今回のイタリアはアリタリア航空の直行便で飛んだが、
今度イタリアに行く時はずぇったいにJALかKLMにする!
と固く誓ったのであった。
メシマズは知っていたけど、シートがリクライニングしないんだよ。
角度にすると30度くらいしか倒れないの。
これで12時間はキツいよ~。
マジ拷問。
「すべて私がやりました!」と、やってもいない罪を認めてしまう勢い。
これだったら乗り継いだ方が楽。
じゃ眠れないから映画でも観るか、と思うものの入っている映画は古いものばかり。
唯一「ローン・レンジャー」と「ホワイトハウス・ダウン」が面白かったけれど、帰りの便でも同じ映画だったので帰りは観る気も起きなかった。
前にキャセイ・パシフィックに乗った時は「ブーリン家の姉妹」と「プラダを着た悪魔」が日本で封切り前に観られたのになぁ。
↑行きの夕食は和食を選んだ。
同じものを選んだ下子カメのごはんは生炊きだった(悲報)
↑帰りの便の夕食「トリカラアケ」に子カメたち大受け!
ごはんの上に鳥から揚げが乗っていた。
↑自分はラザニアを選んだ。
↑添乗員さんから
「帰りの便の朝食は酷いです。覚悟しといてください」www
と言われた朝食。
・・・で、何でこんなに酷いか!との説明を添乗員さんがしてくれたところ、航空機ってのはエコノミーでは儲からないそうで、ビジネスやそれ以上のシートを売ることで利益を出すそう。
良いシートは渡航先で仕事をするビジネスマンが取るのが殆どで、国際的企業を有する国の飛行機は良いシートから先に埋まって行くのだそう。
そりゃそーだ、交通費は会社支給だもんね。
しかしイタリアは、一番大きな会社がせいぜいFIAT、ビジネスマンは居らず居るのはエコノミー席の観光客ばかり。
それなのでアリタリア航空は赤字、一度は経営破綻したものの当時のイタリア首相の「飛ばせ!」の一言で、今も辛がら飛び続けているらしい。
それなので機内サービスまで回らないんだな。
そうと分かれば情状酌量の余地あり、機体の整備費をケチられる(恐)のを思えば機内食がお粗末なくらい何てことはない。
しかし、あと少しシートが倒れぬものかのぅ。
ミラノの見本市やファッションショーに出向かれるアパレル関係の皆さま、どうかビジネスクラスをガンガン使ってアリタリア航空を助けてあげてくださいまし。
それにしても、一番大きな会社がFIATだとは・・・(黙)