旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

本日、購入した本

2006年10月28日 | 本と雑誌

表彰式の後、近くの紀伊国屋書店に行って本を購入。

「手紙」東野圭吾
「マドンナ」奥田英朗
「真相」横山秀夫
「スイートリトルライズ」江國香織
「今夜誰の隣で眠る」唯川恵
「永遠の朝の暗闇」岩井志麻子

最近、映画化された「手紙」が楽しみ。
それと、あの志麻子さんがノーマル分野に挑んだ意欲作(普通、逆でしょ~が!)も楽しみ。
それにしても、相変わらず代わり映えせぬラインナップ。ま、好きなのだから仕方無い。

下子カメは
「絶滅危機生物の世界地図」
リチャード・マッケイ著 武田正倫・川田伸一郎訳

を選んだ。
さっき、ちょっと読んだけど涙が出てしまった・・・。


クックちゃんを保護してくれた加園小学校の皆へ

2006年10月17日 | 人間じゃない家族

雨の中、ずぶ濡れになって震えていた烏骨鶏を保護してくれた加園小学校の皆が、その後の烏骨鶏がどれくらい大きくなったかなどを知りたがっていると、栄養士の先生から聞きました。

それなので、今日のブログは烏骨鶏・クックちゃんのご報告。

先ず、烏骨鶏の名前を「クックちゃん」にしました。
実は、ウチが烏骨鶏を飼うのはこれで2度目で、残念ながらこの春に死んでしまった烏骨鶏(板荷小学校で飼育されていた4羽の烏骨鶏の中で酷いいじめを受けてた子を引き取ったのです)の名前が「コッコちゃん」・・・なので、今度来た子には「クックちゃん」と名付けました。

クックちゃんは、毎日良く食べて、良く暴れて、良く鳴きます。
大好物は小松菜と茹でた栗。レタスやトウモロコシも良く食べます。

061017_15070002_1 061017_15060001

どうです?皆さんが保護してくれた時より大きくなりましたか?

061017_15040001 061017_15000003

【左写真】これはクックちゃんの家で、ウサギ用大型ケージに新聞紙と干草を敷いてあります。クックちゃんは新聞紙と格闘するのが好きらしく(笑)くちばしで激しく突付いたり、二本の足で蹴りを入れたりを飽きずにやっています。

061017_14580001_1 061017_14570002

【左写真】ケージから飛び出そうとして離陸態勢に入ったクックちゃん。床に敷いた干草を取り替える時などに、少しでも天井が開こうものなら、直ぐに羽ばたき出てしまうのです。鶏のくせして飛行上手なヤツです!
【右写真】まんまと外に出たクックちゃん。綿菓子みたいにフワフワでモコモコのお尻が可愛いですよね~。

061017_14560003 061017_15070001

【左写真】鉢植え植物だってお構いなしに上ったり、葉っぱを食べてしまったり!ヤンチャで困ったクックちゃんです。
【右写真】でも可愛いのですよね~。

・・・とまぁ、こんな感じです。 遠くから鶏の鳴き声が聞こえるや否や「やっ!お呼びですね!」とばかりに大声で鳴き返すクックちゃん・・・ちょっと自意識過剰?(笑)その他にも「クルルルゥ~クックゥ~」とブツブツ独り言をつぶやいてたりもします。

動物にはそれぞれの特徴があって、それぞれに可愛らしい仕草を持っていますよね。可愛がりながらよぉ~く観察すると、色々な発見や笑えるネタがあるので、毎日飽きません。

これで、このブログは終わりにしますが、最後に一つだけ・・・。
卵を産まない雄鶏は、捨てられてしまったり、雄鶏と判った途端に殺されてしまう事が多く、このクックちゃんも「卵を産まないし、大声で鳴いてうるさいから」との理由で捨てられてしまったのでしょう。
「動物なのだから、自然の中で自由に暮らした方が幸せじゃないのか」と言った意見もあるかもしれませんが、鶏は人に飼い慣らされた歴史が長いだけに、厳しい自然界でたった一羽では生き難いものなのです。それに、クックちゃんには両足の指に先天的な奇形があって(気付きましたか?)、そのハンデだけでも一羽では生きて行けぬ鶏だったでしょう。
あの日、雨の中でクックちゃんを助け、何とかして欲しいと必死になって先生に頼み込んでくれた皆・・・優しい子達。
皆のお陰でクックちゃんは、今でもこうして与えられた命を輝かせ続けていられるのです。

