雑貨もしこたま買って来て像・象・亀でトリプル・ホクホク。

・・・・今回、256MBのSDカード2枚分に写真を取りまくって来たので、写真の整理が大変。なので、全ての写真が整いでもしたら、またバンコク旅行記をアップするつもり・・・タイに行っても下子カメの様子は相変わらずで、現地添乗員さん達に大受けしてたので、その辺を中心に。
それでは、サワッディ!(笑)


いざ!小乗仏巡りへ

2006年07月16日 | カメ見聞録・海外編

足尾にばかり気を取られ、夏の旅行の準備をすっかり忘れてた。
まだまだ、と思っていたのが出発まで2週間を切った今、ようやく焦り始めた体たらく。
今年はタイに行く。
全日程フリープランのツアーをセレクトしたから自分で組み立てなきゃならず、必要に応じてオプショナルツアーを申し込んで、旅行保険に加入して、空港周辺駐車場の予約もしないと!大変!
子カメ達は「飛行機に乗って♪象に乗って♪船に乗って♪」と、単純に考えて楽しみにしているが、何の何のカメにとっちゃ、ズバリ!「仏像巡礼海外編・小乗仏を巡る旅」でしかないのだ。
現地に飛んだらタ~ップリと、それこそオクビが出るくらい金ピカ仏像を拝ませてやるぜ!へへへ

ところで、「バンコクに行くよ~」と言うと、反応が2パターンに分かれるのが面白い。
一つが「カメさんが好きな仏像が沢山あるじゃないの、良かったね」ってなもの。人に寄っては「仏像」のところが「アジアン雑貨」になったり「スパ」になったりする。
そして、もう一つが「そんな所に子供を連れて行って大丈夫なの?」。つまりバンコク=男の天国と思ってる人ですな。
うーむ・・この差は、どんな経験を経て出来るのか。


欲しかった!

2005年07月31日 | カメ見聞録・海外編

「cimg1462_30small.JPG」をダウンロード

シンガポールのインド人居住区「リトル・インディア」内の、とある骨董屋には夥しき数の仏像が置いてあった!
様式的にはガンダーラ、マトゥラー仏で、写真の様な仏頭あり、レリーフあり、木彫像ありで、まさに古代インドやパキスタン仏のてんこ盛り。
気に入った一点一点について店員に話を聞くと「これは、2世紀頃に作られたらしいブッダ像で、18世紀に発掘されたものです」などと尤もらしい説明が返って来る・・・・・が、そこは仏教美術学習歴15年のカメ、そんな説明はデタラメで、そこにある仏像群が純然たる(?)レプリカ像であることくらいの検討は付く。
しかし、レプリカであっても欲しいと思える一点に出会った・・・沙羅双樹の下で説法する釈迦がレリーフ状になっているもので、様式的にはギリシャ彫刻の流れを引くガンダーラ、つまりイケメン釈迦。
釈迦の表情、釈迦を取り巻く背景の表現、構図の取り方などなどが、実に良く出来ており(←頭っから作り物だと思ってる!)見れば見るほど「持って帰りたい」なる欲求が涌いてくる。
値段を聞くと900シンガポール・ドルだと言う・・・・うーむ、幾ら気に入りはしてもレプリカはレプリカ、日本円で6万何某も払おうとは思わない。そこで素早く計算して「200ドルなら買う価値アリ」と踏んで、値段の交渉に及んだが、900ドルの言い値を4分の1以下に落とせと言うのは向こうにとっちゃ暴言もいいトコで、話し合い難航。
結局、粘りに粘っても750ドルまでしか下げられずに、泣く泣く諦めた。
値段の交渉中に思わず「どうせ、後ろの工房で作られたものなのでしょ!」と言いそうになってしまったよ。ハハ・・
・・・それにしても、欲しかった。


新嘉坡

2005年07月27日 | カメ見聞録・海外編

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昨日、シンガポールから帰って来た。ヤレヤレ
17年前に訪れた時に「経済と人種と文化が凝縮された凄い国」と感じたけれど、それから更に発展してたのには驚いた。
現地添乗員さんにそれを話したら「17年?!そんなに経ったら変わりますよぉ。何せ、この国は今年で40歳。僕と同じ巳年なんですから、17年は大きいです」と言われた。
そうかぁ・・・40歳の巳年だったのぉ・・・「僕と同じ」ね。ふーん・・・(と、これ以上のコメントは避けよう)
マレーシアから独立してからの短時間(40年なんて短いもんよ!ヘッヘッ)で急激な成長を遂げた国だけに、背だけヒョロヒョロと伸び、しっかりとした肉付けが出来ていない様な脆さを感じ、高層ビル群までもがまるで張りぼての様に見えてしまった。
発展の指揮を執る一部の階級と中間層、そして発展の土台ともなる底辺階級のカーストがはっきりと見える国。そして、カーストの最底辺部分にあるのが豊かな熱帯雨林で、物言わぬ自然や動物達が犠牲になって行く姿が露呈され、嫌でも目にせざるを得なかったのが辛かった。
しかし、それは東京以外の日本も同じ様なもの。アジアはまだまだヨーロッパ諸国に敵わないと思わざるを得ない。過去に発展を極め、そこから安定した水準を保つ中で生活や思考が成熟した国からでは、みっともないくらいにガツガツしている。

それにしても、楽しい5日間だった。
子カメ達も、良く食べて、良く見て、良く聞いて、良く笑って、たまに喧嘩しながら、すっかりシンガポール・フリークになった様子。上子カメは「社会科の勉強になるから」と言いながら、メモと写真をとりながら熱心に観て回り、絵が好きな下子カメは印象的な風景をスケッチしながら歩いてた。
親バカ承知で言うならば、子カメ達は連れて行った国を120パーセント楽しみ学んでくれるので、例え大変な思いをしようとも連れて行き甲斐があるのが嬉しい。
それに引き換え「シンガポール通貨は一ドルが67円!こりゃ買い物するしかないでしょ!」と狂喜しながら連日高島屋(!)に通ったカメが、日常のまーんま。
・・・面目ないです。