旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

心は常に足尾に在り

2009年12月31日 | カメ的世界遺産・足尾

カメの行き着けのガソリンスタンドは家族経営のほのぼのとした店で、
まだ若い息子二人がキビキビと業務をこなし、おばちゃんが経理を担当し、脳梗塞で半身不随のおじちゃんは事務所の番人をしている。

昨日、給油と洗車をお願いして、
事務所に入っておじちゃんと話し始めたら・・・

山の話になり、
山から鉱山の話になり、
「昔、この辺はマンガン鉱石が採れた」の話になり、
「サファイアも採れて、サファイア坑道もある」の話になり、
それから鉱脈の話になり、
「銅が採れる足尾とマンガン鉱の此処とでは鉱脈が違うから、一続きのように見えても別の山なんだなぁ」の話になり、
それから、足尾の話へと突入!
ひゃっほう☆

古河財閥がどんだけ凄かったか・・・
足尾銅山がどんだけ栄えていたか・・・
の話になったところで、

「カメさん、お待たせしました!洗車、終わりました!」
と、息子の声。

惜しい!
もっと聞きたかったのに~!

でもさ、時代の生き証人の話は
チョ~リアルで面白いね。

残念ながら、足尾の話はちょこっとしか出来なかったけど、あの村上先生の本を読むよりも活き活きとして伝わって来たし、鉱山の話も面白かった。

すぐ傍で帳簿付けをしていたおばちゃんが、
「この人、何でこんなに詳しいの?」
と訝しそうな目でカメをチラ見していたけど、
そんなの気にしな~い。
(^∇^) アハハ!


「封印された日本の離島」

2009年12月29日 | 本と雑誌

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彩図社さまより、↑このような本を頂戴した。

この中の毒ガス島(大久野島)の記事に、カメの写真が採用されたのだよ~♪

「封印された日本の離島」を、ちょこっと紹介。
「日本には6852もの離島がある。ところが、その中で人が住んでいる島はほんの1割もない。今でこそ、船や飛行機に乗って遠くの島にも簡単に行けるようになったが、それまでの船の行く手を阻むのは、荒れ狂った波や大海原を暴れまわる海賊だった。人々は長い間、多くの島から遠ざけられてきたのだ。そんな、封印された島々の隠された秘密や謎に迫ったのが、本書である。(以下略)」

ってことで、面白い本っす。
内容も、軍艦島大久野島のように鉱山や軍事に使われた島や、独特の生態系を持つ島、または特異な民族習慣が伝わる島など、カテゴリいっぱいなのが飽きずに楽しいところ。

このブログを読んで下さる善男善女の皆さま、是非ともご購入を!
1冊550円でコンビニにも置いてあるそうじゃ。

それにしても、こんなにプッシュしながらもアフェリ・バナーを貼らないワタクシって、何て無欲なのでしょ~♪


子亀のアマゴちゃん

2009年12月27日 | 人間じゃない家族

今月初めから冬眠に入った亀’sだけど、生後2年未満のアマゴちゃんだけは大事を取って水温ヒーターつき水槽で通常通り。

昨日、アマゴちゃんの水槽をそぉ~っと覗いて見たら・・・

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↑壁とシェルターの間にはさまってジタバタしていた。

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↑裏から見ると、かなりマヌケ。


また変な方向に・・

2009年12月18日 | 本と雑誌

目下、爆読中の加賀恭一郎シリーズ。

加賀恭一郎。
警視庁勤務。
彫りの深い顔立ち、長身、広い肩幅。
剣道六段、全国選手権を二度制覇。
抜群の勘と推理力で数々の難事件を解決する。

彼が聞き込みに行くと、喫茶店のウェイトレスもブティックの店員も、女性は皆「カッコイイ刑事さんね~」と言いながら、色んな証言をしてくれちゃう。
何しろ良いことづくめなのだ、加賀恭一郎。

こんなサツカン、実際に居るのかねー?

・・・・・。

愚問であった。

ところで、このシリーズは加賀恭一郎の推理が売りなので、事件には実に色々な「仕掛け」がなされている。
「つい、カッとして」とか「ムカついたから」なんて短絡的な殺しは出て来ない。

このトリックが中々難しい。
それなので、巻末にはこのように推理の解き方が袋とじになっている。

袋とじっ!

・・いや、これ以上は言うまい。
昨日のス○ベ椅子のこともあるしな。


ぶらり茨城

2009年12月13日 | カメ見聞録・国内編

昨日の話。

「忘年会をやろーよ!」
と友人を誘ったら、
「だったら、恵比寿で作りたてビールを飲みたい!」
「それじゃ、恵比寿でビールを飲んで、浅草の合羽橋で買い物しよう!」
と、飲み会ならぬ飲み買いの計画が決まった。
しかし、ビールが飲める恵比寿麦酒記念館はリニューアル工事のため2月まで閉館で、計画変更する破目に。
・・・で、ビール改め
「美味い寿司を食いに行こう!」
と隣県茨城に行って来た。
え?何で東京から茨城って?
い~じゃん、北関東自動車道が出来て近くなったんだから~。

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↑「茨城県 寿司屋 グルメ」でググッたら「クチコミナンバー1」と出て来たのが、ひたちなか市のひかり寿司

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↑ランチのにぎり。
やっぱ、職人が握ってくれた寿司は美味いっす。

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↑ひたちなか市から那珂湊に行く途中で、古びた駅舎ハッケン!
この那珂湊駅ひたちなか海浜鉄道湊線の駅でバリバリの三セク。
この木造駅舎は関東の駅百選に選ばれていて、何と映画フラガールのロケ地にもなったそう。

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↑那珂湊駅名物駅長黒猫おさむ君。
元は野良猫だというおさむ君は中々面白いヤツで、人に構って欲しさにわざと線路で寝るんだって。
実は、おさむ君のことは後になって知った話で、この日は駅敷地内にある赤レンガ倉庫ばかりを愛でておった(汗

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↑その倉庫。
扉がシャッターに替えられているところを見ると、現役らしい。
何でも横浜の倉庫とほぼ同じ頃(大正時代)に建てられたそう。
イギリス積みの堅牢な倉庫ざんす。

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↑赤レンガ倉庫の裏側には、更に堅牢そうな石造の倉庫が・・。
もしかしたら、昔の日通の倉庫かも。

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↑線路脇には、現役引退したポイント切り替え装置が佇んでいた。

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↑那珂湊駅からちょっと走ったところに、こんなレトロな洋館が!
きちんと管理されていて良い状態を保っているけど、人が住んでいるのだろうか。

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↑門の脇に置かれた石。
侵食具合から見て、海岸から拾って来たのだろうね。

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↑ひたちなか→那珂湊→大洗へと来たら、真新しい工場があり、何と工場見学出来ますの表示があったので、
「オトナの社会科見学だ~!」
と喜び勇んで中に入った。
中の様子は撮影出来なかったけど、何十人もの従業員が手作業でタラコを加工し明太子にする過程が見られ、その人手の多さに「これじゃ値段が高いわけだ」と、妙に納得してしまった。

それから、大洗アウトレットをちょっとだけ眺めてから帰り道に着いた。

恵比寿ガーデンプレイスでビールうぐうぐがダメになってしまったのは残念だけど、那珂湊駅って大きな収穫があったので、カメ大満足。
また近いうちに来て、今度はジックリと駅舎を見て、おさむ君に会うんだ~!