クックちゃんに代わってお礼を言います・・・本当にありがとう。


鹿沼彫刻屋台祭

2006年10月14日 | 仏教・仏像

東博講義第2日目に、張り切って行くぞ~!と、東武新鹿沼駅に着いたら・・・な、な~んと!今日・明日と行われる「鹿沼彫刻屋台祭」の中の目玉、鹿沼旧市内(勿論、後年に合併された旧板荷村は屋台を持ちませぬ)の各町内が有する彫刻屋台が一堂に会する「ぶっつけ」の真っ最中だった!
ワオ☆ラッキ~☆

061014_09070001 061014_09120002 061014_09110002061014_09090002

鹿沼市民になって○○年だけど、こんな間近でぶっつけを観たのは、これが初めて!
祭りの迫力と、日光東照宮を手掛けた左甚五郎の愛弟子が刻んだと言われる屋台彫刻の素晴らしさに、暫し茫然・・。
このまま祭り見物としゃれ込みたい気分にもなったけれど、やはり東博の講義が最優先。ちょっとだけ後ろ髪を引かれながら、ホームに滑り込んできた特急電車に乗り込み、昨日と同じく3時間強の講義を聴講。

そうそう、鹿沼と言えば、今回の東博の企画展に「鹿沼市栃窪の薬師堂にお祀りされる木喰作の薬師三尊像」が出品されている。
この薬師三尊像は木喰上人初期の作品で、木喰仏研究資料としての価値も高い優品。

さてと、明日はとうとう最終日!気張って参るぞ!


東博特別展「仏像~一木にこめられた祈り~」

2006年10月13日 | 仏教・仏像

さてさて、期待ワクワク待っていた東博特別展の3日間連続講座は本日より開始。

9時30分開館から夕方6時までのほぼ丸一日を東博で過ごせて、カメ至福の日。

企画展主題に関して言えば、一木彫像ってのは高い精神性が込められたものだけに、中々理解し切れぬものがあるのではないかと思う。
博物館で仏像を観るにしても、例えば「東大寺展」で見る仏像と今回の企画展で観るのとでは、仏像の位置づけも深さも違って来ようと思う。おこがましい物言いだけれど、来場する人達のどれくらいが企画側の意図を酌み取れるのかな・・って。
東博は随分と難解な企画展に挑戦したものだと思うわなぁ・・・。

それと、独立行政法人として収支を考慮せにゃならぬ哀しさからか、会場レイアウトがお粗末になっていたのには、ちょっと落胆。
これまでの様な「仏堂空間を再現する」「東博ならではの斬新性ある仏堂空間を作りあげる」みたいな意気込みを感じさせてくれるレイアウトは、この先もう望めないのだろうか?例えば、過去の「興福寺展」で見せてくれた仏道空間の再現では、実際の興福寺東金堂すらも超越した感があって、東金堂で拝するよりも御仏が御仏であらせられた気がしたものなのに。
奈良博に委託されている元興寺・薬師如来像が今回お出ましになっているのだけれど、奈良博で観る方が数倍宜しいのだよねぇ・・・御像の高さ調整、ライトの当たり具合など奈良博・常設展の演出の方が上手い。
幾ら何でも特別企画展だもの、もうちょっと何とかならないものかなぁ。

・・なんて、エラソ~に不満を書き連ねてしまったけれど、企画展も講演内容も良かった。
講演前にじっくりと観覧し、そして金曜日は「夜間開館」で夜の8時まで観覧出来るとあって講演後に再入場し、講演内容を噛みしめながら新たな思いで一木彫像と対峙した。

