旧愚だくさんブログ

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カメ怒り心頭に達す

2013年02月27日 | ニュース

対馬で盗難の仏像「返還ダメ」=地裁が仮処分、外交摩擦も―韓国

時事通信
2月26日(火)21時22分配信

【ソウル時事】長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像について、韓国の大田地裁は26日、寺が仏像を正当に取得したことが証明されるまで韓国政府は日本側に返還してはならないとする仮処分決定を下した。聯合ニュースが報じた。返還を求めている日本側の反発は必至で、外交摩擦に発展する可能性も出てきた。
 仏像は観音寺が所有していた県指定文化財の「観世音菩薩坐像」で、朝鮮半島から伝来したとされる。他の仏像と共に盗まれ、1月に韓国人の男が韓国警察に逮捕された。
 その後、仏像は忠清南道のプソク寺で造られたと主張する市民団体がプソク寺への返還を求める仮処分を申請していた。
 決定は「観音寺が仏像を正当に取得したことが裁判で確定するまで、韓国政府はプソク寺が委任した執行官に仏像を預けなければならない」としている。地裁関係者は「完全に返還しなくてよくなったわけではない。決定が国際法上、通用するか検討も必要だ」と話している。



驚き桃の木コリアのキ(チガイ)

バカバカしくて話にならない。
な~んて呆れている場合じゃないっ!
竹島同様、強引に我が物にしようとしているではないか!

つーかさ、
「仏像を正当に取得したことが確定」
って、一体何時の時代まで遡るん?
場所が対馬じゃ下手すりゃ白鳳時代、天武、持統天皇まで戻るようだよ。
これぞ、コリアン式バックトゥザフューチャー?

まー、未だに秀吉のことを恨んでいるような国(国民)だから、白鳳まで戻るのはたやすいことかも知れぬが、
付き合ってらんねーよ!こんな国!

従軍慰安婦だって、国のために身を売った女性の話だろ。
日本はそれを唐ゆきさんとちゃんと認めているぞ。
何でもかんでも日本のせいにすんな、バカ!じゃなくてチョン!

盗人猛々しい、とはこのこった。
まったく最低な国だ。


ついでに八つ当たりしておくが、昨年大ヒットした映画「テルマエロマエ」、興行収入58億円だってのに、原作者ヤマザキマリさんにはたった100万円だってな。
まったくどこまで悪どいのかフジテレビ(を始めとする製作委員会)

だいたいさ、原作では日本に昔からあるザラザラ手ぬぐい(化繊のやつ)でおじいちゃんの垢すりする場面を、映画では韓国アカスリ(丸いやつ)で背中をこすってた。
こんなにバッシングされながらも平然と韓流ゴリ押しする厚顔無恥なフジテレビ。
お台場はリトルコリアか?隕石落ちろや。 ヽ(`Д´)ノコラコラ!


こんなのとあんなのが隣国だなんて、つくづく我が国は不幸だと思う。
個人ならば、隣家だろうが隣室だろうが隣床だろうが、気が合わなきゃ付き合わない。
隣国同士もこうありたいもんだ。


観音さま、返せ!!!
経典も返せ!


「村の女は眠れない」

2013年02月05日 | 本と雑誌

昔、新聞第一面の下段(広告枠)に、こんな写真集の広告が頻繁に出ていたのをご記憶だろうか。

「村の女は眠れない」

ネットなど未普及、AVどころかビニ本が究極のエロだった時代の写真集だったと思う。
まー、子供ながらにも
「オトナのお楽しみ本」
だと想像がつき、そしてまた村の女とエロの結びつきに違和感を覚え、しかし
「この違和感がオトナには良いのだろう」
ってところまで想像していた。 ←マセガキ

・・・で、何故か今、そう、たった今、その「村の女は眠れない」が頭に浮かんだ。
「あの写真集、まだ出版されてるんかいな?」
とネットで検索したら、この詩がヒットした。


村の女は眠れない

草野比佐男

 

女は腰を夫に預けて眠る
女は乳房を夫に預けて眠る
女は腰を夫にだかせて眠る
女は夫がそばにいることで安心して眠る

夫に腰をとられないと女は眠れない
夫に乳房をゆだねないと女は眠れない
夫に腰をもまれないと女は眠れない
夫のぬくもりにつつまれないと女は眠れない

村の女は眠れない
どんなに腕をのばしても夫に届かない
どんなに乳房が熱くみのっても夫に示かせない
どんなに腰を悶えさせても夫は応じない
夫が遠い飯場にいる女は眠れない

村の女は眠れない
眠れない夜ごとの夫への思いはつきない
沼のほとりの乾草小屋への記憶が遡って眠れない
あぐらの中に抱いて髪につく草くずを拾ってくれたぶきようで優しい指はここにはない
村の女は眠れない ひとりの夜は寒い

村の女は眠れない
納戸を内側から錠をおろしても眠れない
だれの侵入を防ぐのでもない
熟れきったからだが戸を蹴破ってふぶきの外にとびだすのをおそれて眠れない
眠れない女を眠らす方法は一つしかない
ぴったりとからだを押しつけて腕を乳房を腰を愛して安心させてやるほかはない
そうしないかぎり女は眠れない
村の女は眠れない

村の夫たちよ 帰ってこい
それぞれの飯場を棄ててまっしぐらに眠れない女を眠らすために帰ってこい
横柄な現場のボスに洟ひっかけて出稼ぎはよしたと宣言してこい
男にとって大切なのは稼いで金を送ることではない

女の夫たちよ 帰ってこい
一人のこらず帰ってこい
女が眠れない理由のみなもとを考えるために帰ってこい
女が眠れない高度経済成長の構造を知るために帰ってこい

帰ってこい 自分も眠るために帰ってこい
税金の督促状や農機具の領収書で目貼りした納戸で腹をすかしながら眠るために帰ってこい
胃の腑に怒りを装填するために帰ってこい
装填した怒りに眠れない女の火を移して気にくわない一切を吹っとばすために帰ってこい
女といっしょに満腹して眠れる日をとりもどすために帰ってこい
たたかうために帰ってこい

帰ってこい 帰ってこい
村の女は眠れない
夫が遠い飯場にいる女は眠れない
女が眠れない時代は許せない
許せない時代を許す心情の頽廃はいっそう許せない



正直びっくりした。
こんなに良い詩だったなんて。
こんなに反社会的だったなんて。
自分が無知なのは重々承知であるが、こんなにヘヴィな詩だとは思わなかった。
いや、それ以前に詩人が書いた詩だとすら知らなかった。

それにしても良い詩だなぁ。
梶井基次郎「檸檬」、中原中也「月夜のボタン」以来の感動。