カメの行き着けのガソリンスタンドは家族経営のほのぼのとした店で、
まだ若い息子二人がキビキビと業務をこなし、おばちゃんが経理を担当し、脳梗塞で半身不随のおじちゃんは事務所の番人をしている。
昨日、給油と洗車をお願いして、
事務所に入っておじちゃんと話し始めたら・・・
山の話になり、
山から鉱山の話になり、
「昔、この辺はマンガン鉱石が採れた」の話になり、
「サファイアも採れて、サファイア坑道もある」の話になり、
それから鉱脈の話になり、
「銅が採れる足尾とマンガン鉱の此処とでは鉱脈が違うから、一続きのように見えても別の山なんだなぁ」の話になり、
それから、足尾の話へと突入!
ひゃっほう☆
古河財閥がどんだけ凄かったか・・・
足尾銅山がどんだけ栄えていたか・・・
の話になったところで、
「カメさん、お待たせしました!洗車、終わりました!」
と、息子の声。
惜しい!
もっと聞きたかったのに~!
でもさ、時代の生き証人の話は
チョ~リアルで面白いね。
残念ながら、足尾の話はちょこっとしか出来なかったけど、あの村上先生の本を読むよりも活き活きとして伝わって来たし、鉱山の話も面白かった。
すぐ傍で帳簿付けをしていたおばちゃんが、
「この人、何でこんなに詳しいの?」
と訝しそうな目でカメをチラ見していたけど、
そんなの気にしな~い。
(^∇^) アハハ!