企画展内容&講演内容の詳しい処は、HP本編で「仏像巡礼4」としてご紹介出来る様に励んでみますので。ハハ・・

061013_09160001 061013_17480001

東博正門前に掲げられた大看板と、夜の本館。

061013_10420002061013_10420001

本館は明治15年に開館され、その後惜しくも関東大震災で破損し、昭和13年に再び開館した東洋風を強く打ち出したコンクリート建築。内部には、建物自体が陳列品かと見紛う程の気品溢るる装飾が施されている。陳列室を結ぶエントランスも、この通りの優美さ。気分は鹿鳴館のダンスパーティ招待客♪

そして、そのエントランスに何気に置かれた黒電話。未だ現役なのかな?

この様に、居るだけで楽しい東博。カメの第二の故郷。(笑)
これを手放してしまおうと言うのだから、一体どうなって行くのだ、この国は。


栗を半分こ

2006年10月12日 | 人間じゃない家族

烏骨鶏のクックちゃんと栗を半分こしながら食べた。

クックちゃんは栗と小松菜が大好物。
栗の皮を剥いて、大きな欠片をカメの口に、ポロポロになった方をクックちゃんに。

皮がパカッと剥けずに渋皮が残ってしまうと、剥くのに時間が掛かり、そんな苦労は知らぬクックちゃん「目の前にあるのに何でくれない?」とばかりに栗をせがむ。

終いにゃ、剥きかけの栗を奪おうとカメの手を突付いたりして。

「興奮しないで下さい!踊り子には触らぬ様、お願いします~!」
・・・下を向きながら渋皮と格闘しつつアホなつぶやきをするカメ。

クックちゃんと一緒に野外で食べる秋の味覚。
されど、感覚は限りなく脳天気。


つまらないなぁ・・・けど・・。

2006年10月10日 | 本と雑誌

昨夜読了した「悦びの流刑地」は、もう志麻子ワールド炸裂!ってな感じ。
エロとグロがてんこ盛りの素敵なオトナ絵本だった。(絵本と来たよ!さっすが40女!よゆぅ~)
で、もう読む本が無いなぁ・・困ったなぁ・・仕方が無いから電話帳でも読もうか・・などと考えていたら、セブン&ワイから「ご注文の本がご指定のセブンイレブンに到着しております」との通知メール。
ヤッホ!
・・実は、10冊以上の本を注文しながら、更に追加で洋楽DVDも注文しちゃっており、それも一緒に届いてるって。さぁ~てと、これで明日から思う存分、読書と芸術の(?)秋出来るぞ!
ちなみに、衝動買いした洋楽DVD2巻とは、MTV全盛の80年代ヒットクリップ集大成。あ~懐かしや~。

ところで、連休明けの今日から3泊4日で、下子カメは「自然体験学習教室」に出掛けてしまって居ない。
4日分の着替えやら何やらを詰め込んだ大型スポーツバックを文句も言わずに運びながら、背中に背負うリュックの中身の最終チェックをしながら、鼻歌混じりで嬉しそうに出掛けてしまった。玄関先で見送ったものの、一度もこちらを振り返る事なくスタスタと行ってしまった下子カメ・・・。
うっ・・・!哀しいじゃないかぁ!
どうやら、下子カメは年相応に親離れしているものの、カメの方が何時まで経っても子離れ出来ないらしい。
う~ん・・・4日かぁ、長いなぁ。
その間の無聊を慰める為にも、やはりDVD衝動買いは正解だったな。うんうん。


安息日2日目

2006年10月09日 | カメ見聞録・廃墟・遺構編

世は連休。
カメも連休。

昨日に勝る好天気に恵まれた今日。
こんな煌びやかな日の光溢れる日には・・・
一遍の陰りも無く、何処までも明るく冴え渡ったこんな日には・・・
程よく乾燥した空気と、時折渡り行く風が身も心も軽やかにしてくれるこんな日には・・・

主に打ち捨てられた哀しき空洞に魅かれてしまう。
隆盛の時もあったろうに、今ではその残滓だけを匂わせながら衰運の一途を辿るだけの建物が気になって仕方が無い。

光と影。

穏やかな秋の休日と廃墟。

前触れが長くなったけれど、「廃墟」・・この一言が言いたかっただけなのですわ~。(爆)

大谷RUIN。何度目かの再訪。

061009_14030002 061009_13560001

相変わらず素敵な「山○園」。
秋草越しに眺める姿も中々のもので。
写真右は、「山○園」近くにある廃ドライブイン。 061009_13570003061009_13580001

廃ドライブイン庭には、売れ残りの大谷石の灯籠などがそのまま放置され、店内にも細々とした土産物がそのまま置き去りにされていた。人の侵入を受けたり荒らされた形跡は無く、残された物々が定位置を保ったまま風化しつつある・・・そんな感じのサワヤカ物件。
061009_13580002 廃ドライブインの裏側。
大谷石の壁に古い窓枠が良く似合ってる。
そして、大谷石壁は青空とも良く似合う。

僅か30分足らずのプチ廃墟探索。
しかし、気になったのは今日みたいな絶好の行楽日和だってのに、大谷観音周辺を行き交う車は殆ど無く、観光客の賑やかな声を聞くことも無かった。
やはり、陥没以来街は冷え込む一方なのかな・・。
ま、だからこそ、こうして廃墟群が存在し、酔狂者を喜ばせてくれるのだけど。


カメ、セブンイレブン名称を考える

2006年10月05日 | 本と雑誌

昨日、東野圭吾を読了し、これから浅田次郎が選者になって編集された「せつない小説アンソロジー 人恋しい雨の夜に」を読み始める。
丁度今、窓の外は冷たい秋雨・・このタイトルにピッタリだわね~。
カメが人恋しい気分でいるかは別として。(笑)

この本に着手すると、残す未読文庫はたったの1冊・・・心許ない。
しかし、今日は体調不調で、本屋で棒立ちしつつ本選びする気力が湧かなかったので、“セブンイレブン受け取りで送料ゼロ円”のセブン&ワイブックスでネット注文した。
で、注文画面の最後に「どのセブンイレブンを指定しますか?」と出て来るのだけど、何せこの板荷にゃコンビニなんぞあるわけなく、従って「最寄のコンビニ」ってものが無い。なので、本が届く予定日に書道教室がある時は教室最寄のセブンイレブンを指定したりとテキト~にやってるのだけど、毎回思い悩むのが指定の際に必要な、

「セブンイレブン鹿沼○○店」の○○部分。

何度も言うけど最寄のコンビニも行き着けのコンビニも持たぬカメのコンビニの立ち寄り方は、「喉が渇いたので目に付いたコンビニに入った」か「何時も行く場所の近くにあるから何度か立ち寄った」なので、例えばそれが「セブンイレブン鹿沼上材木町店」なら、「市役所近くのセブンイレブン」としか認識してないのだなぁ。
それに、同じエリア内に2店舗あるとすれば、一つはそのエリア名を使って、もう一つは鹿沼西店とかってなるんだよね。
分からないって。
今日は、何時も行くウォーキング場所最寄のセブンイレブンを探したのだけれど、近距離に3店舗もあったものだから検索に手間取ってしまった。
で、目指す店舗名はてっきり「宇都宮駒生店」だと思ったのが、「宇都宮西店」だった。で、エリア名でなく「西」と言うからには、現存するセブンイレブンの中で宇都宮の一番西にあるのだろう・・と思ったら大間違い。更に西に1店舗あって、そこは「森林公園入り口店」だって!
だからさ、分からないっての。
でもさ、店舗が出来た順番にも寄るのだろうね。

・・・で、注文した本。

宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」「とり残されて」「人質カノン」
真保裕一「トライアル」
連城三紀彦「暗色コメディ」
高橋克彦「蒼い記憶」
伊集院静「受け月」「冬のはなびら」「眠る鯉」
鈴木清剛「消滅飛行機雲」
奥田英朗「延長戦に入りました」

ところで、奥田英朗「教授のヅラ」がメチャ面白い(毒を孕んだ奥田流の面白さだって)らしいのだけど、セブン&ワイには無かったなぁ・・・。